ロルフィング体験記


 M.T.さま(40歳、女性、雑誌編集者)

 

ロルフィング体験記

  

はじめに

 

 2014年4~7月まで、ベーシック10シリーズを受けた。当初、ロルフィングに関する知識はゼロ。事前に仕入れた情報をなぞるようにセッションを受けるのはもったいない気がしたので、「せっかくゼロベースなんだから、身体でロルフィングを体験してみよう!」とだけ決め、敢えて知識は入れずにセッションに臨んだ。

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ロルフィングを受ける前の自覚症状は、首と肩の慢性的な緊張と凝り、それに伴う頭痛、上の子の出産後から続いている仙骨の違和感、生理前の腰痛と頭痛、胸のつかえなど。特に、首の緊張はひどく、常にカチカチに固まっていて、押しても指が入らないほどだった。定期的なストレッチやリンパマッサージは心がけていたが、怠ると頭痛が待っているから続けているようなもので、状態が改善されることはなかった。

 

 

全体的なこと

 

 セッションは全体を通じて、とても心地いいものだった。いつも穏やかな空間と雰囲気を用意してくれた。子どもが2人いて仕事もしていたので、日常の騒がしくて忙しない空間から切り離され、ゆっくりと自分と向き合える時間がありがたかった。

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 ボディーワークは、触れてるか触れてないかわからないくらいの強さで、時折そっと触れるというスタイルだ。でも、触れられた箇所から身体の内側に向けて、何かが伝わってくる。その方向性や伝わり方はその都度異なっていて、まっすぐに身体の中心に向かって震動が伝わってくる場合もあれば、波紋が広がるようにふわーっとあたたかさが広がっていったり、水面にぽつぽつと雨が降るように、身体のあちこちで反応が感じられたり。気か何かを送っているのかと思って聞いてみたのだが、「エネルギーワークではない」とのことで、どうやら触れられた刺激に対する私の身体の反応のようなのだが、最後まで不思議でならなかった。

 

 

身体の変化(1~3回)--気管の拡張と足裏の感覚

 

 1回目のワークの終わり頃、突然気管の一部がポンっと小さくはじけたような気がした。セッション後に深呼吸すると、気道が広がって太くなったような感覚があった。普通に息を吸っても、空気がどばっとたくさん入ってくる感じ。おぉ、何だこれは!

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 2回目のセッションではワークが終わり、床に足をついて立ち上がった瞬間、足の裏に床が吸いついた。「何これ!」と思わず叫んでしまった。足の裏の感覚がものすごく繊細になっている。歩いてみると、足の裏が床に吸いつくというよりも、床が足の裏に吸いついてきてるような不思議な感触。セッション前後のあまりの変化が衝撃的だった。
 3回目のセッションではそれほどの変化は感じられなかった。ただ、1~3回を通じて、足の付け根や足首などの関節や骨盤など、身体の各部分の稼働域が少しずつ広がっているような気がした。また仕事中も、「このままの姿勢で仕事を続けたら、後で首が大変だな」など、疲れる前に気づくことができるようになっていった。

 

  

身体の変化(4~7回)--緩やかな変化の時期

 

 セッションそのものは心地よくて快適だったが、1~2回目に感じたような急激な変化はなかった。ただ、6~7回目あたりに左右の肩甲骨の間に手を触れてもらっていた時、身体全体があたたかさで包まれるような感覚があった。「人の手ってすごいなぁ、あったかいなぁー」などと感じ、この時はただそのぬくもりに感謝したのだけど、これは9回目以降に現れる変化の前触れだった。 

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 そのほか、関節の稼働域は以前よりももっと広くなったほか、下半身が少しずつ安定してきた。また、肩の力が少し抜けたような気がした。

 

 

身体の変化(8~10回)--激変! そして解放

 

 9回目のセッションの最中、肩甲骨の間に手が触れている時、涙がどーっとあふれてきた。「あれっ涙が出てる!」と思った瞬間に、感情が込み上げてきて胸が苦しくなった。人前で涙することなどなかったので正直とても動揺したのだが、「この流れを無理に止めない方がいい」という確信もあって、流れるままにまかせて落ち着くの待った。

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 9回目のセッション後の身体の変化は劇的だった。まず、背中の感覚が戻った。それまで、背中に感覚がないということにさえ気づいていなかったことに気がついた。そして、背中の中央、胸との間に凝り固まった塊のようなものがあるのを感じた。多分、これまで感じてきた胸のつかえはこれだったのだと思う。背中側の感覚がなかったから、胸側からしか鈍い痛みを感じられていなかった。この塊がゆっくりと溶けていった。最初は風邪のひきはじめのような悪寒、次に筋肉痛のような揉み返しのような痛み。時折、筋を違えた時のようなピキッとした痛みが走ることもあった。
 背中の塊が溶けていくのと同時に、首の表面の緊張がほぐれていった。首の両サイド、リンパの辺りはいつもパンパンにはっていたところだ。そこがふかふかになった。過去20年間何をやってもダメだったのに! 首の付け根、後ろ側も驚くほど柔らかくなった。指が入るようになった!
 最終セッションを受けた後も変化は続いている。背中の塊はもうほとんど感じない。首の側面奥の大きな筋肉と、肩上部の筋肉は、セッション9の後もまだ固いままだったが、これが柔らかくなった! ふっかふかになってる!
 仙骨と骨盤、股関節周辺の調整はまだ続いている。ふとした時に、パキッとか、ポキッとかなるし、伸ばしたりひねったりしたい衝動が自然に出てくるので、その時はその衝動に従うようにしている。もともと右側の股関節がずれやすい悩みがあったのだが、最終セッション後に初めて左足の股関節がずれた。変化の過程の一反応だと思ってそのまま経過をみていたら、2~3日で違和感はなくなった。仙骨と骨盤、股関節周辺は今も変化の途上にあるが、前より確実に安定してきたのを感じている。
 そのほかでは、生理痛が楽になった。セッションを受ける前は、頭痛、腰痛、倦怠感がきつかったのだが、今では頭痛と腰痛はほとんどなくなり、倦怠感もだいぶ緩和された。

 

  

総括

 

 ロルフィングとは本当に不思議なものだと思う。軽く触れるだけなのに、なぜ骨格まで調整されるような大きな変化が起きるのか、まったく理解できない。 

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最初に知識から入らなかったのは正解だった。セッション中はもとより、セッションを受けていない時も、何も知らないからこそ意識を身体に向けるしかなく、結果的に身体(の反応)にとても集中することができたからだ。
当初は首や肩の痛みからの解放を一番に望んでいた。でも、実際はそれ以上に大きな変化をもたらせてくれた。背中の感覚を取り戻すことで、背中のぬくもりが感じられるようになり、安心感まで得られるようになった。
私の身体はロルフィングを通じて劇的に変化した。まるで何かの呪縛から解放されていくみたいだと感じた。そして、その変化は今も続いている。

変化の機会を与えてくれた岡田さんにはとても感謝しています。セッションそのものはもちろん、日常におけるアドバイス、さまざまな現象についての解説などにもとても救われました。本当に、本当に、どうもありがとう!

 

 K.K.さま(女性)

 

《一部抜粋》

四十肩や右半身全般に痛みがある状態で通い始め、1年をかけて全10回の施術を行っていただきました。それ以前には整体や、カイロプラクティック、鍼灸などあらゆる施術を受けてきていましたが、一時的に痛みがなくなってもすぐに元に戻り、総合的には年々悪くなっていました。通い続けるしか選択肢がないけれど、根本解決につながっていないことに不安を感じていました。

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〈ロルフィング 体験記〉

四十肩や右半身全般に痛みがある状態で通い始め、1年をかけて全10回の施術を行っていただきました。それ以前には整体や、カイロプラクティック、鍼灸などあらゆる施術を受けてきていましたが、一時的に痛みがなくなってもすぐに元に戻り、総合的には年々悪くなっていました。通い続けるしか選択肢がないけれど、根本解決につながっていないことに不安を感じていました。

ロルフィングは”元に戻りません”と最初に説明があった通り、施術の効果が積み重なっていく感じがありました。いつの間にか身体に痛みがないことが普通になってきて、身体が軽く、楽になりました。疲れにくくなり、疲れても寝たらサクッと短時間で回復するようになりました。

姿勢については、ロルフィングを受ける前は意識して真っ直ぐ立とうとする自分がいる反面、どういうバランスで立てば良いのかわからないという感覚がありましたが、今は意識しなくても常にあるべきバランスで立てているという感覚があります。

同じロルフィングでも施術される方によって方法が違うそうですが、岡田さんのアプローチは身体に軽く触れるだけで身体が大きく変化するものでした。何がどのように反応してそういった現象が起こるのか最後まで不思議でしたが、一連の施術をお願いする前に自分の身体が必要だと感覚的に感じていた変化を施していただいたと感じています。

貴重な経験を、本当にありがとうございました。

 

 N.Y.さま(女性)

 

《一部抜粋》

セッションの最中は深く寝ていて、あまり記憶がありません。ある時は、岡田さんが触られている足から、あたたかな緑の波が打ち寄せてくるようなイメージを受けました。またある時は青くて静謐な深い水の中に沈んでいくように、眠っていました。 のちに旅行で柿田川湧水(写真)に行き、ああ、こんな感じだった、とイメージと現実が一致した気がしました。

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きっかけ
岡田さんのロルフィングは2023年の年始に初めて受けました。初めて体験セッションを受けた時、自分のからだの周りに膜があるような不思議な感覚があり、これはなんだろう?ベーシック10シリーズを受けることにしました。

ベーシック10シリーズ
セッションの最中は深く寝ていて、あまり記憶がありません。ある時は、岡田さんが触られている足から、あたたかな緑の波が打ち寄せてくるようなイメージを受けました。またある時は青くて静謐な深い水の中に沈んでいくように、眠っていました。

のちに旅行で柿田川湧水(写真)に行き、ああ、こんな感じだった、とイメージと現実が一致した気がしました。 不眠気味で脳が休まらない日が多かったので、よく眠れてからだが休まりました。

終わって
劇的な変化、というものはありませんでしたが、時間は流れていて、こだわっていることも、流れていくんだなと、穏やかな気持ちが起こりました。また、岡田さんの静かな落ち着きと、自由な佇まいから、人生はいろいろな選択肢があるんだなと、あらためて気がつきました。

 

 R.F.さま(女性)

 

《一部抜粋》

目の前のことをひとまず受け止め、できることなら手放してにっこり笑って、ただ変化を見守ってみよう、と思うようになりました。そう、これが私には、なかなか出来なかったのです。相手をどうにか変えてやろう、こう感じさせてみたい、自分は絶対にこうしたい、あんなふうにはなるまい……そんな強い欲望と不足感が常にあり、ちょっとしたことで落ち込み、不機嫌になって。 それが、イライラすることは格段に減りました。毎日が愛おしく、子どもたちにも、光を感じるような変化が起きています。

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10月の終わり、とうとう最後のセッションが来てしまいました。ふと思い立ち、出がけに以前の記録をざっと読み返してみたものの、なんだか気持ちがソワソワと落ち着きません。ロルフィングがどういうものかもわからないまま、時に何ヶ月も間が空いたりしつつ、ここまで来てしまったなあ……そんなふんわりとした感覚のまま、岡田さんのところへ向かいました。上着は必要ながら、比較的あたたかく、穏やかな秋の日でした。
「最後ですねえ」「最初は、いつだったんでしたっけ?1年前くらい?」「うーん、どうでしたっけ?」「忘れちゃいました」……お互い、そんな感じです。「最初」が「いつ」だったか、季節さえ思い出せないなりに、最初よりもずいぶん素直に話せる相手になっていることだけは、確かに感じていました。

「前回は5月ですね」と確認され、5ヶ月も空いていたことに自分がびっくりでした。後半は随分ゆっくりペースになっていたのです。「その後いかがですか」「次はいつ頃にしますか」などのご連絡が一切ないのも、実に岡田さんらしいです。
お会いしていない期間も「セッションの間隔は人それぞれ」「間があいても(10シリーズの効果に)影響はない」という岡田さんの言葉を信じる気持ちがあったこと自体、今思うと、心配性の私の根っこをほぐし、「大丈夫」という栄養を与え続けてくれていたんですね。これってすごいことだなと思います。

セッションが始まってまもなく、足先から胸のあたりまで、一本の線が通る瞬間があったことを覚えています。毎回似たようなことが起きるのですが、毎回驚くし、不思議で、ほんのりと嬉しい感覚です。その後は眠ったり目覚めたり、意識があったりなかったり。岡田さんがロルファーとして触れてくださっていることは、もう私にとっては、自然すぎていました。緊張感はまったくなかったし、外から聴こえる小鳥のさえずりのほうが記憶に残っているのが、それを物語っています。
とても深いところから目覚めてまどろんで、このままずっと横になっていられそうでした。身体をゆっくりと起こす時には、幸福感に包まれていました。

ところが、ベッドから降りて椅子に腰かけると、勝手に気まずくなりました。何か振り返りやまとめを話したくなる自分と、そんなのどうでもいいよと思う自分と、やじろべえのようにゆらゆらするのです。前者のほうにやや傾き気味で、「最初の頃は……」と記憶を辿ろうとしました。それもそれ、なのですが、そうして過去のことを掘り返すことよりも大切なことがあるんだと、もう気づいていました。

10シリーズでお世話になった1年8ヶ月の間、身近な友人や夫も含めた誰よりも、私は岡田さんに、自分の感じていること、考えていることを、ありのまま、包み隠さず、素直に語っていました。「今」を感じ、次にやってくる「今」をまた感じる、生きるのはその連続だと思うと、湧き上がってくる想いをその場で受け止めてもらうことが、どれだけ有難いことだったかと思います。

その日の帰り道は、ちょっと真面目にあれこれ話そうとしすぎたな、とも正直思ったのですが、そんなちっぽけなひとり反省会なんて、どうでも良いことだった、と思うようなことが、その後、待ち受けていました。

軽井沢の自然の中で、極寒キャンプを体験した11月。
夫が流行りのものに罹り、3日後には私、1週間後には子どもたちと、家族で丸2週間、家に缶詰になった12月。
どちらも、意図せず人生観が変わった出来事でした。後者は首の痛みから始まり、立てないほどの高熱、懐かしい目眩、脚や胸の痛み、耳の奥の痛みとオンパレード。さらに嗅覚と味覚がゼロになり、喪失感に包まれながらも、周囲からの支えをシャワーのように浴びて、満たされて過ごしました。
家族との、これまでにない、これから先ないかもしれない、くらいの、とても濃密な時間でした。
夫は、社会復帰2日目になんとか参加したワークショップ先で岡田さんと出会ったそうです。神様は面白いことをするものですね。

物質的なことでは、結婚指輪を紛失。知らないうちに指から抜け落ちたらしく、見つからないのですが、不思議と落ち込んでいません。
身体はまだ回復途中で、じっくりと向き合っていくつもりですが、身辺整理をしたくなり、持ち物をどんどん手放しています。

すべて、10シリーズを受けた流れが続く中で起こったものなのだと感じています。でも、「何が起きたか」「それらは幸か不幸か」「こうするべきだ」ではなく、目の前のことをひとまず受け止め、できることなら手放してにっこり笑って、ただ変化を見守ってみよう、と思うようになりました。そう、これが私には、なかなか出来なかったのです。相手をどうにか変えてやろう、こう感じさせてみたい、自分は絶対にこうしたい、あんなふうにはなるまい……そんな強い欲望と不足感が常にあり、ちょっとしたことで落ち込み、不機嫌になって。
それが、イライラすることは格段に減りました。毎日が愛おしく、子どもたちにも、光を感じるような変化が起きています。

この文章を書いているのは、2022年大晦日の早朝です。セッション10の後2ヶ月も経ってしまった、岡田さんをお待たせしてしまった、と申し訳なく思うこともできるし、色々あっての最適なタイミングに書けてよかった、と思うこともできます。どちらでも選べる、そんな余白があることを、今静かに祝い、感謝したいと思います。


・・・
全10回、本当にありがとうございました。
来年も、たまにひょっこり、受けに行くと思います。
どうぞよいお年をお迎えください。

 

《9回目までの感想》

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体験セッション

(体験)
目眩から始まり1ヶ月半ほど体調が優れず悩んでいたところ、友人からの紹介で岡田さんのことを知りました。初めて伺った日は、衝撃的な体験をしました。
心臓がドクンッと何度か波打つような感覚があったり、触れていただいている足の方から首のほうまで何かが流れる感覚、これまで何も感じたことのなかった耳の奥にじんわりとした痛みが生まれたり、また、長らく痛みを感じていた部分と左右反対側のところに違和感を感じたりと、次々と不思議なことが起こりました。
眠ってもいい、とはじめに言われていましたが、驚きと緊張の中で、深呼吸をするのが精一杯。「何?」「今、ここをこう感じてるんですけど」「えっ」「面白い…」などと、(聞かれてもいないのに)呟いていた気がします。岡田さんは「そうですか」「うん」と、ただ受け止めてくださって、「どうしますか?続けて大丈夫ですか?」と確認してくださり、安心感をもって受けることができました。
最後に頭部に触れていただいている間は、感情の変化がありました。あたたかく、やさしく、うれしいのに、恥ずかしいような切ないようなありがたいような。
終わってから、感じたこと思ったことをたくさん喋りましたが、分析癖のある私は今思うと「答え合わせ」をしたかったのです。でもやはり岡田さんは「そうでしたか」と、時ににこやかに、時に真顔でおっしゃるだけで、そのフラットな姿勢にハッとさせられました。ジャッジしたり答えを教えたり、正しさへ誘導したりを、一切しない方なんだ…。そうしてただ受け止めていただいている中で、だんだん自分の話す言葉が薄っぺらく感じてきました。私は今回の体調不良以前、子ども時代から様々なことに敏感で苦しさを感じやすかったため、様々なことを学んできたものの、結局「わかったようなつもりになっていること」ばかりです。実体験として腑に落ちたこと以外は、ただの知識であって借り物の言葉。そんな借り物の言葉どうしを掛け合わせて、正しさはこれ、答えはこれ、と判断し、振り分ける癖がいつのまにかついていたことに、この時気づかされ、愕然としました。

岡田さんには一度だけ「起こることや感じることは、問題としてフォーカスするとそこから抜けられなくなってしまう。すべては過ぎ去っていくものとして捉えて」というようなことだけ言われ、また目の覚めるような思いでした。

その日の帰宅後、家の中の空気が全くちがって感じたのが印象的でした。いつもは、やらなければならないことだらけで重たく感じているのに、明るくて軽くて、場全体が自分の味方のような感覚。心はとても穏やかで、家族にもとても丁寧に接することができました。
岡田さんとの出会いを、心から嬉しいと思いました。


セッション1

(10回コースのセッション1)
体験からセッション1までの間は、引き続き耳の奥に嫌ではない程度の痛みを時々感じることがあったり、怒りと悲しみの感情が噴出したり、落ち込んだりしました。目眩はいつのまにか消えています。
岡田さんへの信頼があり、初回に比べて私の気持ちはリラックスしていました。セッションが始まると、前半は咳がたくさん出ました。そして(すっかり忘れていましたが)、数日前に痛かった膝のあたりに、もやもやと変化を感じ、そして消え去って行きました。それはとてもやさしく、幸福感さえ感じる体験でした。「自然治癒」という言葉がありますが、まさに自分の中にある治癒力を、岡田さんが引き出してくださっていることを実感したのです。
その後はスーッと身体が沈んでいくような感覚が何度かありました。多分眠っていたのですが、普段の睡眠とはまったく違っていて、目覚めた時に「起きていたような気もする」というのが不思議でした。
岡田さん曰く「かなり深いところに行って帰ってきた」という様子だったらしいのですが、自分ではよくわかりませんでした。
終わって腰掛けると、前回の時のように色々喋りたくなるかと思いきや、何か喋ろうとすると、ただただ頭の中が真っ白で、何も出てこないのです。頭が真っ白と言うと、気まずいシチュエーションで使うことの多い言葉ですが、この時は不安や焦りは感じず、少し黄色がかった白い光で包まれている、本当にそれしかない、言葉がない…ただただまっすぐに白い。それ以上でも以下でもない…。ある意味、放心状態でした。
少し経ってから、動かない頭をむりに動かそうとする自分を感じました。また分析や答え合わせをしたくなったのです。でもそれは、いつものような強烈な欲求ではありませんでした。
知りたい、掴みたい。まあいいか。もやもやするなあ。でもいいんじゃない。
ぼうっとする中であっちとこっちと行き来して、よくわからないまま、セッション1を終えました。
今回はセッションから帰宅まで時間があったためか、帰宅後に前回のような「家の中が違って見える」ということはなかったのですが、鏡で自分の顔を見ると、いつもは険しくなりがちな目つきが、やさしくとろんとしていて、別人のようでした。苛立つ場面もありましたが、全身燃え滾って怒る、ではなく、不思議と目の奥は座っているというか、自分の中に安定した呼吸とリズムのようなものを感じました。



セッション2

雨の降る冷え込む日でしたが、到着するとお部屋をじゅうぶん温めておいてくださって、それだけでホッと緩みました。
前回から今回までの間には、自分の中に大きな気づきと、深い穏やかさがうまれていたことと、身体的には首の寝違えがあったもののすぐに治ったことを伝えた後、安心感の中で施術が始まりました。
前半は、まず胃のあたりがポンッと動いた感じ。その後、お決まりの咳。喉のところで粘液が絡むような咳でした。
ぐるぐる考え事がやまず、なかなかリラックス状態に行けない時間が、前回より長かった気がしますが、ふと気づくと、下に下に沈み込む感覚を覚えました。呼吸も深くなっていたと思います。意識がとんで、眠っていたのかもしれません。が、起きていたような気もします。考え事はとまっていて、感情も「無」のような状態でした。
途中、突然歯がカチッと音をたてて、驚いて我に返った瞬間がありました。一度だけでしたが、何かのスイッチが押されたような不思議な感覚を抱きつつ、また目を閉じ、いつのまにか沈み込みました。
頭部に触れていただいている時には、岡田さんの呼吸が聞こえました。だからどうということもなく、心が乱れることもなく、「ただ、聞こえている」。
自分も含め「人間が呼吸をしている」という事実だけを味わっていました。
そのうち、前回と同じく左側の後頭部が痛み出しました。前回は手を触れるとそこに吹き出物ができていたのですが、今回はなかったです。
そういえば、できてはひっこみ、また別の所にできてはひっこみ、を繰り返していた頭部のあちこちの吹き出物は、ここ1週間ほど、すっかりなくなっていました。

施術後、静けさの中で思うことをぽつりぽつりを話し、聴いていただきました。自分を満たしていなければ人に優しくはできない、とはよく言われます。でも「満たす」ということが、「あれをすれば満たされる」「これを手に入れれば満たされる」と、どんどん加えて広げてという方向に行きがちだった私。この時に、そうではなくて、「引き算していくこと、削ぎ落としていくほうが、自分を満たすことにつながるのではないか」と、ふと思いました。
岡田さんのおかげで「素」の自分を引き出されているのかもしれません。ただ生きているだけで、充分だ…という心地がしてくるのです。その想いじたいが、自分に豊かさをもたらしてくれます。
自分の中に、もう充分、ある。
悲しい、嬉しい、といった感情ではなかったのに、涙が出てきました。最初は左目だけ。そのうち両目から。「頑張ることをやめたい」という本音が、ぽろりと出ました。
終了後の半日は、身体が手足の指先までずっと身体がポカポカと温かく、就寝まで持続していました。


セッション3

体験と1回目、2回目より少し間があいた3回目。
これまでは毎回、ひとりで静かに過ごす時間を持ち、ほぼ身体を動かすことなくセッションを受けるという流れでしたが、今回は仕事後(接客業)。特に職場が賑わった日で、身体も動かしたし、多くの人とやりとりをした後でした。
疲労もありつつ、ハイな状態で岡田さんのところへ伺いました。

いつもながら、シンプルなお部屋の中に入ると、とてもホッとしました。
半日たくさん動き、歩いてきた後だったのに、
改めて「歩いてみて」と言われて室内で歩き、
「どこか気になるところはありますか?」と聞かれた時に初めて、左の股関節あたりに音が鳴るような違和感があることに気づきました。

仰向けになり、深呼吸。
足に触れていただきながら、リラックスして身を委ねている自分がいました。
とはいえ、午前中の刺激が体内に巡っていることを実感。
しばらくの間、身体じゅうがビリビリとしびれる感覚がありました。
自分の身体で起きていることを、どこか客観的に感じる時間。
あらためて、今日私は頑張ったんだなあと思いました。
仕事後、そのまま帰宅していたら気づかなかったかもしれません。
しびれは、いつまでも続くかと思われましたが、ある時フッと意識がなくなったようです。
次に気づいた時は、とても深い眠り、休息から戻ってきたような感覚でした。

その後は、触れられていること、自分が起きていることを感じながらも、眠っているような?夢なのか?前日に気になってモヤモヤしていた出来事に関わるイメージが、見えていたりもしました。
また、突然右胸のあたりで「ポンッ」と何かが弾けるような音がしました。

だんだん後頭部中央に痛みを感じてきたところで終了。
起き上がり、しばし茫然。
立ち上がって、ゆっくり歩いてみると、重心がどっしりと下がっている。しっかり地に足がついている。施術前とは全然ちがう身体のように感じ、驚きました。股関節の音もありませんでした。

そういえば、毎回前半に必ず咳が出ていましたが、今回出なかったのは、午前中に身体を動かしていたせいなのか…わかりませんが。
また、口を開けるたびにカクカク鳴っていた顎関節の音が、最近気にならなくなっていることにも、今回終わった時に気づきました。

前回から今回までの期間、身体的にも精神的にもしんどいことが続いていました。でも3回目の施術を受け、最近の色々なことを振り返って、
こんなことがあったとか、
忘れたり流したりしていたけどそういえば、
などなど、
岡田さんに聴いていただいていると…
意識とは別のところで(内臓とか、神経とか)、自分の身体が「生きる」ために、排泄したり巡らせたりーそれは私にとっては痛みとか痒みとかで「嫌悪感」として扱うものになっていたけれどー大切なことをしてくれているんだなあ、ありがたいなあ、という想いがわいてきました。

めまいが始まった頃から2ヶ月ほど(めまいはもうすっかりありません)、運動も怠っていて、すっかりだらけた身体になっているのもちょうど気になっていたところ。
春だし、そろそろ動き出そうかなと、おかげさまで明るい気持ちになりました。

翌日から、しばらく感じていなかった右耳の奥の痛みが、時々感じられています。岡田さんのセッションの後、かならずこれが起こるのが不思議です。これもきっと、何かを調整している証なんだろうなと思っています。

あたふたしないで、「そうなんだな」と見守れる姿勢を持てる自分が心地よいです。我が子に対しても、そうあれたらと思います。


セッション4

4回目のセッションは、多忙を極めた春の始まり、今思えばとてもありがたいタイミングに予約ができていました。やること満載で毎日ヘトヘト、怒ったり嘆いたりする時間さえ惜しく、こなしていくしかないという状況が、少しだけ落ち着き始めた日で、岡田さんのところに伺うのがとても楽しみでした。
前回からの間は、カラダのことに気持ちを向けることがあまりなく、岡田さんと向き合ってから「耳の奥が痛むことがあった」「そういえば腰が痛い日があった」とぽつりぽつり、思い出していました。
最初に室内で歩いた時は、右側に傾いているような気がしました。
長らく頭の中が忙しかったので、前半はしばらくの間、したことやこれからすることなど、タスクがぐるぐる。前日は9時間ほど睡眠をとったので、今回はセッション中ずっと起きているかも、と思っていましたが、いつのまにか意識がとんでいました。
呼吸は落ち着いていて、咳き込むこともなく、気持ちのよい目覚めでした。とてもスッキリ感があり、心も晴ればれしていました。
起き上がって立った時に、重心がどっしりと下にあることを感じて驚きました。さっきまでは、ものすごく浮ついていたということに、その時初めて気づきました。頭ばかり使っていたからでしょうか。同じカラダとは思えないほどで、なんだか面白くて楽しい気分です。
様々な変化が起こった1ヶ月を乗り越えての新生活真っ只中。ふとセッション1の時を思い出すと、めまいをはじめ、精神的なストレスが強く、思い悩んでいたなあと、ほんの2ヶ月ほど前のことなのに、ずいぶん前のことのように振り返りました。
パートナーと「わかりあいたい」という想いが強すぎたこれまでの自分に、気づいてきたところです。白黒どちらかに決めないと気が済まない、という気質にも。
セッションを受けてきて思うのは、カラダはあくまで自然の一部なんだということと、そんなにはっきりとした答えをくれるわけじゃないし、正解もないということ。
岡田さんをただ信頼し、ゆだねることができる。そして起きたことを、ただ受け入れる。それ自体が私にとって贈り物のような時間だと思います。


セッション5

はじめに5回目ですね、と言われて不思議な感じがしました。「5」という数字が、少ないのか多いのか。10回のうちの半分ではある。岡田さんと初めてお会いしてから今日までの期間が、短いのか長いのか。どちらともとれました。特に意味もないようなことですが、なぜだか印象深いシーンでした。
あと半分で終わりと思うと、不安な気持ちを感じなくもないのですが、体験や初回の頃を改めて思い出すと、けっこう変わってきていることに気づき、少し驚きます。
子育てコミュニティだけで暮らしていると(そのコミュニティにいられること自体が幸せであるのは大前提として)、「もっと社会で自分を活かして役立ちたい」という欲求が満たされていないため、自分の存在価値に自信がなくなっていくような感覚がありました。
でも、社会の歯車の中にいてもいなくても、私の体は、日夜動いて、確かに止まることなく生きている。その生命維持の繰り返しの中で、実はすこしずつ色々な調整がされながら、思考も行動も変化していたようです。
これに気づくと、存在価値という言葉じたい、使ったりイメージしたりするのがナンセンスな気がしてきます。
前回から今回までは、あまり自分の体のことを気にしておらず、痛みや違和感などを感じることも、悩むことも、ほとんどありませんでしたが、自分よりも子どもや夫を優先することが多く、とにかく意識が向いていなかっただけなのかもしれません。疲れは溜まっていました。
セッションの始めはホッとして穏やかな気持ち。早い段階で意識がとんで、戻ってきた時にはとてもスッキリと、視界も心も明るくなっていました。どこかへ行って帰ってきたような、その間は体が透明になっていた気がしました。短く感じたのですが、実はこれまでより長めだったとのことで、意外でした。とにかく気分が良かったです。
セッションが終わると、どっしりと重心が下がって、踏みしめるような感覚が心地よかったです。ふと、「あり方」のようなものを少し考えさせられました。いかに自分が他人軸で生きているか、答えを白黒どちらかに決めたがっているか、といった癖を、痛感した時間でもあります。
誰かがこうだから自分はこうする、誰かがああ言うから自分はこう言う。相手がこうしたからこうなった、なんて責めたくなる。そこから抜け出したところに本来の自分がいるのかな、と思いました。その自分と深くつながる時間が増えていくことが、ラクに、そして「素直に」日々を暮らしていく、助けになるのかもしれません。


セッション6

街がクリスマスに彩られ始めた11月下旬。久々のセッションは、いつもとは違うスペースでした。何度か出向いたことのある場所だったのと、不安要素は事前に岡田さんとやりとりして解消されていたこともあり、心から楽しみな気持ちで向かいました。少し早めに会場に到着したと思ったら、セッションルームの手前で岡田さんにばったり。明るい歓迎を受け、素直に嬉しくなりました。
前回のセッションは夏前だったような記憶でしたが、なんと5月…半年もたっていたとは。
その間色々なことがあり、子育てで行き詰まったので、立て直すために集中的に勉強したこと。親子関係が改善されたことでつい欲が出てしまい、いくつもの草鞋を履いて、再現なく頑張りすぎたこと。結果、軽い目眩や発疹などが現れ病院に足を運ぶも、薬を使うことがどうも納得できなくて、近所の鍼灸にお世話になったこと。ここまでの経過を、岡田さんに話しました。
それなりに深刻なエピソードではあったのですが、半年分を数分で話すという行為そのものが、実はすでに自分を癒し始めていた気がします。何より岡田さんが、しっかりと受け止めてくださりながらも、ふわっと明るい雰囲気をまとわれていたので助かったのです。ただただ「出来事」として取り扱い、安全に話すことができました。もし「それは大変でしたね」なんて言われたり、共鳴されるようなことがあったら、不必要な過去の感情をひっぱり出して、もっと揺れていたかもしれません。
こう書いて、不思議な気持ちになっています。誰かの悲しみや苦悩の話を聞く時、私自身は、共鳴しようとしてしまう人間です。表情も声も、ニュートラルな自分よりもかなり上乗せし、もはや演技がかった振る舞いをしがちです。そして疲れます。相手がそれを求めているはずとどこかで思っています。でも自分はというと、岡田さんの動じない、けれど受け止めてくださっている感覚は持てるあの感じに、安心しているのです。安心できるコミュニケーションのかたちが自分の内外で一致することって、大切なことなんだなあと思いました。

セッションの間はとても心地良くて、気付いたら眠っていました。頭部や顔面に触れられ目覚め、あたたかい気持ちに包まれていました。
終了後は安心感と幸福感でいっぱいで、「このタイミングで来られてよかったです」と、心の底からの気持ちとともに、1ヶ月後のセッションをお願いしました。
今回、岡田さんから、手作りのチンキのお話がありました。はじめの頃に、お部屋に並んでいるものを見て私がコメントした時には、あまり反応をしていただけなかったので(ご意思あってのことと思いましたが)、素直に嬉しかったです。でも自分で作るのはもう少し身体が整ってからのほうが良い、ということで、その日がくるのが楽しみです。


セッション7


セッション8

8回目の感想です。


前回からまた数ヶ月経っていました。この間、身体的に色々な変化がありました。落ち着いていた顎関節症が、ある朝突然悪化して口がほとんど開かず、食事が苦痛になったり、腰痛が再発したり。疑問を感じていた人間関係に見切りをつけたりもしたため、精神的に追い詰められるような感覚になることも多く、だいぶ疲れていました。

この日はセッションルームの隣で工事中。電動ドリルなどの音がすぐそばで聞こえている状態に少し戸惑い、緊張していました。この環境でリラックスできるだろうかと、不安な気持ちがなかったわけではありません。が、仰向けになりいつものように足から始まりしばらくして、左の足先の方から脚付け根、胸のほうにかけて何かが上がってくる、流れてくるような感覚があり、その後の記憶があまりありません。すっかり忘れていたのですが、そういえばセッション前に岡田さんの前で歩いた時、左の脚の付け根が動きにくい気がする、と自分で話していたのでした。

工事の音は聞こえていて、岡田さんの声も触れられている温度も憶えているのですが、かなり脱力していました。深いところと現実を行き来していたような感じです。眠くて眠くて動きたくない…と思うほど、安心して(甘えて?)休ませてもらっている状態でした。

ふと、どうしますか、まだ寝ていますかと声をかけられました。正直いつまでも眠っていられそうなほど沈み込む感覚で、まだまだ眠かったです。こんなに安心感と脱力感を味わったのは久しぶりでした。頭はスッキリしていたので、身体を起こしました。

立ち上がって歩いた時、スッと腰が伸びたような気がしました。

その後、話をしましたが、岡田さんから、実は(工事が)今日が一番うるさかったかも、と言われ笑ってしまいました。それでも関係なくセッションが進んだこと、何より私自身があんな音量の中眠れてしまったことが、不思議かつ可笑しかったです。

植物療法やネイティブアメリカンの話、「好きなことを語る」ことについての話など、楽しく会話をさせていただいたセッション後の時間。「自然であること」とは…?と、この日から気になっています。
その影響か、今まで「こういうものだから」でスルーしていたようなことが、やけに引っ掛かるようになり、正直苦しくなる場面が増えています。でもこれは、何かに気づいたからこそのもの。無意識に蓋をしていたことが、次々と目の前にはっきりとした形で現れ、私自身に問いかけてくるのです。「それを私は本当に望んでいるのか」と。
考えるよりも先に姿勢に出るはずという話も、興味深かったです。

数日後、家の中の北側の、手付かずの部屋の整理に取り掛かりました。暫く、こんな部屋は嫌だ嫌だと思いながら手をつけられずにいた部分に、ふと切り込んで行きたくなったのです。変化の風が吹いています。


セッション9

セッション9の感想です。



しばらく行けていないとは思っていましたが、なんと半年ぶりのセッションでした。予約していた日に、息子の体調が気になり休ませることになり、私ではなく息子に岡田さんのセッションを受けてもらうという日があったのでした。私としてはセッションが受けられず残念でしたが…、息子は、言葉少ないながらに、岡田さんを信頼している様子が親の私から見てよくわかりましたし、身体に触れてもらい、お庭の草花を見せていただいたのも嬉しかったようです。めぐりがよくなり、顔色が明るく、ご機嫌になって帰りました。
私自身も、息子を通してあの場の空気を感じ取れたので、とても心地よく、明るい気持ちで過ごさせていただきました。

さて、そんなことがあっての、やっとたどり着いた9回目。
この日を迎える前、私には大きな心境の変化が訪れていました。
マインドフルネスや、セルフコンパッションというキーワードで発信をしている方とお話する機会があり、自分が追い求めていた「幸せ」の概念自体が歪んていたことをガツンと指摘されたのです。
何かができるようになったら、目標を達成したら、思い描くイメージを現実にできたら、私は幸せになれるはずだと信じてきました。でも、高揚感や自己肯定感は得られても、その条件のもとではあくまでも一時的なものに過ぎません。小さくても、今ここにあるものを見いだし、味わえたなら、例え部屋が片付いていなくても、体調がよくなくても、幸せを感じることはできるのだとわかったのです。
そこから芋づる式に、あらゆる気づきが次々にやってくるという日々。こだわりを手放し、かわりに新しいやりかたを取り入れたり、少しでも違和感を感じたら、横になって休息してみたり。その結果、心がどんどん軽くなってきていたところでした。
が、体調は低迷期。右手に現れてどんどん悪化している湿疹や、久しぶりに最初しためまいに悩まされていました。
このアンバランスさがまた、体調と精神状態は必ずしも比例しない、という気づきにもなりました。

そういえば、岡田さん宅に向かう時、なんだか今までと違う、と感じました。たとえば、電車内で目に入る広告への感じ方が違う。一歩一歩がどっしりと、地に足がついている感覚。

そしてセッションが始まると、ひさしぶりで緊張していたのか、期待しすぎて興奮していたのか…思考がぐるぐるとまわって、身体もどこか、こわばっていました。
でも突然、足のほうからスーッと一本、上半身のほうまで何かが通るような感覚があり、そのあと脱力して、意識が遠のいた気がします。
何度か意識が戻ったり遠のいたりを繰り返し、呼吸はそのたびに少しずつ深く。

終了後、ゆっくり起き上がる時に、あたりまえのようにめまいが起こりましたが、そのことに大して気持ちが揺れなかったのが不思議です。それはそれ、私は私、という感覚。今は、体調不良とともにあるけれど、だからといって全てがダメになるわけじゃない、と思えるのです。完璧主義で、理想に届かないことがあると不機嫌になりがちだった私には、このやわらかな感覚が新鮮でした。

椅子に腰掛けた時、これまでのセッションでは比較的ボーッとした状態だったと思うのですが、今回は早々に、自分に起きている変化を夢中になって話し、岡田さんにただただ聴いていただきました。
安心感の中で、感じたことを言葉にして自分の耳で聞く、というのもまた、自分にとって、さらなる追体験のようになったようです。受け止めていただいていることがとてもありがたく、嬉しい気持ちでした。

ここに来ることになったきっかけが「めまい」だったのを思い出しました。当初と比べて、その症状に対する気持ちも変わっていることに気づけました。「敵」ではない、ということです。

 

 U.M.さま(40代、女性)

 

《一部抜粋》

体が解放されると精神にも大きな影響があり、今まで停滞していたある事態(個人的なこと)が、殆ど努力なしに大きく動き出すという変化があった。 こんなことがあるなら、何年か前に受けておけば人生が変わったかもと思うくらい。

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【ロルフィングを知ったきっかけ】
何年も前に、体が楽になるための手法を探している際、ロルフィングについて書かれた本を読んだ。
その時は興味はあったものの高額と思い受けなかったが、最近病気でもないのに余りに体調が悪くなり、今まで体験した手法では解決しないように感じたため、受ける気になった。


【ロルフィングを受ける目的】
呼吸が気持ち良くでき、楽にバレエが踊れる体を目指すため
(バレエは基礎~初級レベル。仕事ではPCにずっと張り付いているので、体が凝っている)


【岡田さんにした理由】
ロルフィング協会HPからロルファーを探そうとしたが、体調不良で詳しく検討する余裕がなかったので、何となく。 しかし、割引制度はしっかり見ていた(苦笑)
正直なところ、HPとブログの一部内容が理解不能だったので、もし自分が正常な状態で仔細に検討していたら、選ばなかったかもしれない(失礼!)。


【岡田さんの印象】
ほんわかしている。
自分とは別の層で生きている感じ。


【ロルフィングを受けた感想】
< 全体を通しての感想 >
受けて良かった。
漫然と通いたくないので、10回で区切りがつくのも良かった。
自分が知らないだけかもしれないが、「全く訳がわからない手法なのに効果があった」という意味で特殊。

初回の体の変化がものすごく印象的。セッションの中程までは不思議な変化がたくさん感じられたため、大変面白く感じた。
後半の「統合」過程では、そういった体感変化が以前より少なく感じられて、改善・前進しているというよりも、戻ってしまった部分が直っているだけ?と感じることもあった。
もしかしたらもう少し間を詰めて受けたら良かったのかもしれないし、元々そういうものなのかもしれない。
セッション中、綺麗な光が見えたり美しい世界にトリップしたりするのかと、他の方の感想を読んで期待していたら、そんなことは起きなくて、奇妙な身体感覚ばかりだったのが何となく残念。

体が解放されると精神にも大きな影響があり、今まで停滞していたある事態(個人的なこと)が、殆ど努力なしに大きく動き出すという変化があった。
こんなことがあるなら、何年か前に受けておけば人生が変わったかもと思うくらい。

ただ、私の目標達成を100点とすれば、現段階では65点くらいの状態なので、更に改善の余地がある。
それを今後どのように進めていくかは、ロルフィングの追加セッションも含めて検討する予定。


最後に、大変興味深いワークをありがとうございました。

 

《各セッションごと》

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【ロルフィングを受けた感想】

< 第1回目 >
まずはヒアリング。そして、ロルフィングで起こりうることについて説明を受けた。
HPにあった通り、非常に軽いタッチで足首とか首とかいくつかの体の箇所を触れられるだけ。
なのに、お腹が絶えず鳴る。
眠たくないのに、途中で目が開けられなくなる。
途中で、自分の呼吸のリズムが分からなくなることがあった。
体内、特に下半身に今まで感じたことのない何かの流れを感じたり、妙な感じに体を動かしたい衝動にかられたりした。

セッション後、不具合が全部解決してるわけではなかったが、体全体と側頭部がかなり緩んでいる。
帰宅中、視界がクリアに広がったようで、普段目に力を入れて生活していたと気づいたことが大変印象に残っている(視力が悪いので)。
そして、すごく眠い。やたらお腹が空いた。

その後も、いろんな体のパーツに対しての気づきが生まれた。
あちこち緩んでいるのが何の気なしに皮膚を触ってみて初めて分かった。
皮膚そのものとか、皮膚を通して感じる骨と筋肉の感触が、以前と大きく違っていたのでびっくり。

翌日のバレエレッスンでは、いつもより中心軸が取りやすかったが、もっと良くなれる予感がある。
パ(ステップ)をやっている最中、いつもより余裕があって、先生の指導内容が頭に入りやすかった。
セッションから5日後から体が固まりだしたのを感じたが、元に戻ってはいない。
この時の印象を簡潔に書けば、「甲殻類、脱皮」。


< 第2回目 >
今回はとても特殊な感覚がした。
意識や体が三層くらいにスライスされていて、その間を行ったり来たりする印象。
違う表現で書くと、体幹の前面部と背面部の間に亀裂が入って、前面部だけ浮き上がったような、固くて開けにくい缶の蓋がやっとパカッと開いたような。
セッション中、勝手に時々背中がピクッと動いたり、咳が出たりした。
終わって歩いてみたら、重心が定まらず、とても歩きにくい。
すごく眠く、帰りの電車の混雑が辛い。

翌日のバレエレッスンでは、考えなくても適切なポジションが取れていると感じることがあった。
珍しく、静止時の姿勢を2回ほど褒められた。
この2日間はすごくだるくて眠い。暑いのも原因かもしれない。

セッション後4日目から体が固まりだしたのを感じた。
腕を広げて上半身を左右平行に回転させたら、難なく真後ろが見えたので驚いた。
今まではその手前で上体がロックされていた。


< 第3回目 >
今回は意識は飛ばなかったように感じた。
最後の方で体の左が重くなり、右は背中側から胸側にかけて斜めに縮むような感覚。
その後、顔中心から左首にかけて重い流体がゆっくり動いていくようだった。
立ったら、中心が取りにくくてぐらつく。
一方、母趾球はしっかり分かる。
セッション後はだるい。

バレエのピルエット(回転)が楽になった。


< 第4回目 >
前回から丸2週間空いたせいか、体がだいぶ戻ってしまっている。
セッション中に何もされない時間が時々あるが、この時はそれが長いようだった。
最後の最後で、自分の細胞が水だか空気だかを含んでぷわっと膨らんだ感じがして、セッション1後の脱皮状態に戻ったと思った。
体の状態は明らかに良い方向に向かっているし、そのおかげで精神的にも余裕ができたように思う。


< 第5回目 >
セッションの途中、左腕が突然ビクンと動いて目が覚めた。
この日は今までと違って、セッション後は余りボーッとしなかった。

もともとあった、腰の左右のズレが静止時は少なくなっているような気がする。
上下のズレはまだ治っていないし、動く際はブレが発生してしまうが、自力では改善が難しかったので喜ばしい。
一方、バレエレッスンでは、身体感覚が鋭敏になっていたが、どうも無理して膝を痛めたらしい。


< 第6回目 >
今回のセッションは本当はうつ伏せの予定だったようだが、仰向けになった。
この時はよく意識が飛んだり戻ったりを繰り返した。
体がこわばって感覚が鈍っていたせいなのか、今までと異なる感覚が多い。
後半、自分の体の外側で鼓動が聞こえるような気味の悪い感覚が起きた。
途中から(いつの間にか)、自分の呼吸が(吐く時だけ)口呼吸に変化していた。
最後に口の中が広がった感じになった。

この日から、動きに関する指導がセッションに加わった。

2日後に首が若干楽になって前が見やすく、胸が張りやすくなっていた。
一方でバレエは膝のせいで不調。


< 第7回目 >
暑い日で汗だくでセッションを受けたのと、私生活で気になっていたことがあり、集中力欠如。
体感覚の変化も余りなかった。
軽い力で触れられているので、時々、触れられているのかいないのか分からなくなることがある。


< 第8回目 >
数日前から、何となく背中にサポートが入った感じがしていた。
この回は今までと異なり、「良く寝た」感じが強い。
セッションが終わっても眠いだけでなく、あくびが頻発した。
そのあくびは、お腹が膨らむ→膨らみが上半身に移動→口に到達→あくびになるという流れで、そのような動きの繋がりを感じたのは初めてだった。

< 第9回目 >
前回から1ヶ月近く空いてしまって、前回からの違いは余り思い出せない。
改善された箇所はあっという間に体に馴染んでしまい、あたかも前からこのような状態だったような気すらしてしまうが、そんなことはないと感じている。

呼吸や、体を支える筋肉についてのレクチャーと、両腕の動かし方に関するセッションがあった。
肩甲骨の動かし方についてはすぐ使えそう。
いつもの仰向けセッションでは、早いうちからお腹が動かしやすくなった。
6回目からの、妙な呼吸はこの回までセッション後半に毎回起きていた。
ただ、8回までのような大きな変化は感じない。

バレエレッスンでは内転筋の動きを感じ取れた。
残念なことに、セッション8を受けた数日後に足指を捻挫したので、ピルエットの精度が下がっている。
首が前のめりなのは今週も多少改善されたようだ。
両腕を頭上に上げる動き(アン・オー)は、ロルフィングで教わった内容を意識したら、肩が上がらなくなったように思う。
ただ、改善された部分がある一方、課題も次々見つかるという状態。


< 第10回目 >
前回から2週間以上空いてしまった。
今回はルティレ(大雑把に書くと、片脚立ちでもう片足が4の字みたいなポジション)が話題になり、中心軸の意識の持ち方の説明や、動きの実践の時間が長かった。

翌日のバレエはサポーターなしでやれるようになり、久しぶりに全体的に調子よく、先生の言うことも体に入ってきやすく感じた。

 

 C.M.さま(女性)

 

《一部抜粋》

10回終えたらどんな変化がおきるだろう?? と、ワクワクしながら、受けることを決めたロルフィング。まったく生まれ変わって、何か別物になれるような期待すらあったかもしれません。 10回を終えて、別物になったか? もちろんなってはおらず(笑) そのかわり、 10回を終えるときに、自然とわいてきた感情は、「自分を愛する」ということでした。 それは、自分にとってはとても意外な感情でした。

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ロルフィング全10回を無事に終えられて
ホッとしています。

10回終えたらどんな変化がおきるだろう??
と、ワクワクしながら、受けることを決めたロルフィング。

まったく生まれ変わって、何か別物になれるような期待すらあったかもしれません。

10回を終えて、別物になったか?

もちろんなってはおらず(笑)
そのかわり、
10回を終えるときに、自然とわいてきた感情は、「自分を愛する」ということでした。
それは、自分にとってはとても意外な感情でした。

外にばかり「何か」を求めていて、
自分とは違う何か、というか、
グレードアップした自分になりたいと
感じていた自分にとっては、
「ありのままの自分や相手を愛する」という
気づきは、とてもシンプルだけど、とても
大きい気付きでした。

セッションを終えて、時間がたったいま、
「ありのままの自分を愛する」ことは、
意識しないとすぐおざなりにしてしまいます。
すごく難しいことだなぁと感じています。

ただ、頭にごちゃごちゃ常に渦巻いていた
色んな「思い」が、そんなになくなったことや
感覚を磨いて、施術(※1)の効果をもっとあげたいと
当初思っていた得たいものは、
当たり前に、そっと、頂けた?ような気がします。 
体もキレイになってくれた気がします。

これからも、体や心に関する探求は続きそうですが、岡田さんのセッションで得た気づきは
大切にしていきます!

ありがとうございました❗

カレンデュラ(※2)もほしいし、またタイミングみてセッション受けにいきますね♪

※1) C.M.さまは、ご自身でも施術をするセラピストとして活動されていますので、そのスキルのこと。
※2) カレンデュラのチンキを作り、軟膏を作ることができます。肌に良い、感想や手荒れ、傷など。

 

《各セッションごと》

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** セッション1 **

私がロルフィングを受けようと思ったのは
肉体があるべき状態になることによって得られる(と個人的に感じている)
心の安定や、研ぎ澄まされた感覚を 
仕事に活かしたいと思ったからです。

体験セッションを受けたとき、
岡田さんが施術ベッドに横たわる私から2,3メートル離れた
ところから、観察されていただけで
右足の先から、頭のてっぺんまで
ゾワゾワゾワという感覚を感じたり、
骨盤をそっと両手で触れられているだけで
至福の感覚を感じたりしました。

その印象をひきずった状態での1stセッション。
「あの感覚また感じたいなぁ」とか「今体に何が起きているのかな?」など、頭で色々考えてしまっていました。
その合間をかいくぐって、深い眠りに落ちて夢をみているような状態と、覚醒しているような状態が交互に繰り返されていました。
途中無意識に右手がバンっと動いたり、
くちびるが何かに吸い付くような動きをしたりという
ことがありました。
自分の中での変化や、動きをもっと感じたい、まだそこにいっていない、というような感覚をすこし持ったまま
セッションは終了しました。

セッション終了後、自分がどう感じたかをつたえたあと、岡田さんがどう感じたかを聞かせて頂き
自分が頭で求めていたものとは、違う次元で
きちんと完結できていたんだというような安堵感がありました。
セッションを終えた帰り道、呼吸に関する変化は
あまり感じていない気がしますが
頭と心に曇りがなく、迷いがなく、安定している気がします。

体は、食事に気をつけているせいもあるかと思いますが
たるみがなくなってきているような、全体的にキレイになってきている気がします。

呼吸もふと気がついたときに、深めに息をしていたり
できている気がします。

** セッション2 **

セッション1のあと、「ありたい姿」からはずれている部分をバサッと切ってしまい、でもうしろ髪ひかれる感じで、
心がモヤモヤした状態でのぞんだ2回目。
このモヤモヤを、このセッションでなんとかできたらなぁー、ロルフィングはそーいう効果はないのかな。。なんて
思いながら横たわる。

いつものように触れられる前から、体の中に何かが動くのを感じる。
セッション2は、「大地にしっかりつく足をつくる」とのことだが、足を触れられているときに、のどから胸にかけて
じわじわ感じて、セッション終了後もこの感覚が一番印象に残っていた。

深いところにいけるかなー?と頭で考えている時間が
少しあり、そのあと、どれくらいたったのかは分からないが深いところにいけてた感覚があった。

過去の2回のセッションでは、もっともっと受けていたいという感覚だったが、今回は、後半のほう、寝すぎたときに感じるような「もぉそろそろいーな」というような感覚があった。
あと、モヤモヤしていた気持ちがスッキリ晴れてはいなかったが、「まぁいーっか♪」という気持ちとともに笑顔になれた瞬間があった。

セッションのあと岡田さんに、私は体の変化より感覚とか、心の変化のほうを気にかけてしまうため、体の変化にもっと注意をはらったほうが良いのか?というような質問をした。答えとしては、そんなに意識しなくても良いというような回答だったと記憶している。(セッション直後でボンヤリしてたためたぶんこんな感じだったかな)

お風呂の前にいつも鏡の前にたち、体をながめます。
セッションのあとは、いつも胸がキレイに感じる気がします。

歩く感覚は、前よりぎこちなさが減ったような。
まだよく分からないかな。
あと8回。
色々楽しみです。

** セッション3 **

セッション3は、
言葉では上手に説明できないのですが
とてもにぎやかに色々おきている
という感じでした。
とにかく色んなことが起こっていた気がするけど
セッション開始後10分くらい(たぶん)でふかーくおちて
以後は記憶が曖昧というか、ない感じです。

セッション前、「今日はセッションをニュートラルで受けられそうだなぁ」という心の状態でした。

足を軽くふれられた時点でかなり強い感じの反応がはじまり、先生が手を離したあとも、まだ触れられているような
感覚があり、足首から付け根の方にかけて、熱をおびているような感覚がありました。
そのあと、まぁるい大きな繭に包まれているような
それからはみ出してしまいそうな
一体感を感じるような不思議で心地よい感覚が
ありました。

あとは、深いところに落ちていって、
だいぶん時間がたったころに、一段落した感覚が
ありました。
ただ、また目を閉じると、強い感覚が足を中心に残っていて、まだまだ体で何かが起きている感じでそれは、もっとずっと続きそうな感じでした。(目を開けて足を動かしたりするとその感覚は消えます)

体の変化として歩き方が変わってきたというような実感があるかというと、そもそも以前の歩き方がどんな感じだったのかをよく分かっていないのもあり、明確には分からないのですが、
最近少し、お家で歩いているときに、しっかり足の裏が床についている感覚を感じる瞬間があったり、
駅までの道を歩いているとき、体につっかかり(はっていて伸びないようなとこ)がなくなってきているのかな、というような感覚を感じる瞬間は出てきました。
あと、楽チンになってきているのかなぁとも感じます。

心の変化としては、自然体でありたい、終始頭で何かを考えている状態じゃない時間や、無意識にもっと色々まかせられたらいいなという気持ちがでてきています。

頭を働かせずに全てをあるがままに受け入れたり、感じることができたら良いのでしょうが
無理に感じようとしたり、理解、解釈しようとしたり
するところがあるので、
岡田さんがセッションでどう感じられたかとか、
それによって起きることに対しての考えなどを
言葉や文章で伝えてもらえることで
自らつくったモヤモヤのなかから抜け出してニュートラルな状態で今回受けられたのかなぁと思います。

次回も楽しみです。
よろしくお願いいたします!

** セッション4 **

前回(セッション3)から、今日まで感じた変化としては
・いつも頭痛がでる時期にでなかった
・基本的に体が楽チン。調子がいい という感覚より
不調がない、という感覚です。くたびれない分夜遅くまで活動して、寝不足な感じはややあり。 
・ふと、子供の頃にかんじていたような懐かしい感覚、たとえば道を歩いているときにその見ている風景を
しっかり感じる ような瞬間がでてきた
・読んでみたいなと思った本を、古本屋でポンっと見つけられた
・繋がってる安心感のようなものを感じる瞬間がでてきた
・少し前から子供の頃に大好きだった歌をまた歌いたくなっていたが、その機会につながるような誘いがあった

セッション4の感想です。
全体的に、どんな感じだったと説明しがたい感じです。
最初の5~10分くらいは、記憶をたどることが 
可能ですが、他はなんだか良く覚えていないです。

覚えている記憶は以下です
・一番はじめに足をさわられたとき、いつもみたいに足とかへのゾワゾワ?は感じず、お腹(胴体)部分にまるく
なにかを感じ、空腹でキュルキュルいってたのが
すーっとおさまった。
・左のあばらの上らへん→右の股関節のあたりに、それぞれ1秒ずつくらいの痛みを感じた
・鼻(嗅覚がするどくなるようなかんじ)に感覚をかんじ、そのあと目(涙腺が少し刺激されるかんじ)、そのあとに
たぶん喉らへんにつよめの感覚をかんじた。
・瞬間的に紫色の光のようなものを頭上に感じたけど、すぐに意識がもどる、そのあと少しして、右のほうから白(蛍光色)のあたたかい光を感じたけど、お部屋の照明だったのかな?という感じでまた意識がもどる。

このあとは、感覚としては、すごく短いスパンで
深いところにおちてはもどり、おちてはもどり、を
繰り返していたかんじでした。

最後に聞いた岡田さんの感想は、なんだかとても嬉しくなりました。
ハートが不在な感覚がずっとなんとなくあったのかもです。
まだ具体的に何か感覚があるわけではないですが
また楽しみです。

また来週お願いいたします。

** セッション5 **

セッション5は、正直ほとんど何も
覚えていなく、、、すみません。

深いところにいったときの感覚や記憶がほとんどないため
セッション前後の感覚をお伝えしようと思います。

セッション1~4を受けたときにくらべ、
セッション5は、前のめりじゃない姿勢といいますか
何も考えずにただ横たわっていたという感じでした。

期待も、予想も、コントロールもしようとせずに。

ただ、セッションの感想を書けるように
起こったことを覚えておかなきゃなぁという
ことは意識していました。

終わったあと、いつものようにボンヤリしているような、覚醒しているような状態でした。

お手洗いにいったときに、中心に
揺るぎなさ というか、安心感というか、そんな感じのものができているような感じがありました。

ロルフィングをはじめて、とてもたくさんの変化が
起きていますが、
周囲との関係でいえば、繋がりたい人やものと自然と
繋がれるようになった感じで
自分のなかの変化でいえば、落ち着き 揺るぎなさ 的なものが戻ってきたような感じです。
周囲との関係に、私が求めているものは楽しさとか、喜びとか、そういうもので
今少しずつ欲しているのは、もうちょっと違うものになってきている気がします。
もっと瞬間的じゃなく、揺るぎないようなもの。
それがなにかは分かりませんが、たぶんそんな遠くないうちに分かるような気がします。
知らんけど。 ←岡田さんの真似😋

** セッション6 **

セッション5から2週間あけてのセッション6。
この間にゆっくり、ゆっくり、変化が起きていた気がします。

体は引き続き楽チンです。
「当たり前に」楽チンな感じ。
一番変化を感じるのは、心?の在り方というか。
感情がムダに渦巻かなくなったというか、
往生際の悪さがマシになったというか。
あるがままに受け止めたり、受け入れたりして
それが良しであると確信できるようになってきているというか。
あと表情を意識して作ろうという気持ちが薄くなった。

今までの朗らか?な私を良しとしてくれていた人たちは
この変化を後退と感じるかなぁ?
これからまたどうなっていくかな? など感じています。

セッション6は、セッション5よりも更に
ニュートラルで受けれた気がします。
何かをどうにかしようとせず、そのまま起こることを
待っていました。
あと、感想を書くために覚えておかなきゃ、という気持ちももたずに受けれました。

記憶があるのは前半のほうのみですが、
頭のなかにイメージされたのは 
カラフルな液体のようなものが胴体を中心にグルグル
ある感じや、
白いあたたかい光に届きそうでふっと意識がもどったり、
あと、自分が裸体の映像がパッと浮かんだんだけど、
その自分には、男性器(赤ちゃんのオチンチンみたいなので、グロテスクじゃない感じです(笑))がついていて。
へんなの!自分の息子と自分が重なったのかな?と感じたり。
あとは、「あー、自分のことちゃんと愛していなかったんだなぁ」と感じたり。

そんな感じのセッションでした。

今日は、セッション前に感じてた頑なな揺るぎなさが
少し柔らかくなっているような。
少し頼りなさがある感じです。
経過みます。

以上。

** セッション7 **

セッション7の感想は、なんと書いたら良いのか頭を悩ませていました、、、
なぜなら、ほとんど記憶がないのです(>_<")

少し時間をおいたら、思い出したり感じたりすることが出てくるかな?と思い、時間をおいてみましたが
まだわいてまいりませんヽ(´o`;

なので薄い感想になりますが、ご容赦くださいm(__)m

セッション7も、セッション5、6と同じように
とてもニュートラルな状態で受けれた気がします。
何も考えていない状態。

岡田さんが触れている状態が心地よいなぁということを感じたのは覚えています。
わりと長い間意識があった気がしますが、
いつの間にか深いところにおち、気がついたときは、まさかの9時すぎっ!(すみませんでした)
いつも目覚めた直後はボンヤリしますが、帰宅中の電車でダルさとかは感じたことがなかったのですが、
今回は、電車にのった際に
なんとなく疲労感のようなだるさがありました。

いつも感じるようなゾワゾワもあまり感じなかったのですが、
あまり感じなかったのも、セッション後にだるかったのも、今回のセッションの前は、ランチミーティング等があり、普段食べないような油っぽいものとかをたくさん食べたので
体感覚が鈍っていたのかなー?なんて思ったり。
知らんけど。(岡田さん風)

深いところでは、そんなの関係なくセッションが完結していたらいいのですが。
むしろ今回のように、なーんにも分かりませんでしたのほうが良かったりするのかな?

良く分かりませんが
次回は普段の状態で受けれたらいいなぁ。

** セッション8 **

セッション5あたりから、セッションの中で
どんなことが起きたかほぼ覚えておらず
今回のセッション8も、ほぼあまり覚えていない状態です。

セッション1からの感想を読み返してみたのですが、はじめのほうは、セッションに対する態度がとてと前のめりだったなぁーと
感じました。
「このセッションでたくさん影響?うけて変化?するぞ!」みたいな。
セッション5以降は、ほんとにニュートラルで
執着がなくなり、その気持ちの変化からなのか、起きたことへもある意味「なにが起きても起きなくても大丈夫」的な感じになっていき、結果あまり覚えていない、みたいな(苦笑)

覚えているのは、セッション開始後わりとすぐに白い光が波が押し寄せるような感じでブワァ~っとやってきて一瞬包まれたような感じでした。
あとは、たぶん深いとこに落ちたときに、何か意味のなさそうな日常的なやりとりみたいなのをしてたような、戻ってきたときにすごく現実味がある状態だけど、そんな意味はなさそうなやりとりをしていたような感覚が瞬間的にありました。(分かりにくくてすみません💦)
あとは、首から胸の辺りに何かを感じたくらいかなぁ。

セッション8まで終えて感じている変化は、
・毎月必ずきていた頭痛がなくなった
・不安感や焦燥感がなくなり、グルグルと頭に
巡っていた考え事(考えてもどうしようもないこと)が、あまりなくなった
・体がスリムになりきれいになった(気がする(笑))
・何かの行動に繋がるようなありがたい出会いが増えた

いよいよあと2回。
セッションが終わった後も、変化は続いていくんだと思いますが、10回完了するのが楽しみです。

** セッション9 **

いよいよラスト2回。

セッション5、6くらいから、前のめりではなくなり、ニュートラルでセッションを受けられるようになったが、
8、9回目あたりは、もぅ本当に執着なく、
ただ目をつむり、横たわっていたという感じでした。

なんというか、たぶん自然?無理のない?
当たり前?の状態に体が戻ってきたから
セッションで起こることに
執着や、関心がなくなったような。
「まだ必要かな?」くらいの心境で(笑)

受けた直後の感覚としては、きちんと完了したな、というか、不完全燃焼感のない感じでした。それは、ロルフィングワンセットの、ではなく、たぶん、その日のセッションの、という感じですが。

とても深いところからきちんと終わってかえってきた感じでした。

体の状態としては、引き続き快調な状態が続いています。
定期的にあった頭痛も、ここ2ヶ月くらい出ていません。
心のほうも、すみわたっています。
考えてもどうしようもないものとの付き合い方が変わってきました。
直感とか、感覚も、敏感になったと思います。
歌が若い頃のように歌えるようになってきました(という気がします(笑))

施術(※3)のほうは、まだ迷いというか、「これでいい」感までは到達していないですが、
岡田さんがおっしゃってた「やることやってればいーんやないかな?」につきるのかなと思う今日この頃です。
知識をもっと得て、今よりよりよくしたいと思ってしまいがちですが、力まず私ができることをしようと思います。

※3) C.M.さまは、ご自身でも施術をするセラピストとして活動されていますので、そのスキルのこと。

はぁー!
ラスト1回♪

よろしくお願いいたします❗

 

 R.Y.さま(女性、40代)

 

《一部抜粋》

いつのまにか自分に自信をなくしてしまっていた、自分がたよりなくてしかたなかったのだと、整ってきた今なら分かる。苦しい渦中のときよりよく分かる。今だって人生における色々がなくなった訳では無い。けれど渦中の私に“よしよし”ってな感覚を今は持てる。余裕か。それがうれしい。まず体が楽になること、そしてものごとの見方がちょっと変わること(岡田さんが教えてくるわけではない)それによって、自分の力がまた帰ってきたような感じがする。手のしびれはもうない。ロルフィングはセッション終了後も変化が続くことも特徴だというから、まだまだこれからが楽しみだ。

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ベーシック10体験日記

●セッション1_6月26日
・下高井戸、居心地いい…気持ちはすぐにリラックス。岡田さん、軽やかで優しい。間合いで対応されるので、ここの作法(?)にハマらなくては(郷に入らずんば…的な)というプレッシャーがまったくなく楽。窓から入る風、鳥の鳴き声、子供たちの声に意識を寄せる。体もだんだんリラックス。

・願わくば、子どもの頃のように猿みたいに身軽に動けるワタシになりたい。「なれますよこれからでも」と当たり前のように岡田さんは言った。え?なれる?40も半ばだけど。びっくり。うれしい。

・とても繊細な施術だからこそ家でも何か気を付けなければいけない気がしたけれど、
岡田さんは家では普通にしていればいいと言った。それが凄く楽だ。普通は、1つや2つ、家でやるべき課題を与えられたり、正しさを意識して過ごすように言われるのではないか。ムリはしないで、普通に過ごせばいいのだ。これって、ノープレッシャー。ものすごくホッとして安心だ。

・終わってみて、とくに劇的な何かはないけれど、気分が良かった。場所も、岡田さんも。
期待値は高いまま。とにかく始まったのだ。

・帰り道、右脚の方が長いような感覚。それもすぐ忘れる程度。それ以外は特段変化は感じない。しびれは相変わらず。(※注:長い間、腕につよい痺れがあったようです。)帰り電車、立っていたら背中が張って疲れてしまった。あと一駅だが座る。
あれ?もしかして、目がすっきりしているかも?

・それにしても、今日は朝から物をよく落とす。手からこぼれ落ちるように。
昼ごはんに寄ったお店ではトイレの中にはタオルを落とす極め付き。汗
これはなんのメッセージなんだろう。。いや手の調子が悪いからだな。


○セッション1_翌日
・寝起き、腰がいたくて起き上がりたくない。ダルい。。幸い土曜日なのでごろごろさせてもらう。起きてしまえば、腰の痛みは気にならなくなった。
・しびれは相変わらず。指がちょっとむくんでる気がする。両手ともに。
朝ご飯のとき、一瞬頭がふわっとして恐くなり脳梗塞の予兆をネットで調べたりした。安心のために受診しても良い気になったが、最終的には、様子みていてもいいかなと気になった。
・まだ、改善の実感はない。体ではなにが起こっているのか。自分の体なのに着々と行われている何かに気づけないのが口惜しい。体の鈍感が極まっていたから分からなくても当然だと思う。


●セッション2_7月3日

・今回も何か質問などはないか聞いてくれる。子どもを葬式に連れて行くべきか聞いた。わからないなーという答えだった。そりゃそうだ。聞いた私のメンタルに問題を感じる。
・軽く前回からの体の感じを話し、すぐに施術開始。前回より施術ベッドに体が馴染むのが早く、すぐにリラックスできた。が、今回は完全に寝てはいないものの睡眠と覚醒の間の夢うつつなところにいたような気がする。施術はやはり手をそえてしずかに在るだけのような感じ。しびれのある箇所や肩、仙骨、腰、足首。足首がとくに気持ちが休まって気持ち良く感じた。

・帰り道、やはり右脚がいつもと違う感じがする。つま先がまっすぐ前を向いている?脚の付け根にいつもと違う感じ。左脚の鼠径部もピキッとしたり。確実に何か変化が起き出している、、、と感じた。でも30年も続いてきたクセだよ?それが手を触れているだけで?という驚き。これが確実な変化なのだとしたらまるで魔法のようだ。

・夜、床座りから楽にスッと立ち上がれたことに驚く。いつもならハアーア、ドッコイショなのに。あれ?って感じ。そうだ、これが普通だったよな、とうれしくなった。同時に足裏が床にぴったりついている。扁平足になったかのようだったが、確認すると土踏まずはちゃんとあった。

○セッション2_2日後、3日後
・両足の股関節がなにやら変化の過程であるような状態。ちょっと痛かったり、コキッとなったり。しびれは…強くしびれる瞬間は減っているかな。。。微弱なしびれは両手共にほぼずっと。
子どもと散歩。たった2㎞ほどなのにすごい疲れた。

・洗面所の鏡を見て思う。もしかして目がきれいになってる?いやいや…え?


●セッション3_7月10日
・座骨の前後どちらに座れば良いのか、子どもの頃からの悩みを聞いてみる。モモ裏を伸ばすように座るといい、仙骨が立っているのが理想(※注:理想の形は意識してやる必要はなく、体が変わり調和してくると自然にできるようになります。すると、知識は、疲れを感じた時や何か気持ちの悪さを感じた時に、リセットする際の参考には役に立つようになります。)、座面を少し前傾させる工夫を。とアドバイスを受ける。(※注:その段階により、言えることは変わります。まだ3回目、、とりあえずやってみよう、という段階でまだ体の許容範囲が少ないので楽にはできないことが多いですが。)そして施術へ。

・すぐにリラックスして身体はベッドになじんでいる。やはり、自分は身体にとくには意識を向けないようにする。というか、何も考えず、鳥の声や聞こえてくるオジサンの声(市井の声)をなんとはなしに聞いている。のどなだな〜平和だな〜みたいな感じで。
・膝を曲げて支えてもらっている状態のとき、子どもの頃の水泳の選手コース時代のことを思い出す。疲れると右脚に力が入らなくなり、戸惑ったこと。。
膝を伸ばし、再び足先をベッドに置く間際、足先の置き場をなにやら調整したような動きを加えられた。そのときなぜか、私の中で「そうそうそうそうー!」という感覚があった。起きているような寝ているようなぼーっとした状態なので、自分でもよくわからないのだけど。

・それから、鳩尾の左の方?でカエルがピョコっとするような感じがあり、直後に再び左膝下の辺りでも同じカエルピョコ感覚があった。なんだったんだろう。

・今回はこれまでにくらべて肩など上半身への施術が多かった。肩〜背中に手が当たっているとき、子どもの私が高い高いをしてもらっている感覚がちらっと。この歳でありながら、子どもの頃のことになぜが思いがゆく。
そもそも、子どもの頃のような自由な身体と心がなつかしくてしかたなくなってロルフィングにたどり着いたという経緯はあるのだけれども。


・施術後はいつもぼーっとする。少し歩き、どうですか?と聞かれてもぼーっとして正直何も浮かばない。。何か見つけなければと、体の困った状態が解消しているか(たとえばその時はしゃがんだときときの膝の痛み)確かめる動きをしてみる。痛みはあったので、それをきっかけに関節が固まりやすい悩みを伝える。が、ぼーっとしたまま歩いていたときの私と問題に焦点を当てたときの私の在り方がパッと変わったらしかった。岡田さんはそれをもったいないと言った。うーん、ここにはなにか課題がありそうだ。

・施術後、観察者ということについて量子力学との関係について質問。ここで初めてバイオダイナミズムの世界のことを教えてもらう。不思議で壮大。でも、すんなり入ってきた。タイミングがあっていたのだろう。-とにかく自然に親しもう。もともと私は自然が好きなのだし。

・施術直後はよく分からなかったが、帰り道には背面と後頭部がまっすぐになっているように感じた。姿勢が良くなってるかなと嬉しく思う。鏡に横姿を映し写真を撮ってみたら、肩がまるまっているのでまだ美しい姿勢ではなかったけれど。。

○セッション3_翌日
相変わらず、股関節は左右共に変化の最中であるような感覚がある。ただ今調整中!みたいな。違和感やコキッとすることがあるから。

○セッション3_4日後
あれ?背中を反ることができるようになってる!これはかなりの変化。


●セッション4_7月17日

・いよいよ核心に迫っていく段階に。。。という緊張?が最初は。が、やはり鳥の声に意識をもっていくとそのうち眠りと覚醒の間に。仙骨と背骨のあたり、肩が重点的だったように思う。肩の下に手を当ててもらっていると、子どもの頃お母さんのひざの上で安心してゴロゴロしていたときの感覚に。

・体の感覚に気を向けないようにはしているのだけれど、今回、施術中はとくに体の変わった感覚はなかった。

・施術後は相変わらずぼーっと。質問などありますか?と今日も聞いてくれる。家ではいろいろ浮かんでいたけれど、その瞬間はなにも浮かんで来なかったので、何も話さずぼーっとしたまま帰る。

・帰路、軽く歩ける気がした。重力から少し解放されたような。これ楽。これがもっと軽くなって、ずっと続くのならうれしすぎる。この体の軽さ、上に引き上げられている感じが「バランスのとれた筋膜による張力」によるものであることを岡田さんのHPで知り、納得。

・今これを家のダイニングチェアに座って書いているが、やはり背中が凝ってくる。座り方がまだ楽ではない。今後どうなるか楽しみ。


●セッション5_7月22日
・施術前に質問。軽く手を触れるだけ、という手技にも色々あるということについて、まったく予備知識がない私のレベルに合わせて分かりやすく教えてもらった。

・施術は今回も仙骨と背骨のあたり、そして頭が重点的だったように思う。いまだ違和感の残る右足を持ち上げてゆるやかに動かしている最中、また、「そうだそうだ、そうなのだ」と思った。心地良かった。右足の気持ちを理解されている感じがした。あ、そうだ、いまだしびれのある右腕をやってもらっているときも思った。「そう、そのちょうど手を当ててもらっている肩のところが今辛いから、手を当ててもらって安心する!」って思った。

・施術後、私はいつもぼーっとして漠然とした状態なので、とくに感想が浮かばないということを伝えると、それでいいとのこと。助かる。

・ふと感じた、いや気付いたのは、もしかして顔が少し変わったかもしれないということ。期待があるからそう見ているのか…でも重力のなすがままの状態ではなくなった?と思うのだ。どうだろう。。。でも筋膜がバランスして張力が発揮されると顔のたるみが解消されるのは想定の範囲なのだから気のせいではないのかも。理論上、ではなく実際に、というところが信じられない嬉しさ。理論上ではすごいってこと世の中たくさんあるけど、自分の身をもって恩恵に預かったことって果たして…というのがこれまでだったのではないか。

○セッション5_3日後
 うーん、やはり顔がリフトアップしてる!これは間違いない。笑っちゃうほど!


●セッション6_7月27日
・初めてうつ伏せの状態での施術。背骨、骨盤を軽く小刻みに揺らす感じ。そしていつも通りの仰向けに。やはり、足首、骨盤、背骨。そして肩、頭。施術前に色々質問などをしたせいか、半眠状態にはならず。ただ落ち着いて鳥や風の声を聞いていようとしていた。

・顔のリフトアップのことを岡田さんに報告したら、「へーそうなんだ。マスクしてるから分からないけど」って。自分の手柄的な言い方はしない。そう思ってる気配すらしない。この感じ、今までにあっただろうか?いやない!

・コアに迫っている6回目だが、劇的変化みたいなのはない。

●セッション7_8月5日
・ついに統合に入る7回目。(※注:統合は実は8回目〜10回目です。。)施術台に仰向けになると同時にもう体が台にしっくりと馴染む。
自分でもそれについてはすぐに気が付いたけど、岡田さんにもそれは分かるみたいだった。この本人しかわからないような微妙な体感覚を端から見ててわかるってすごいな、とこういうところでも驚く。

・施術はいつもとそう変わったわけではないのに、今回初めて心が揺れて?涙が止まらなくなった。やば!と思ったが、そのままにすることにした。自分に何が起こっているのか見ていたいという客観的な自分と、嗚咽してしまいそうなくらいの自分と。涙の理由は一言でいうと「(なんだかんだあるけど)人生って良いもの(美しい)」という感情。コトバにすると優等生のようなポジティブシンキングのような感じになってしまうが、それよりもっと地に足がついたような客観的なようなそんな確信だった。ただ、その確信は幼児の頃の自分がそう感じていたことを思い出したカタチでやってきたので、この知覚を今の自分の日常生活で感じていられれば人生は楽になるし楽しくなるだろうな、そうなりたいものだよ、と思う。という感じ。

○セッション7_7日後
・右腕のしびれがほぼ消えていることに気づく。
痺れによる感覚の麻痺で、皿を落とさないように洗わなければならないストレス、子どもの肌に触れてもその感触が分からないストレス、これらから解放されている。いわゆる速攻ではないかもしれないが、確実に解消した。これってスゴイことだ。実際のところは、この症状が1か月半で消えるなんて速攻と言える。10回に意味があることを理解していて良かった。


●セッション8_8月17日
・施術前にアレルギーの話、チンキの話。
・思えば前半にあったような、施術後の関節ポキポキなどの明らかになんかが変化しだした!という体感はなくなってきた。
けれど疲れにくくなっているという実感が出てきている。実際ここのところ毎週末4才の息子と電車で1時間の川に遊びに行けている。以前なら一ヶ月に1回で私よくやったというレベル。


●セッション9_8月21日
・施術前に家族や先祖の話をする。施術中、亡くなった家族や先祖にただただ「おつかれ〜」と声をかけた(もちろん心の中で)。それだけでいいや。最初は少し家族の話で緊張していたが、やがてリラックス。途中、うれしくって仕方ない感じもあった。先祖たちをおつかれ!と見送って自由を感じたのだ。

・あと、やっぱり、岡田さんの手に愛を感じて、感謝を感じた。幼い頃はおかあさんに触れられているときこんな感じだったかもしれない。愛っていまいちよくわからないんだけど、こういう感じがそれなんだろうか?岡田さんにもすっかり慣れて?あと1回なのが名残惜しいような気がする。それはセッションが日常の中のオアシス的な?良い時間だったから。

・今回はじめて、施術が終わったあともしばらく横になって居たいという思いがあり、実際そうさせてもらった。遠慮みたいなのが少し薄くなったのかな。
毎回少し質問などするが、岡田さんはどんな話であっても決して相対的な立場を取らないというか、場にそういう空気が作られない。まるで親しい友人と放課後だれもいない教室で大切なことを話しているような、親密でしずかにワクワクとしたなにか大事な秘密に触れたような気持ちになる。


●セッション10_9月2日

・ついに10回目。もう、不思議ドキドキという感じではない。気持ちも体も完全にリラックスして、よき時間を持つことにありがたさを感じている。最後の日なので、岡田さんに色々聞きたいことを聞いたり。施術前に40分くらいお話をした。この時間も私にとっては重要。岡田さんは常にボディワーカーの視点から見ると〜とお話くださるので、ブレない。感情や信念などが挟まれると深みにはまるばかりでそこに出口はないことを岡田さんと話すたびに再確認できる。これってすごい価値あることだと思う。出会えてよかった、ありがたいと思う。

・施術はいつもどおり。最終回だからといってとくに違うことをするわけではない。余談だけれど施術台に乗ったときに腿裏が攣りそうになり痛くて、それを伝えると右足を動かしてくれる。実に繊細かつ的確な動きを加えてもらいその時も「そうそうそうそうー!すごいな何故分かる!」という体感を得ていた。痛みはすぐ消えた。

・最終回の意識があったから変性意識になっている時間は短かったような気がするが、岡田さんには深く入っているように見えていたらしい。たしかに吸う息が「ハッ」と大きくなった感じで我に返るようなことは、今回もあった。頭や肩をやってもらっているときによくなるような?

・最後施術を終えて大きな雷。気持ち良かった。浄化。生まれ変わって祝福をうけたかなという感じ。昔から雷が好き。なんだかワクワクして爆音でスッキリするから。


▼最後に
もっと早く受けていれば、という感想をどなたかが述べていたが、私もそう思う。
タイミングもあるのだろうが、人生を自分でやっていこう、いける。という気持ちになれたから。いつのまにか自分に自信をなくしてしまっていた、自分がたよりなくてしかたなかったのだと、整ってきた今なら分かる。苦しい渦中のときよりよく分かる。今だって人生における色々がなくなった訳では無い。けれど渦中の私に“よしよし”ってな感覚を今は持てる。余裕か。それがうれしい。

まず体が楽になること、そしてものごとの見方がちょっと変わること(岡田さんが教えてくるわけではない)それによって、自分の力がまた帰ってきたような感じがする。手のしびれはもうない。
ロルフィングはセッション終了後も変化が続くことも特徴だというから、まだまだこれからが楽しみだ。
 

 

 Y.T.さま(女性、ライター)

 

《一部抜粋》

以前の私はとにかく慢性的な肩や首の凝り、頭痛、だるさ、姿勢の悪さ、体の硬さ、冷えに悩まされていて、緊張感や不安は幼い子どものころから抱えていて当たり前になっていた。いつもエンジンを思いきりふかして頑張って緊張して、ぐったりと倒れ込むように眠るし、精神的にも不安定。そんな悪循環をどうにかしたくて、もう少し「大丈夫」だと思えるようになりたかった。好きだった仕事がだんだん辛くなってきてるのもなんとかしたいと思った一因だった。

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Rolfing 10回コース 感想

全体的なこと

10回のロルフィングコースを受けている間、いろいろと不思議なことが起きたのだけど、一番印象深いのは、毎回、施術を受けて建物から一歩でると目が開けられないくらい明るい光がさーっと身体を包み込んで、澄んだ空気を感じられたことだった。

たまたま毎回天気がよかったのかもしれないけど、ただただ気持ちが良くて「世界はなんてきれいなんだろう」と思えた。

以前の私はとにかく慢性的な肩や首の凝り、頭痛、だるさ、姿勢の悪さ、体の硬さ、冷えに悩まされていて、緊張感や不安は幼い子どものころから抱えていて当たり前になっていた。いつもエンジンを思いきりふかして頑張って緊張して、ぐったりと倒れ込むように眠るし、精神的にも不安定。そんな悪循環をどうにかしたくて、もう少し「大丈夫」だと思えるようになりたかった。好きだった仕事がだんだん辛くなってきてるのもなんとかしたいと思った一因だった。

何人かのロルファーのHPを検索して、岡田さんのサイトに行き着いた。
ロルフィングのことやバイオのこと、何を書いているか正直わからない部分も多かったけど、直感的に「この人いいかも」と思った。書かれているものから植物のような印象が漂っていた。会ってみるとやっぱり雰囲気も声も植物が揺れてるみたいで一瞬で安心できた。

最初の1-3回目は、何がなんだかわからないまま。少し体が楽になったかな、姿勢がよくなったかな、という感じ。4-7回くらいで、肩こりや頭痛、足のゆがみなんかはなくなるが、そもそも健康って、悪い何かをやっつけて直すことじゃないんじゃないかと思い始めた。

8-10回目で、身体感覚がずいぶん変わった。朝起きた瞬間から夜まで、「大丈夫」だった。ショックなことがあっても、家族と喧嘩をしても、忙しくて夜更かししても、身体も気持ちも大丈夫だった。よく眠りよく食べ、頭をあまり使わなくなった。不安がないってこんなに楽なのか。特に最後2回の施術後の体感は信じられないくらいパワフルだった。

「地に足がつく」「宇宙の一部」ってこういうことなんだ、と身体で実感できたのは一生の宝になる気がする。

これからも悩んだり、体が故障したり、気持ちが揺らいだりもあるだろうけれど、この世界にいる間はこの体と意識と自分にできることを使って、実験していけたら良いなと思う。

 

《各セッションごと》

↓ 詳しい体験記を見る


<以下、毎回の感想です。長いです>


◎1回目

初めての施術。他人に触れられるのは苦手なのだけど、岡田さんは会った瞬間、普段めったに出てこない関西弁が出るくらいなぜか気を許せる。なんというか植物っぽい感じの人。

最初立って、少し歩く。自分の歩き方、バランスに自信がない。服のまま、仰向けになる。触ってんの? え、触ってないの?というくらいの軽さで足首を持たれる。

しゅるしゅると中の何かがめぐって、空を飛ぶような感覚。びゅーっと空に上っていって、えー、怖っ!と思う。怖いけど楽しい。ほとんど足下だけで終わったのだけど約1時間ほど、走馬灯のように、家族の顔が浮かぶ。途中眠くなり寝てしまう。終わって起き上がってみると、床に足がぴたりとくっつく感じ。立って歩くけど、まだふらふら。

その後1週間ほど、生活の中で感情がいろいろとわいてくる。家族への怒り、落ち込み、無気力、自己否定みたいなもの。どろどろとしたものがめぐっていく。困ったな。



◎2回目

足首を触られると暖かく、軽く、脚から骨盤がじんわりカクカクと開かれていく感じ。実際足や腕がピクピクうごく。内蔵もひろがる。

うとうとしながら、途中子どもたちがげらげら笑ってる映像がうかび、笑いがこみ上げ耐えられず笑ってしまう。「すみません」というと、岡田さんが「あるある~」と言って笑うのでほっとする。

終わってみると体がひろがり大きくなった気分、骨盤あたり内臓が重く、下がっている。

しばらく座ってみてといわれ、座っていると中心軸が感じられる。

帰り道、来たとはまるで違う落ち着きある感じで帰宅する、心細さがない。



◎3回目


施術前に、胸は開いた感じがするけれど、右腰に違和感があること、頭痛がすることなど伝える。

岡田さんからは「へ~、そうなん?」ってな感想、以上。で、施術がはじまる。


相変わらずそっと触れられてるだけなのに、安心感。体の中の水分が巡っていく。

普段そんなに身体が緊張してないつもりでも、触れられるとゆるゆる動き出すから、ああ緊張してんだなあと気づく。右肘を触ってもらうと、手が痺れる。

終了後、ベッドに体がピタリとくっついている。立ち上がると床にくっついている。

自分では、何かが変わった!という感じはないのだが、「ああ、いい感じですよ~」と岡田さんが言ってくれので、なんか嬉しい。「若返った~」とも言われる。ええ~。なんか嬉しい。

帰宅後、左肩筋肉痛。右の鼠蹊部も。ソフトタッチでなんで筋肉痛になるんだろう、と驚く。


◎4回目


開始してすぐ、胃がきゅーっとせりあがってくるような痛みで、手を置くと一部が硬くなっている。何かがせりあがって来て吐き気がした。右足全体、股関節などに触れてもらっている間に、うとうとする。気がつくと胃の痛みは消えていて、そのかわり左足の親指が痛い。気のせいと思おうとするのだが痛みとしびれが強くなる。爪をはいで外に痛みを出したいくらい。

「親指の爪、めっちゃ痛いです……」と伝えると、しばらく手を止めてくれたが、再び足首に触れられるとぎゃー、めちゃくちゃ痛い!ひー!
ということで、靴下を脱いですこし指先をほぐされると、わさわさわさーっと痛みは逃げていった。その後は安心して施術を受ける。終わると、これまで感じていた不安や恐れ、怒りみたいなものもなく静かなところにいる。

◎5回目

前回から、年末年始をはさんで2週間ほどあいた。

体の調子はよく、旅でよく歩いていても疲れ知らずだった。食事も睡眠も過不足なく楽。家族に背が高くなったんじゃない?といわれる。できなかった前屈ができるようになってる。肩凝りが減った。O脚まで治っている。えー。

施術が始まり、骨盤、仙骨に入ったとき、ベッドの上部ががくんと斜めになって滑り落ちそうになる。実際になったわけではなくて感覚的に。わー、落ちる落ちる。ジェットコースターに乗ってわくわくしてるんだけど怖い、みたいな。

意識がなんどか遠のく。娘が変顔をしている映像が出てきて思わず笑ってしまう。このロルフィングの背術の間、わたしはなんどか子どもの変顔に笑わされている。後半、頭がのぼせたようで、なんどかぶるぶる寒気がした。

終わってから、歩き方、立ち方について岡田さんから言葉でのサジェスチョンをもらう。わかったようなわからないような。「ま、わすれていいですから」といつものように突き放されるのが面白い。



◎ 6回目。


この回の施術は1箇所に触れられていると思ったら、すでに岡田さんは違うところにいて手は離されていることの繰り返し。波のような余韻がすごい。体全体が軽く沈むような重力を持ち落ち着いている。

首から後頭部にかけて触れてもらうと、ねっとりした痛みのようなダルさや違和感が出てくる。これまでずっと持っていたもの。一通り終わってからもまだ気持ち悪いので伝えると、もう一度軽く頭をさわってくれた。額のあたりに、何かが集まり明るくなって嫌なだるさが溶け広がって出ていく。だいぶ楽になった。

自分だけでなく、娘が頭痛や胃痛、心臓の痛みなどを訴えるという話をしたら、手作りのチンキや、人にもらったというハーブのスプレーを譲ってくださった。ありがたい。


◎7回目

前回からの間に、娘が、岡田さんのお師匠さんに身体をみてもらえる機会があった。あちこち身体が痛いといっていた娘が苦痛を言わなくなり、前より立ち直りがはやく楽しそうにしていることが多い。私自身も師匠の娘への施術中にぼーっと気持ちが良くなり、忙しくて疲れていた体調がかなり緩和した。


7回目の施術は足をもちあげてのストレッチ的な動きなどがありダイナミック。施術直後、骨盤、足の付け根、肩、手が半端なくだるくなる。しばらく動けず横になってると、じんわりと温かいものがあがってきて、目から滲み出る。涙ともいえないなにかあたたかいもの。ありがたいなあという感じ。

ゆっくり起きて座ると首が首として機能していた。あ、私、首があった。という感じ。

「ぼーっとしてるみたいやから、ゆっくり散歩でもしてかえったら?」と言われて、遠まわりして神社によってみる。

すごくやわらかくて温かい光が木々から挿し込んで、気持ちが良かった。大きな木にもたれかかる。

もっとリラックスして世界にまじっていけばいいんだよという気がする。もっと信頼して、不安やエゴを手ばなしてふわーっと光みたいに繋がって行きたいなあと思う。


◎8回目


唯一、身体がしんどい感じで終わった回。施術中なんどもなんども悪寒がして、身体が震えた。最後の方は連続で震えるのでどうにかしたのかと思った。

「やっていた感じはよかったけどねぇ」と岡田さん。「何か出ていくとかあったのかも。身体が変わっていく時なのかも」と。


◎9回目


施術の前に40分くらい話しをする。

「見た感じは、すごく順調にプロセスを踏んでいると思うよ」と岡田さんは言う。

確かに気がつけば、体がつかれてどうしようもないということが減っていた

毎朝目覚めがすっきりして体調がよかった(以前は毎朝目覚めると不安と緊張で1日を始めるのが怖かった。夕方になるとやっとたどりついたという気持ちでぐったりしていた)

気がつけば、ささいなことで驚いたり、外のストレスに動揺したりしなくなっていた

そんな、ちょっとしたこと、「気がつけば」というようなことが、積み重なっている。


施術は、静けさのなかで体を任せている感じ。最後、頭にうつると何か熱いものがしゅるしゅると額の裏側に集まってどくどくと息づいていた。その熱いものを外に出したい、額をぴっと破いたら流れ出そう、というところで終わった。
驚くほどに体が一本の太い軸に支えられている。力むこともなくくにゃりとなることもない。

さらに上から滝のような何かがじゃんじゃん流れて体を通って下にながれていることに気づく。なんだこれー!自分はまるで筒のよう。「こんなふうに体で感じられるものなんですね」というと「そうそう、全部身体感覚で感じられるものなの。イメージとは全然ちがう」と岡田さん。頼もしい体という味方を手に入れた気持ちで帰る。


◎10回目

いよいよ最終回。日常生活で、気持ちがぶれたり、疲れ果てたりすることはほとんどなかくなった。臨機応変というかそのとき起きることにただ自分のペースで向き合うだけ。頭で考えることが減った。


最後の施術は、足から頭までなんどか行きつ戻りつしつつ丁寧に時間をかけて診てもらった。
穏やかで温かな海の中にいるような至福な心地よさの中にいた。触れられて心地よく、ずっとこのままゆだねていたいと思いながらも、だんだん調整が最終段階に入っているのを感じる。
海の中に身体が溶けていたような感覚が、砂のなかに埋もれているような重さに変わる。身体の中央にある軸に力が宿って、そこから私の身体が輪郭を取りもどしていく。
終わってゆっくり起き上がると、太い軸が身体の中にある。

地球の奥下の方からつながって、人型の身体がにょきと生えている。その中に自分がいるように思う。
「上からも下からもつながれる感覚を体験できたなら、多分、これから楽になると思うよ」と岡田さんに言ってもらう。

約3ヶ月、あっというまの10回だった。お守りのように見守ってもらっていた時間がなくなるのが、寂しく心細い。でも、岡田さんの言うように、私の健全さは自分の中にあるんだろう。そこに戻れる感覚を失わないようにしたい。この身体の中央にある分厚くて強い感覚を忘れないで、これからも日常を大切に過ごしていきたいと思う。


岡田さんには最初会った瞬間から、普段ふうじこめている関西弁が出てしまって安心して体を預けることができました。いつも「(効果が)よくわからない」という私に「はたからみたらええ感じよ」と言ってくれたり、真面目なことを語っては必ず「しらんけど。」で閉める関西のお兄ちゃん。10回のセッション、本当にありがとうございました!

 

 A.F.さま(女性)

 

 《一部抜粋》

―ロルフィング10シリーズを終えて― セッションを終えてしばらく後、散歩の途中、空地のねこじゃらしの群れが、吹いているか吹いていないかわからないくらいの風に揺れていて、岡田さんのセッションはこんなふうだったな、と思う。

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■ロルフィングを受けた動機

ロルフィングを受けることを決めた理由の一つに、施術者と患者の依存関係から離れたい、というものがありました。
子供の頃から消耗しやすい質で、ロルフィング以外のボディーワークをいくつか受けてきましたが、どれも継続して通い続けなくてはならず、心身の両面で施術者との間に依存の関係が出来てしまうことが気にかかっていました。
「歪み」を直してもらって「完全な」「正しい」体になっても、施術室を出て一歩踏み出せば、また自身の癖(生き方)によって体を歪めてしまうという罪悪感のようなもの。自分の体なのに借り物であるような、やりきれない思いがありました。痛みに焦点を当てるのだから当然ですが、その頃は施術の度に「〇〇が悪い」という言葉を聞き、自分(の体)を「悪いものだ」と刷り込みのように思っていた気がします。
一方、ロルフィングは10回で完結し、効果は持続する(らしい)。そんなボディワークがあるのか、と目を開かれる思いでした。
数年前に出産したことで大きな変化があり、今回、「ロルフィングを受けよう」と思うに至りました。

岡田さんにお願いすることにした理由はいくつかありますが、服を着たまま受けられるというのは、私にとっては重要でした。肌を露出することへの抵抗は大きかったし、また、実際にベーシック10シリーズを受け始めると、セッションの初期からアトピー性皮膚炎のような症状(※ロルフィングと関係があるかは不明です)が出たので、もし着衣のまま受けられるのでなければ、(心理的にも)継続は難しかったかもしれません。


■セッションの間隔、なるようになるということ

体験セッションを受けたのが5月初旬でした。すぐ10シリーズを受けることを決めたものの、7月下旬からしばらく関東を離れる予定があり、セッションが中断してしまうことを心配していました。
セッションを受ける間隔については、あまり空け過ぎない方が良いと言うロルファーさんもいるようですが、岡田さんは気にしなくても良いという意見だったので、5月の連休明けにセッションを開始し、7月中旬にセッション7を受け、その後2か月ほど空けて9月中旬からセッション8~10を受けることになりました。
この中断が私にとっては良かったと思います。上記のような皮膚の症状を含め体に出た様々な反応が落ち着くのに、ちょうど中断していた期間だけかかったからというのがその理由で、結果として、後半の統合のセッションを、心身共に落ち着いた状態で受けることが出来ました。なるようになった、ということでしょうか、元々、物事が自分のコントロールを外れていくことに対する恐れが強いためか、10シリーズの中で起きる様々な変化に混乱することもありましたが、これも終わってみれば、「なるようになった」というのが今の感想です。個々のセッション中も、何か「手放した」ような感覚の後に、変化が訪れるようで、興味深く思いました。


■ロルフィングというボディワーク

10シリーズ後の変化は数えきれません。呼吸の変化、歩くときの感覚の変化、植物とのかかわり、根底的な自己肯定感…存在の仕方自体が変わったようです。それは家族との関係にも影響しました。
体感としては、「体が息づいた」ということ。上手く言葉にできるかわかりませんが、体は、「全体」であったこと。ここでは、全体としてみてもらった、という思いがあります。
それは、他のボディワークと大きく違うところではないかと思います。

そのことを実感する機会がありました。
10シリーズ中は他のボディーワークを受けることは控えていましたが、10シリーズを終えてから2か月後、年末の帰省中に疲れが溜まって腰に痛みが出たため、急遽、以前通ったことのあるボディーワーカーの方に診ていただいたのです。
施術を受けてみて驚きました。以前は心地良いと思っていたはずの施術なのに、10シリーズを経た体にはあまりにも衝撃が大きい、というか、「骨格を調整」してもらいながら、「そんな大きな変化を一度に“作り出す”のか」という驚き。「体」は診てもらっているのですが、なにかが置き去りにされたような感覚が残りました。

これまで、私自身その時々で色々なボディーワークに助けられてきたと思っているし、それぞれに良さがあるのだと思います。  
ただ、ロルフィング10シリーズの後でそれらを受けて感じたのは「扱う領域が違う」ということでした。
体(人間)をどのように捉えているかということの違いでしょうか。
他のボディーワークを受けたことで、あらためてロルフィングのセッション中、いかに自分が大切に、丁寧に扱われていたか、ということがわかったような気がします。「自分が」と書くと語弊があるかもしれません。それは、私個人というものを超えたところで、ということです。

尊厳、という言葉で表されるようなもの。あのように「尊重される」場が存在するということ。そのことを、とても有難く、嬉しく思い返しています。



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●その後の変化 ―ロルフィング10シリーズを終えて


セッションを終えてしばらく後、散歩の途中、空地のねこじゃらしの群れが、吹いているか吹いていないかわからないくらいの風に揺れていて、岡田さんのセッションはこんなふうだったな、と思う。


岡田さんに「お元気で」と送り出されてから4カ月が経つ。
歩く時の感覚(というか、その場にいる「在り方」みたいなもの)は、この4カ月でずいぶん変わった。セッション8、9の頃は、とにかく上へ上へ伸びていく意識が強く、空を見上げるとぐーっと伸びていくその感触が、ただただ気持ち良かった。セッション10を終えた直後は、上への意識があるまま、自分の中に温かく下りてきた感じ。
今は、自分は地面の上にいるのだが、同時に周囲の空間と共に在るというか、一緒に歩いている感じだ。水平方向へも柔らかく広がった。とても気持ちが良くて嬉しい。
外を見ると、内が整うなんて、知らなかったなと思う。
でも、今の体だから、そう思うのだろう。

それでも、やはり人といる時には、空間(場)ではなく、人にばかり意識が行ってしまいがちだ。消耗することも多い。
けれど、呼吸が浅くなることは減ったし、何より、自分はこれからまだ変わっていくだろうと思える。
この先が楽しみだと思えること、これまでの自分には考えられないことだ。
さあ、この体でどうしよう?(どうしていこう?)と楽しい気持ちで思う。

家族との関係も変わった。私は、自分を蔑ろにしなくなった。というより、これまでは自分を蔑ろにしていることさえ気づいていなかったのだと思う。今は、家族のことも、自分のことも大切に思う。

湿疹はセッション後もしばらく引きずったが、いただいたカレンデュラの軟膏と自作の精油の軟膏で保湿することを心がけ、今は落ち着いている。

植物との蜜月(?)は、今も続いている。



「静けさ」の存在。病変は健全から生まれる、ということ。
岡田さんを通して語られる言葉は、10回のセッションを通してゆっくりと私の中に息づいていったような気がします。それはとても豊かな時間でした。

岡田さん、ありがとうございました。


                                                      
                             2019年2月

 

 

《各セッションごと》

↓ 詳しい体験記を見る


以下は、セッション各回の覚書です。


※ロルファー注:こちらの各セッション毎の詳細についてですが、初期のセッション(3回目くらいまで)については一部削除した部分があります。削除させていただいた詳細とは、セッション中に起こった出来事のうち、一時的に出てきた解消していく際に姿を見せたリージョン(不快感や歪み)の詳細な記載です。それは問題(リージョン)が解消され、新しく統合されていくまでに、通過していくプロセスです。たとえば、一時的に歪みや痛みが強調され、あるニュートラルな平穏なバランス点に至り、そこから、癒しが始まります。
それは、比喩的に表すと、そのニュートラルなバランス点にあるスティルネス(静けさ)から健全の放射がはじまり、やがてそのエネルギーによってリージョンは崩壊して消え全体に帰っていく、、そういったプロセスです。そのプロセス途中の”リージョン”は、もう、過去のもの。消えていったものです。もう思い出したり、引き寄せてしまわないでよいもの。忘れてしまうもの、その後の未来と今、平穏と健全の中にいる今がありそこにいます。。そして今も健全に向かって進み続けている。(注目すること自体がそれにエネルギーを与えてしまいます。)誰の目にもマインドにもそこに注目する必要のない、去っていったものは去って行かせてあげる、健全の中に溶け込んでいたままにさせてあげておく方が良いと思いましたので、私の判断で一部を削除させていただきました。



■体験セッション(吉祥寺)

●セッションを受けて
初めてのロルフィングは、不思議としか言いようがなかった。
この続きを見てみたい。10シリーズを受けることを決める。



■セッション1(所沢)

駅から歩き暖かくなって到着。住宅街の中の広い一軒家。暖房が効いている。前回体験セッション後の変化、感じたことの報告。呼吸が背中まで入ること。首(これまで特に左が回りにくかった)が楽に回るようになったこと。食欲があまりないこと。お通じがいいこと。歩くときに脚の付け根から前に出ているように思うこと。街に出ると(体感として)体は崩れるが、眠ると回復することなどを伝えるが、楽しそうに(?)「へー」「そうなんですか」という反応。
これまで受けたことのあるボディワークでは、こういった報告をすると、「それは良かったですね(=私の治療の効果ですね)」「はい、ありがとうございます」というやり取りで、施術者と患者双方納得しあう。そこで関係を築いていく、もしくは依存の関係が出来上がっていくものだった。ここではそうではないようだ。
そう感じた、というただそれだけのこと。誰の承認もいらないのだ。


両足首に触れられていると後頭部が上に伸びていく感じ。左側から体の下に両手を入れられシーツごと支えられる。両肩に触れられる。また首が回る。力を入れずにスルスルと動くのにまかせる。左へ行くとき、紺色のイメージが浮かぶ、右は白。明るい方へ行く感じ。でも左へ多く回る。

セッションの途中から、私は何か「投げた」かもしれない。そうしたら、半分眠りの中へ行った。どのくらい経ったのか、急に前頭部が明るく開けた。

●セッション後の変化

体験時に続き、再び起きた呼吸のパターンは、どういうことなのだろうかと、少し混乱している。

後頭部の下辺りが重だるく、枕につけると脈打つよう。

一日のうち何度かだるくなり、眠るたびに全身が軽くなる。
「悪かった部分が治る」のではなく、体が上書きされていくような軽さ。

腹部が空洞のように軽いがどこか「中心」がある感じ。

夜、布団の中で子どもに歌を歌うと、吸った息が腰の辺りまで入る。歌声で腰の辺りを練るようだ。声の響き、振動で体をこねているような。面白く、気持ちよく、何曲も歌ってしまう。これが歌なら、歌うということはすごいことだなと思う。


下肢に湿疹出始める。



■セッション2(以降、全て吉祥寺)

少し頭の中が動く感じがしたか?けれど、どこか「いいや」という手放した気持ちで、どうでも良いことを切れ切れに思い浮かべていた。左側からシーツの下に入れた両手で体を支えられる。何かが動くようには感じない。体は静かだ。ただ嬉しい。温かいのが嬉しい。足首に触れ、両肩に触れ、今日は多く触れられるように思って、それが嬉しい。

何度目かの両肩の時、呼吸が始まる。スウスウスウ…と吸い切っても吐かない。しばらく止まる。荒々しくはない。穏やかだ。怖くない。自分の呼吸の音、岡田さんの呼吸の音が聴こえる。一人で息をしているわけではない。前回、前々回は暗いところに放り出された気がしたが、今日は、そんなところへは行かず、ここにいて息をしているようだった。肩に置かれた温かさや、自分のものではない呼吸音が、ここに留めてくれるような、何か伴走してもらっているような感覚。
息が荒々しくではなく入り切り、今日は強く痙攣せず、強すぎない力で胸の表面、前面が広がった。

両足首に触れられる。くるかな、どうかな、と思っていると、少しずつ首が回りだす。髪の毛がシーツをこする音を聞いている。優しい穏やかな回転。


●セッション後の変化

下肢湿疹悪化
二日後にひどい頭痛。しばらくしておさまる。
左半身の軽み増す。左側が空洞のような、ぽかんと空いたような感じ。怖くはない。明るく、優しい感じ。

セッション4日後、夜、横になっている時に、呼吸が変わる。
スーと吐く、そうすると、吐く最後のところ、吐き終わるかというところですでに吸うことが始まっているよう。切れ目なく続く呼吸。

呼吸とは、「吐く」と「吸う」の二つの運動を合わせたもの、だと思っていた。というか、二つのパートに明確に分けられる(区切れる)ものとしてとらえていた。その二つの運動を交互にすること。けれど、それは違ったのではないか。吐くことと吸うこと、これは「一つ」なのではないか。



■セッション3

すぐに、肩に触れていいですかと訊かれセッション開始。足首に触れられている時だったか、呼吸始まる。苦しくはない。勢いよく空気が入ってくるような感じでも、荒々しい感じでもなく、淡々と、そして、時々止まる。止まっても、もう怖くはない。岡田さんが頭の方に立ち、肩から背中へ両手を入れ支えるようにする。呼吸、音をなくす。岡田さんの呼吸が聞こえるが、自分の呼吸は聞こえない。音もなく、浸み込むようだ。

呼吸は、空気の強い流れと共にあると思っていた。息をするということは、吸うと吐くの二つの運動を交互に繰り返して、空気を出し入れすることだと思っていたのに、そうではなかった。
透過するような、染み入るような呼吸を知る。

そのうちすっと意識が遠のき、夢を見たような気がする。はっと気づき、口からハアと息が通った。
しばらくその軽やかな息を楽しんでいると、今どんな感じですか、と声をかけられる。自分で、大丈夫と思ったら起き上がってくださいと言われ、なごり惜しいような気持ちで起き上がる。
施術ベッドの向こう側にいる岡田さんを見て、ははは、と笑った途端、強い衝動で涙がせり上がってきた。

●セッション後の変化

下肢湿疹悪化。痒みと痛みが強い。 
上半身(腕、背中、腹部、顔)に湿疹が出始める。皮膚科受診し、アトピー性皮膚炎との診断。衣服が肌に触れるだけで痒く不快。

子どもに触れた時の感覚が変わる。
子どもの体に触れることが、ただ気持ちよく、心地よいと思う。

わからないまま、変わっていく。わからないわからないと思いながら、けれどどこかでそれを受け容れていて、本当に混乱はしていないと思う。


■セッション4

セッションの終わり頃、右腕を持ち上げられて軽く探るように動かされ、それがとても気持ち良くやっと深い眠りに落ちる。今日は現実的な(?)施術が多かったように思った。

●セッション後の変化

セッション直後、下肢、上半身共に湿疹悪化。夜中、猛烈な痒みで目を覚ます。
右頬に痒みが出る。右目腫れる。
参考までに、と教えてもらったいくつかの情報の中から、精油を使った軟膏を作ってみる。
食事の質と量を見直す。数日後から食材の味が一つ一つくっきりとわかるようになる。

セッション4日後、皮膚の状態が上向く。これまでは患部を掻くと、あとからあとから湿疹があらわれて、血が出て腫れて…皮膚の機能が壊れているようだったが、今日は掻いてもそれ以上は出てこない感じ。皮膚がしっかりし、体を力強く守っているよう。新しい皮膚だ。


■セッション5

何の話題からだったか、植物の話が出る。曰く「植物とつながると良いみたいですよ」。窓の外の木を見る。

セッションに入る。最初から心地よく静かである。呼吸が小さくスウスウと音をたてずに行われていて、気持ちが明るく、足首、肩先、ごく軽く上掛け越しに右の腰。頭を軽く包むように。どの段階だったか、呼吸が変わる。一本の管ではなくて、何本ものフリンジのような通り道があり、その管を息が通ると気持ちが良かった。頭部に軽く触れられるのがとても心地よい。
終始、静かな中でのセッションだった。
帰りの電車ですとんと眠り、八王子まで行ってしまう。

●セッション後の変化

背中の温かさ。駅の階段を上っていて、背中から前の方に何か通るような、背中の方から歩いているような感じ。守られているような。歩く時の感覚が変わりだした。

湿疹は停滞期。

セッション翌朝、ごみ捨てのついでに庭のヒメイワダレソウを摘み、瓶にいけてみる。静かな感じがする。窓の外のフェイジョアの葉やフェンスのアイビーが揺れるのを眺めると、胸に貼りつくような感じ。
これが植物とつながるということかはわからない。ただ、ロルフィング以前とは違ってきていると思う。私は、こんなに、草や木と近しかっただろうか?


■セッション6

子どもの風邪がうつり体調が思わしくない。うつぶせでセッション開始。呼吸になかなか集中できない。骨盤、背中、仙骨…背面中心に。
集中できなかったのに、途中から眠っていたようだ。最後、声をかけられても起きられず。わかっているのだが、何か、目を見開いたまま閉じられないような、目が拡大したような感覚。しばらくそのままでいさせてもらう。

●セッション後の変化

風邪をひきずり体調悪い。
皮膚は一進一退。脚も腫れはひいたが、時々ぽつぽつ痒みが出る。
左顔面に痒みが出る。腫れのせいか目が開けにくい。
口唇ヘルペスが出る。
不快な症状が続く。

前回セッションの頃一度「抜けた」と思ったのだが、気づけばまた不快な状態に落ち込んでいる。これらの不調がロルフィングと関係があるのかは不明。ただ、セッション直後に悪化するようだ。そして次のセッション時までに多少落ち着く、というサイクル。(そのため、岡田さんの目にはそんなにひどいようには見えていないかもしれない)


■セッション7

風邪の治りかけで、大丈夫だろうかと思っていたが、今日、セッションを受けて良かった。セッション前に少し話し、ベッドの周りを歩いてみると、悪い感じはしない。こんなに体調が悪くても、この状態ではいられるのだ。背中のこわばりも以前を思うと、嘘のように軽い。ただ、風邪が残っているのか頭の重だるさがある。
ベッドに横になると、息が通る。体が休息に入る感じがしたので、大丈夫、と思う。果たして素晴らしいセッションとなった。

●セッション後の変化

※この回から、次回セッション8まで帰省のため2か月ほど空くことになる。

心身が過敏になった時期。肌に触れる衣服のこともそうだし、人との関係もぎくしゃくとしていたように思う。
夏中、風邪をひいては、体力が落ちて湿疹が悪化し、口唇ヘルペスが再発、というのを何度も繰り返す。

セッション5の後から、歩く感覚が変わり、背中が意識されるようになった。頭がスッと引き上げられるような感じで爽快感がある。歩くことを楽しいと感じるようになる。外に出て歩きたい欲求が生まれるが、歩くと服の布地に擦れて湿疹が悪化するため、なかなか外に出られず苛立つ。

この頃知り合った人に、「運動が得意そうだ」と言われる。子どもの頃から体を動かすことは不得手で、引け目を感じていたので、驚く。あとから、今の立ち姿や歩き方を見てそう言われたのだろうかと思う。

この時期、とても痩せ、周囲に心配されたが、自分としては、一連のこれらのことは経過すべきものという気持ちもあった。

窓から実家の庭をよく眺めていた。夏の緑が茂り、部屋の中の空気まで緑に浸されるよう。

症状が出始めてから約2か月、夏の終わりに、上半身の湿疹が消える。


■セッション8

いよいよ、統合のセッションが始まる。
セッション前に「セッション8~10をどうとらえているか」と訊かれ、その後いつもより長く話をする。病変を生むのは健全であるということ。思考を入れない方が良いということ。思考が入ると「変わる」と。
この日はセッション開始前に話をしたことで、とても静かな呼吸からセッションに入った。二つセッションを受けたようだった。

●セッション後の変化

皮膚の症状が落ち着き、歩くことが習慣づく。
何か、居ても立っても居られないという感じで、家の中から陽の光を見ると、飛び出すように外に出たくなる。出不精のこれまでの自分からは考えられない。ただ、これは一種の躁状態というか、これまで知らなった体の感覚の「目新しさ」に飛びついてしまっている気もする。

歩く感覚がさらに変わる。上方へ伸びていく感覚が強い。


■セッション9
※この日はいつもつけていたセッションの記録を書いていない。

この日もセッション開始前に話す時間が多かった。内面に関する話が多く、言葉がうまく出ない場面もあり、停滞を感じるたび、窓の外の植物に目をやっていた気がする。
中心(ハート)を意識するように促され、立った姿勢でやってみるが、その時、わからない、と思ったことははっきり覚えている。
前回同様、音のない静かな呼吸でセッションに入った。

●セッション後の変化

歩いている。ただ歩くことが楽しい。
早朝の散歩はいい。
テニスコートのフェンスに咲く朝顔の、力みなく広がった花弁が空間と接するところ、その際(きわ)を見ると、いいなあと思う。こんなふうにいられたらと思う。


セッション10の数日前から、少し不安定になる。


■セッション10
早朝、散歩。公園の草の上を歩く。

さっぱりとした心持で、吉祥寺に向かう。東急の前を歩いているときに、あ、歩幅が広がった、と思う。歩き方が変わった。
力強い気持ちで、セッションルームの戸口に立った。

調子はけして良くないのだ、と伝えると、岡田さんは、「でも良い感じに見える」と言う。歩いてみる?と言われ、部屋の中を少し歩く。うん、いい感じですよ。前回、前々回は、ふわふわしていた、少し、どんよりした感じもあった、と。(その頃、上へ、上へ伸びていくような感覚が強かったが、そう見えていたのだろうか)
訊きたかったことをいくつも訊く。

セッション開始。左の頭部、左肩の方から、さーっと涼しいような冷たさ、気持ちの良い静けさが下りてきて、広がった。呼吸する。もう、吐くことと吸うことで1セット×何回、というような呼吸ではなかった。吸わなくても、空気を大量に吸い込まなくても、口や鼻ではなくてもっと奥の方が機能しているような。鼻や口が吸い込む部分ではあるが、その奥に直接染みていくような呼吸が休みなく続いていく。口や鼻が息をしていると思っていたけれど、それは入り口であって、それ自体が「呼吸」するわけではなかったのだ。考えてみたら当たり前のこと。

体が呼吸を始めた。
そうやって息をしていて、その間色々なことが起こった。
すうっと深いところへ行って、ふうっと戻って、首が少し回って、また深いところへ行く。そして足の裏の方からふくらはぎ、もっと上の方へ、体の中心に向かってきらきらしたものが通った。あっ、と思う。大丈夫、と思う。
その後、脚がすうっと冷える。
呼吸が、昔のように、肺に入り切って、ヒッ、ヒッ、と吸い続けるのが数回。薄く眠りのような状態が続く。

今どんな感じです?と訊かれる。
どんな感じ、だろう、どう言っていいかわからないが、もう少し寝ていたいようにも思う。横になっていたい。けれど、起きなければと思い、体を起こす。ベッドに座ってもしばらくどうしていいかわからず、すると、もう少し横になりたいですかと訊かれ、そうさせてもらう。

目を見開いたまま横になっている。
大切な人達が横たわった私を見下ろしているような感覚。嬉しい。自分が、望まれて生まれてきたのだな、と思う。そのことがとても嬉しい。

待たれていて、そこに家族がいて、世界に迎えられた。
涙が出る。生まれ直したのだと思った。

 

 F.Y.さま(女性)

 

《一部抜粋》

ロルフィングを受けようと思ったきっかけは、身体に残っているトラウマの記憶を手放したかったからです。 自分が身体と解離してる気がしていたので身体との繋がりを取り戻したかった、そして身体を大切にできるようになりたかった。ということもあります。 ロルフィングがどういうものかわからないままインスピレーションで岡田さんにお願いしました。

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10回の施術を終えて変化したことは何か考えていて、以前のことがあまり思い出せないことに気づきました。ネガティブな思考のループは減った気がします。あと過去に意識が飛ぶことが減りました。できない自分も含めてまるっとありのまま受け入れることが自分を大切にすることだと思えるようになってきて、自分を責めたり罪悪感を抱くことが減りました。心と身体は繋がっているのでトラウマ的なエネルギーがリリースされたら心理的に変化するのですね。頭でわかってるというのと本当に実感、体感できることとは大きく異なります。ありがたいです。身体との繋がり感はまだよくわからないのですが、これからどんどん良くなっていくような気がします。根拠はないですがなんとなく。私はクォンタムヒーリングを学んでいるのですが、岡田さんの施術者としての在り方に共感できる部分が多く信頼して委ねることができました。問題ではなく本質にフォーカスしてくださり、ありのままを受容してくれたことが変容を大きく助けてくれたように思います。誰から受けるかはとても重要で、ちゃんと岡田さんを見つけた自分をよしよししてあげたいです。本当にありがとうございました。

 

《各セッションごと》

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以下は各回ごとの感想(というかその時のメモ書き)です。


8/6【1回目】
申込みしてから、身体の中深いところに隠していた大きな恐怖とか罪悪感が浮上してきてる感じ。追体験せず味わわずさらりとエネルギーをリリースしていく。と意図する。

帰り
岡田さん、初。思ったよりハイカラ?見た目。
でも中身は水みたいだった。意識は空みたいだった。
さらさら流れて ただそこに在る。すごく澄んでる感じ。
私もそうなりたいなぁって思った。柔らかさと強さが共存してる感じ。そしてシンプルで心地よくて雄大。空は大好きで安心する。
ロルフィングのワーク自体はあったかくて何となく安心感ぽいものを感じる。でもまだ身体が少し緊張してる気がした。
ボディワークではあるけど意識の世界でのワークに似てるなぁーって思った。
ワークはあっという間で、終了後にどんな感じだったかとか質問されたけど、ボーッとしててよくわからないことを言ったかもしれない。
でも、顔の湿疹は治るかなととんちんかんなことを聞いたとき、何でも起こりうると思ってます みたいなことを言ってくれたのが印象に残った。
身体がトラウマを記憶するか、感情を記憶するか、ロルフィングでリリースできるか。言葉を選びながらやんわりとそこまでできると思いますと言ってくれたような気がした。私はちゃんと岡田さんを見つけてエライなと思った。


8/11 【2回目】 
施術を断られなくてよかった。
最近、体の右側の部位に痛みを感じることを伝える。→リリースの可能性あり。涙で出たり、感情で出たり色々とのこと。

施術中、涙が出た。
身体をあずけたことないなぁーってのと、
そのままでいいんだよ って受容してもらえてる感覚があった。
なんで私は自分のことをダメだって思ってるんだろうって思った。

岡田さんは意図は使わない。あーしようこうしようとやらない。そうだ。
でも説明は難しいらしい。
ロルフィングはひとそれぞれやり方が違うそうだ。
ここにきてよかった。と思う。

トラウマが〜、記憶が〜っていうところから ふわりと浮き上がればいいだけ。
掴んでる手を離して自分を自由に解放する。身体を。
自然の一部です。抗わない。ただ在る。

人はドラマが好きである。が、そこから抜けるのは実は簡単かもしれない。
過去世とかトラウマとか傷とかその領域からふわりと浮き上がって ただ在る ?

私はいつまで 虐待を受けて育った私 でいるのか?
手放すことができるのは私だけじゃないのか?
私を自由にできるのは私だけ。
虐待を受けて育った私 を手放せたら、エネルギーも現実も変わるよね?
なかったことにするんじゃなくて、新しい 克服した私 になる?

背骨がいつもよりまっすぐかも?


8/20【3回目】
行く前
ここ数日、逆戻りしてる感あり。
ただ、下半身が前よりどっしりしてるような気もした。 
右側の首を痛めた。寝違えた?
あと、とっても眠い。

帰りの電車
そのままでいい。ってまるっと受容されてるような感じがした。

施術中、涙が出て目眩がグルグルした。
そこを見ない方がいいと教えてくれた。
途中、背中が緊張してて気持ち悪くなったけど、
終わったらスッキリしてた!
視界が明るい感じがする。見える世界が明るい。

とってもクリアな波 物質、粒子、液体、気体、どのレベルで見るかはそれぞれだけど、必ずキレイな波があるからそこを見るとのこと。トラウマや感情、思考を見るとそこを拡大する、巻き込まれる、そこじゃない。これはヒーリングと同じ。


8/31【4回目】
今月は忙しくて、自分を犠牲にして人の期待に応えるパターンが見られた。
もうここからは抜けよう。自分を大事にしていい。
ひと段落して、体はやっと休んでる。
今朝スッキリしてたかも。

終わった後。
今日も涙が出た。そして、終わった後何故か笑っちゃう。
よくあるらしい。特に質問がなかったのでそそくさとさよならして帰る。
帰り道でも何度か笑った。あやしい。

岡田さんとほとんどお話しなかったので、帰りの電車で久しぶりに
岡田さんのブログを読む。やさしいな、と思った。


9/16【5回目】
施術中に胸が開いた感覚があった。
ぱかっ。てなったように感じた。
とっても心地よい光に包まれてるような感じだった。
目の裏に光が見える感じ。

拘りや執着から解放されてる感じというか、
理論は必要なくて、ただそこにたゆたう〜みたいな?
ポケーっとして帰る。
間違いなくクォンタムな領域での施術。
光の海に溶けてゆらゆらゆら〜して、戻ってくる。


9/29 【6回目】
(この日はメモがなかったです。すみません。)


10/14  【7回目】
向かう途中。
前回、感想を書いてなかったみたいだけど、前回から今回までで考えると、
感情の炙り出しがあったなーと思う。周りの人の嫌なところが目につく。波長が合わない感じがする。
排除するのではなくて受け入れて…と思うけど、それにより自分の波動が下がる感じ。
周りの人が悪いとかではなく、すべては自分なんだけど。

15日 
無性に怒りが湧いてくる。
もう本当にNOはNOといおうと思う。
自分より人のニーズを満たすのは、人より自分を下げてるのと同じ。自分を大切にする。
自分が無理して相手を喜ばすのはもういらないなと思う。ずっとそれをやってきてた。
私がNOと言えばいい話。全員から好かれなくていい。
もしかしたら誰からも好かれなくても、自分が自分を好きでいられることの方が遥かに大きいんじゃないか
自分に嘘をつかない。自分が自分を守る。自分を大切にする。


10/21 【8回目】
帰り。
今日は施術中ずっと両手が痺れてた。そういうこともあるらしい。
身体の記憶、トラウマ、紐付いた感情、さらりと現れて消えていく。本質に返っていく?
色々意味づけしなくていい。

あと、最近思ったこと。
色、音、光、香り 知らないうちに変容してればそれでいい。
エネルギーが本来の形に 形ないものに 戻っていけばいい。
思考は邪魔。だから思考との間にギャップをつくるって言うんだな。
身体も身体であって身体でない。目に写るものが正解とは限らない。かも?
魂も身体もひとつなのかも?マクロで見るとそうだよね。

これまで見えていたものは歪みを通して見ていたのかもしれない。
いかに自分を大切にしていなかったのか。
人を喜ばせることにどれ程のエネルギーを費やしてきたのか。時間も、お金も、パワーも。
それを思い切って一旦やめてみる。
まずは自分を大切に。自分のニーズを満たす。
自分にとってしっくりこない関係を無視してみる。
別にそれらがわるいわけではない。歪んでるだけ。歪みが歪みを引き寄せる。
それに気づいたからそっと離れる。試しに。
今はそんな感じ。

大切なものは何か?大切にしたいものは何か?
本質。光。に気づいて拡げていく。
ずっとそこにあって、変わらないもの。傷つかないもの。傷や汚れは幻想。


11/10 【9回目】
帰りのモノレール。
岡田さんはなんかかわいくてキラキラしてた。
施術中は最初から光の輪っかがずーっと
見えてて、繋がってるのがわかった。
足、腕、体側、途中、手が3つある!って思って
見たら違った。そりゃそうだよね。
岡田さんは笑ってた。

頭の施術に入ったあたりからすごく深いワークに
なって、自分が光に溶けるような、大きな光に
優しく包まれてるような。それでいて、身体の
重力を取り戻すような不思議な感じだった。
いつもは終わったらパッと目を開けるのだけど、
今日は余韻を少し楽しみたい〜って思った。
そしたらラベンダーのいい香りがして。
起きないからラベンダーのチンキとか何か
やってくれてるのかな?と思ったら、何もして
なかった(笑)天使がきた香りだと思った。

岡田さんが、今日は繊細なワークだったって
言っていた。ありがたい。


12/28 【10回目】
施術の前にお話ししてくれた。透明なところに繋がること。
施術が始まるといつもと同じように光の環が見える。
やわらかい光の中に包まれてるような感覚。
ただ委ねるような感じ。ふわふわ、ゆらゆら。

ぐるぐる思考が減った感じがする。
完全にないとは言わないけど、ネガティブなことにあまり引っ張られなくなった気がする。
あと知る必要のないことは知らなくていいやとか、今を大切にしたい気持ちが増したり
これもまだ完璧ではないけれど、前より自分を大切にできてきた気もする。
色んなことをありのまま受け入れる。自分も人も出来事も。
すべて必要で、自分のためにそこにあるもの。
10回はあっという間だった。身体が元の位置に戻ると魂も正位置に戻るのかな。
引き続き自分を観察していこうと思います。

 

 M.N.さま(女性)

 

《一部抜粋》

ロルフィング 感想

わたしの場合はもともと施術を受けようと思った理由は、歯のかみ合わせが悪いことに気がついて、自分の体が歪んでいるように思ったこと。普段から体が緊張状態にあることが多く、それで疲れやすくなっているのではないと考えたことです。あと、仕事で頭を使いすぎると眠れない—寝付けるけど早く目が覚めて翌日頭が重い状態が続くことが多くてつらいということもありました。

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■2/22(月) 第1回目

前日からぎっくり腰を発症。なんとか歩けるかな…という状態で施術を受ける。
施術中はほとんど眠っていました。

終わって、高熱が下がった後みたいな抜け感がありました。
ぎっくり腰の痛みの芯のようなものはかすかに残っているけれど、腰から続いて背中の張りが消えている。
すごく気持ちいい、というよりも、「0」の感じだなと思いました。
帰り道に歩いていて、「もしかして、なんとなく姿勢がいいかも」とか「普通に歩いている」という感じもしました。
「すごい」というより、「普通に」。
ということは、たぶんそれまで(自分の中での)普通ということではなくなっていたんだと思います。

あと、しばらくいろいろ考えることが多くて頭の中が思考でぱつぱつになっていたのが、ゆるくなっている。
そんな印象も受けました。

岡田さんが「劇的な変化じゃなくていい」ということを確か仰られていて、そういうことなのかなと考えたりしています。

自宅で夜に仕事をするつもりだったのだけれど、早い時間から眠気が。
夜10時ごろには布団に入って、何度か目は覚ましたけれど、これでもかというくらいによく眠りました。


■3月2日(火)第2回

施術中はほぼ熟睡していました。
終わってまず体が軽くなっている。
この時期は忙しくて頭の中もずっとあれこれ考えてぱつぱつだったのだけど、
頭の中がすーっとしていて、体の緊張がひさしぶりに溶けているのがわかりました。

岡田さんは戻らなくなっていくとおっしゃっていて、
(以前のことを)思い出さなくてもいいんじゃないですか、とも。
確かに以前のことをデフォルトに考える必要はないのかなと考えたりもする。


■3月8日(月)第3回

施術中、いつも熟睡するのだけれど、今回は眠っているような起きているようなで、うっすらとたくさん夢を見る。
生活の中でいろいろあって、体がまたがちがちな感じで伺ったのだけれど、終わってそのこわばりが取れている。
体自体が変化しているのかどうかは現時点ではわからない。
だけれど、毎回自分の体の中のなにかを退治してもらいに伺っているような気がする。抜いてもらうというのか…。
帰宅して、自分が疲れていることに気がついて、早めに休むことにする。


■3月15日(月)第4回

前回との1週間の間に引っ越しがあって忙しく、気持ちが張り詰めていました。

施術中、眠ってはいないと思うのだけど、意識があるようなないような状態。
「調子は?」と最初に尋ねられた時に、腰と首の調子がよくないという話をする。
そういえばお腹の調子もよくなかったとうっすら考えていたら、
施術中にお腹に手を当ててくださいと指示があって、背中の方に触れられたので、もしかしてお腹の調子もよくないということは体から伝わったのだろうかと考えたりする。

施術が終わって、無駄な力が抜けているという感じがした。
毎回思うのだけど、施術を受ける前と後では全然世界が違う。切り替わる感じが大きい。

自分ではわからなくて「体は変わっていくんでしょうか?」と岡田さんに尋ねたところ「まだ(10回の)途中だから」いうことと、「だけれど体が緊張しやすいと(わたしが最初に話していた)いうのは、なくなってきているのでは」と仰られて、最近ほぼ人には会っていなかったのでわかりにくいけど、もしかしたら…と。


■3月24日(水) 第5回目

ここしばらくあまり眠れず頭が重くて疲れている状態で施術を受けに行く。
施術を受けていて、「あ、抜けた」と思う瞬間があって「これで終わりなのかな?」と思ったら本当に終わりだった。
疲れとか頭の重さが抜けたわけではないんだけど…、
だいたい毎回思うのだけど、終わって自分の中の悪魔的なものというか、何かやばいもの、にごっているものを抜いてもらいに行っている気がする。

前回から今回の間で、「あれ?前より体に力が入ってないかも」という瞬間が何度もあった。
力は入っているけど、抜こうと思えば抜くことができる感じがあったり…。

もうひとつ考えていることが、
「体がやわらかくなると心もやわらかくなるのではないか」ということ。
ロルフィングのセッションを受け始めてから、さらにはここ1、2週間ぐらいの間で
「自分の心がやわらかくなっている」と思うことが出てきている気がします。

その前にそうしてもいい、と自分で思えたり、人から思わされるような事象も出てきている気がして。
そもそも自分がそれを受け入れられる状態に来たから、いろんな事象をそのように思えたのかもしれないし。
自分自身がそういう時期に来たからロルフィングを受けることを決め、そんなふうに思う機会に出会い始めたのか、
ロルフィングを受けたことで、自分の体からはじまった心も変わっていったのか。

そんな話を施術後に岡田さんにしたら、「体がやわらかくなると心もやわらかくなるのではないか」ということにはなんとなく同意してくださったように見えて、言葉にしてみてよかったと思った。

前回から今回までの間にようやく腰の痛みが抜けた。

翌日、好転反応なのかだるさと頭の重さであまり動けない。
夕方ぐらいからようやく快復。

らせん状の感じで変化していっているのかなと思う。


■3/31(水) 第6回目

前回から今回までの間は、感情的にすごく揺れの大きい感じがあった。過去の傷ついたことに引き戻されるようなこと。
けれども、今の仕事については自分の、これまでうまくいかなかった部分が活かされていると思うことが多々あって、それは宝石のようなものなのではないか…と思えてくる。それでいいんだとひとまずの結論。

今回は(わりと毎回なぜかそういうことが多いのだけど)あまり眠れず頭と肩ががちがちな感じの状態で施術を受けに行く。

施術中はなんとなく意識はあるけれど、ほとんど眠っていたように思う。
すごく気持ちよく眠って目が覚めてすっきりという感じではなくて、
施術を受けている間、体の中で嵐が起こっているような感じがある。
インフルエンザや高熱が出た時みたいな、体が内部で病気と戦っている雰囲気。
終わってからも、高熱が下がった時みたいなだるさと、だけどクリアさも出てきている。
細胞ががらがらがらっと変わっていっているのだろうか、と推測。

翌日、起きてだるさと頭痛。
固くなっていたものが緩んで、奥で抑えられていたものが表面に出てきたのかなと思った。
だるさと頭痛はその後もしばらく続く。

同時に、3月から自転車によく乗るようになっているのが、そこから体力が付き始めているのではという感じも。

心の変化というところで、(わたしはお客さまのお話を伺う仕事をしているのですが)お客さまのお話を聴くことに以前よりも、より豊かさを感じるようになってきていること、
自分自身の仕事に以前よりもゆるやかに自信を持ってきている、およびそう思ってもよいのかもという事象があった。

もうひとつ、もともと人が苦手なところが強いのだけれど、それも緩んできているのかも。


■4/9(金) 第7回目

施術の前に岡田さんとお話していて「毎回抜けてもまた次回抜けるものがある感じがするというのは原因がまだ残っているということではないか」と。
直接的にすぐ変わる、もあるかもしれないけれど、終わってからも持続して変わり続けるということもある、というお話も。
そこからの施術。

施術中は眠っていたらいつの間にか終わっている。

いつもは「なにか自分の中の悪いものを抜いてもらっている」という感じが強かったのだけど、今回は「抜けたかも」という感じがした。
ほんとうになんとなくだけど。

帰り、背負っていたリュックサックが軽く感じる。感触が違っていて体自体が変わっている雰囲気。

感情的に、
これまで自分を責めていたこと、および同時に周囲を恨んでいたようなことが、
まずはそもそも自分を責めなくていいんじゃないかとすっと思えた。そしたらもう少し人にやさしくできるかも、という気持ちになったこと。

そしてしばらくして気がついたのだけど、
もしかして顔の歪みが減ってますか…?
左右がかなり非対称なのですが、それが緩和されているような気がした。まろやかになったというか…。

さらにもうひとつ、仕事の時にお客さんと長時間話すのが、以前よりさらっとできるようになっている。多分。
前は一人のお客さんと話すとそれだけでへろへろになっていたので。


■4月16日 第8回目

あまり眠れなくて調子よくない状態で施術を受けに行く。
例によって施術中は眠ってしまう。

終わって…調子の悪いのはかなり整っている。
変化そのものということについてはわからない。
体ではないのだけど、自分の状況がわりと今大きく変わろうとしている感じがある。


■4月25日 第9回目

施術を受ける前の数日間が非常に調子が悪かった。
揺り戻しがあった感じ。
頭痛と、睡眠がうまくとれない感じとチック症状が出ている。

受けに行っていつものようにわかりやすく「抜ける」感じはしなかった。
静かにはじまって静かに終わったような。

ただまあ、これは偶然かもしれないけれど、
その夜、ひさしぶりにとても穏やかで平和な夢を見た。
夢はあまり見ない上に、見てもたいがい嫌な夢のことが多かったので。

よくなっていくと自分から豊かになっていって周囲とつながる、奉仕する感じが出てくるという雰囲気のことを岡田さんが仰っていて、
わかる気もするし、自分についてはもしかしたらそれはまだ先のことなのかもしれないとも思う。


■5月1日 第10回目

今回で最終回。
今回も静かに施術が終わったように思えた。

初回からここまでの変化ということでいうなら、
もともとの体に力が入りすぎるということについては、力は入っても気が付きやすくなったことで抜くことができるようになったように思える。

岡田さんにもお話していたのだけど、体としては劇的な変化というのはわからないのです。
施術を受けている時については中盤までが劇的になにか悪いものが抜ける感じが顕著でした。
それからは静かになっていった感じがあります。

心の変化のようなものを考えると、なんとなく変わりつつある、変わりたい、変わるのが怖いと思っているところがあって、
変化しはじめているそのスタート地点に立っているのかもと思えることがあります。

なので、少ししばらく様子を見ていきたいし、後から考えて今の時期というのは大きな転機だったと思える時なのかもという…なんとなくの予感があります。

もっと自分のこの先の可能性を見たいし、まだ見える気がするので、しばらく空けて継続も考えたいと思っています。

10回、ありがとうございました。


追記:10回目の翌日から仕事関連の勉強会に参加。
岡田さんと話していた時に、「体が変わると自分の中からの豊かさとか、ご縁、奉仕のようなものが増えていく」(かなりざっくりの記憶ですけれど)と仰っていて、
勉強会の中で多くの人と話す機会があり、
たくさん自分と人を肯定する経験をして、「人を、自分をもう少し信じてもよいのかも」と思えるということがありました。

先のことは本当にわからないですね。
まだ本当に終わったばかりですけれど。

 

 Y.K.さま(女性)

 

 《一部抜粋》

最後の10回目のときには、とても心おだやかで心地よいものでした。 そうして終えてみて、始める前と比べて楽に立ちやすくなっていました。 心につっかえていたものが、ひとつふたつ取れたように感じています。そこからも軽さを感じ、特に胸が軽くなったように思います。 からだ全体にあった緊張がとても緩まりました。呼吸もとても、しやすくなりました。

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毎回とても変化を感じました。 前半では体が、中盤では心がバランスを取り戻していく実感がありました。 後半は体の痛みが続き辛かったのですが、最後の10回目のときには、とても心おだやかで心地よいものでした。 そうして終えてみて、始める前と比べて楽に立ちやすくなっていました。 心につっかえていたものが、ひとつふたつ取れたように感じています。そこからも軽さを感じ、特に胸が軽くなったように思います。 からだ全体にあった緊張がとても緩まりました。呼吸もとても、しやすくなりました。 ありがとうございました。

 

 Y.O.さま(女性、40代)

 

《一部抜粋》

セッションを受け始める数ヶ月前から、私の人生は崩壊し始めていた。おおむね良しと感じて進んできたことの、初めはわずかだった違和感が大きくなり、軌道修正ができないまま強制終了を余儀なくされた感じだった。心身ともに不調をきたし、まるで廃人のようだった。

そんな状態の中、岡田さんのセッションを受け始めた。

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セッションに向かう途中にはピンク色のバラの花が咲いていて、
行きに帰りにぼんやり眺めるのが好きだった。

薔薇の木に薔薇の花咲く。
なにごとの不思議なけれど。

そんな言葉がなぜだか見るたびに浮かんできていた。
バラの木にちゃんとバラの花が咲くことが、純粋に不思議だった。
咲いてみたは良いけどシロツメクサになっちゃったとか、なんでないのだろう。
なんでこんなに美しいのだろう。そんなことを思っていた。

セッションは不思議な感じで、毎回が新鮮で、そして優雅だった。
通ううちに、自分の中に何かが流れ始めたことに気がついた。
もしかしたら、もともと流れていたことにやっと気がついたのかもしれない。

それ、を感じたくて、かすかな声に耳を傾けた。
それはどうやら、生かそう生かそうとしてくれていた。
この私を。まるで廃人のような私を。

そしてそれはこの世界に満ち満ちていて、循環しているようだと感じた。
バラの花を美しく咲かせていたのも、それであるらしかった。
自然界を流れているのと同じものが自分にも流れていて、生かされているということがうれしかった。

私はいつの間にか、自分をこの世界からみずから分離してしまっていたことにようやく気がついた。
一人で頑張らなくてはならないと思って。
何のために頑張るのかもわからなくなったまま、心をなくして。鎧をつけて。
生命エネルギーの流れ、循環のようなものから自ら外れようとして、苦しい苦しいと言っていた。

それも良い経験だったと今では思う。
でもセッションを受けて、私は変わってしまったと自分でも思う。
存在の在り方そのものが、まるで別人のように変化したと感じている。

新しい在り方での私は、委ねることが自然にできるようになっていた。
自分に優しくなったので、映し出す世界も優しく穏やかだと感じている。
いろいろあるけれど。

そして何より、「みんなと幸せになっていく」という思いが、深いところから生まれ出てきた。
今までも持っていた思いだけれど、脱皮したような感じで確固たるものになってきた。
それが自分でもうれしい。
私から生まれ出てくる私を、大切に育てていこうと思っている。

 

 M.T.さま(60代、女性)

 

《一部抜粋》

今日のセッションを受けながら、月日が経ったなぁとしみじみ思いました。 岡田さんのロルフィングに出会い、自分は人生という旅をしているんだなと思えました。これからは、旅を楽しみたいと思っています。 岡田さんの施術は私を分断しない事が素晴らしいと思います。何時も透明で、温かかったです。 セッション10 は、とても静謐な時が流れていました。

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■セッション1


10シリーズの1回目をうけて、
感じた事を書きたいと思います。
施術中はとても心地良く、
深い眠りに誘われました。
岡田さんの手がとても暖かく
手が触れる所から、エネルギーが
身体の中を巡る感じがして、喉が開いていく感じもしました。
今朝目覚めた時には、
少し腰が張っている感じも
しましたが、歩いてみると、腰が軽く、スムーズに足が出ました。

今日は身体がよく動き、家事もスムーズにこなす事ができました。
次回も宜しくお願いします。


■セッション2

今朝、寝床から起きて床に足をつけた時に右足首が安定している事に驚きました。膝も自由な感じがします。うたた寝をしていた時に、深い呼吸をしている事にも気がつきました。

身体がよく動き、1回目同様に、家事がサクサク進められます。以前は、すぐ疲れて、やらなければいけない事がたまってしまいましたが、この頃は、予定通り進行出来る様になりました。

物を考える時も、1番大切なポイントは何か、が、分かる事が早くなって来ました。

2回目の施術をして頂いて、「自分は旅をして来たんだな」という思いが沸いて来ました。自分を捨てないで良かったと思いました。

自分の人生にも限りがある事を自覚する年齢になった今、生活の質を向上させ、出来る事を増やしたいと思います。


■セッション3

第3回の施術を受けて、今まで身につけていた古い物を落としたい、という気持ちが起こり、帰宅して直ぐにシャワーを浴びてスッキリしました。

今日の施術中は、ずっと時間が止まった様な、真空地帯にいる様な不思議な感じでした。 

あっという間に時間が経ってしまいました。

今まで抱えていた足首の痛み、胸部の痛みなど気がつくと消えていて身体が整っていく感じです。

心持ちも明るくスッキリしてきています。

10シリーズが終わったら長年諦めていたハイキングに行けたら良いなぁと思っています。


■セッション4

第4回の感想を送ります。

次回も宜しくお願いします。

今日、施術を受けていて、呼吸が深くなった時に、「身体は賢いなぁ」と思いました。

先日、疲れが溜まった時も、深い呼吸を繰り返して少し横になっていたら、身体の中から優しい感じが広がり、リラックスできました。

今朝鏡を見てびっくりしたのですが、顎の線がスッキリしていて、顔全体の線が上がっていました。

嬉しい驚きです。

2ヶ月程前から体温と体調を記録していますが、最近は、身体の痛みに関する記述が減ってきていて、いつの間にか、身体が整っている事を実感しています。

施術終了後、ウトウトして中々起き上がれなかったのですが、「色々あるけど、自分は光のある方へ行こう」と思ったら、起き上がる事ができました。

次回も楽しみです。


■セッション5

このところ私用で忙しく、気持ちも体調も大変なところで第5回目の施術になり、当日は、施術中に感じるあのゾーンに早く入りたいなぁと思いました。

この回は、とても不思議な体験をしました。
施術後岡田さんにその話をすると肯定してくださり、その事に、岡田さんの優しさを感じました。

ありがとうございます。

施術の翌日、遠出をして、沢山歩きました。

何時もなら、両膝にサポーターを着けて行くのですが、この日は、サポーター無しでも全く問題が無い上に、膝や身体の疲れが、今までと全く違っていました。

やはり、ロルフィングは、私の生活の質や人生を向上させてくれると思いました。

■セッション6

 約一週間空いての6回目の施術でした。
 まず、感じたのは、岡田さんの手は綺麗だなと言うことでした。
岡田さんの手が触れた所から、全身に綺麗なエネルギーが巡ってゆくのを感じました。

 前回、8/8の施術以来、外出時に両膝のサポーターを取っていますが、不安のない歩行ができています。愛犬と走ったり軽いハイキングができる日が実現しそうで、ワクワクしています。

 ロルフィングを受けるようになった時期から、停滞していた両親の介護問題が動き出しました。
 様々な軋轢から人間関係に背を向けたくなりましたが、岡田さんの手に救われ、前を向いていようと思えました。  

 仕事を辞めて五年経ち体力が低下していましたが、この頃では、現役でいた頃の体力が戻り、最近のハードスケジュールも気力、体力共に維持されています。

 今、ロルフィングを受けているのは、自分の人生の中で、何か、大きな流れだと感じています。

 6回目の施術の最後に、山へ行こう。ライアー弾こう。前を向こう。と、言う気持ちが浮かんできました。

 今回も、ありがとうございました。


■セッション7

母の入院、父の退院と、両親の介護問題が目まぐるしく動いており、様々なストレスから、気持ちが騒ついている中でのセッション7でした。

 ふと気付くと、力を込めて歩いていて、そのせいか左膝に違和感を感じました。今までは考えもしなかった事ですが、自分の歩き方の癖があるのかな、と思いました。

 鏡を見て嬉しい発見が幾つかありました。

 まず、自分の立ち姿が綺麗になっている事です。姿勢が良くなり、スッと真っ直ぐ伸びていました。

 以前から気になっていた、小鼻の辺りの黒ずみが、何と、薄くなっており、目の周りもたるみが取れ、スッキリした目元になっていました。

 顔だけでなく、身体の線もスッキリしてきていて、中々のコンプレックスだった、脚の太さも、細くなってきました。

 更に、自分の気持ちのコントロールも上手く出来る様になっている事にも驚いています。

 これらの事は、かなり嬉しい変化です。

 岡田さんに感謝です。

 セッションも残り3回となってしまいましたが、どんな変化がやって来るかと、ワクワクしています。


■セッション8

 自分の身辺がとても慌ただしく今までセッションを受けてきた中で、一番ストレスが高かった状況で迎えたセッション8でした。

 足首に施術を受けていると、身体の中に穏やかな感じが広がり、頭全体が癒されてゆき、自分が森の中にいる様で気持ちがリラックスしてゆくのが分かりました。

 ストレスMAX状態でしたが、又、岡田さんの手に救われました。

 ありがとうございます。

 今回も不思議な体験をしました。この様な体験はこれで四度目ですが、何れも興味深く、この体験をこれから、じっくり考えてゆきたいと思っています。

 いつもは、眠ってしまう事は無かったのですが、今回はぐっすり眠ってしまった様で、岡田さんに声をかけられて気がつくと、今までの中で一番時が過ぎていて、びっくりしました。

 セッション8は何かが自分の中に形作られた様な気がしました。
「音」に癒される事にも気づいたので、これからの人生でライアーを弾ける様になろうと、改めて思いました。

 停滞していた両親の介護問題もロルフィングの進行と並行して動いていて、これも不思議な感じです。

 余すところ二回になりましたが、宜しくお願いします。


■セッション9

 新月の日のセッション9でした。
今回のセッションでは足が下に引っ張られる様な感じがする事もありました。

 両親の介護問題をこなしている中で、肉親から負の感情を向けられる事もあり、心が沈んでおりましたが、足首に施術が始まると、身体中に平和な気持ちが広がりました。少し大げさですが、世界中の人にこの様な気持ちが広がれば良いなぁと思いました。

 今まで当たり前の様に着衣のまま施術を受けてきましたが、着衣のまま受けられ、痛くないという点もありがたい事でした。

 体重は減っていないのですが、身体の線がスッキリして、立ち姿が若返ったと思います。

 長年の事務仕事や家事で手を使ってきましたので、手の痛みが慢性的になっておりました。左手はスッキリしましたが、右手の方も、重苦しい感じが薄らいでいる事に気付きました。

 今回も又、不思議な体験をしました。透明で、とても綺麗な青い空に自分がプカプカと浮かんでいるのが見えたりしました。

 前にも書きましたが、岡田さんの手はとても綺麗だなと、改めて思いました。

 次回は、いよいよ最後になってしまいましたが、宜しくお願いします。 


■セッション10

 今回で10 回目となり、10 シリーズも完結しました。コロナ禍の中、先行きが不安でしたが、無事完結することができました。

 前回のセッション後の視力検査結果がとても良く、血流が良くなっているのではないかと思いました。(※病院での定期検診で、緑内障がよくなっているとのことでした。)

 セッション半ばから停滞していた両親の介護問題も動き出し、その対応も、セッションを受ける事で乗り切る事ができたと思っています。

 30 代で大病を経験しましたが、今日のセッションを受けながら、月日が経ったなぁとしみじみ思いました。

 岡田さんのロルフィングに出会い、自分は人生という旅をしているんだなと思えました。これからは、旅を楽しみたいと思っています。

 岡田さんの施術は私を分断しない事が素晴らしいと思います。何時も透明で、温かかったです。

 セッション10 は、とても静謐な時が流れていました。

 身体と心を静謐な状況に置く事はとても大切だと思いました。
また、深呼吸を繰り返すと身体の中心から温かい感じが広がり、リラックスできる事も実感しています。

 これらの事はこれからの人生で私を助けてくれる事と思います。

 岡田さんの施術に出会えた事に感謝しています。

 ありがとうございました。

 

 K.T.さま(女性、主婦)

 

 《一部抜粋》

ロルフィング10回を終えて1番に言えるのは、私自身が感じている世界が変わったということです。 もう以前には戻りたくない。たぶん戻ろうと思っても同じところには戻れないのだろうと思います。 やっと長かったトンネルを抜けたような感じです。

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ロルフィング10回を終えて1番に言えるのは、私自身が感じている世界が変わったということです。 もう以前には戻りたくない。たぶん戻ろうと思っても同じところには戻れないのだろうと思います。

やっと長かったトンネルを抜けたような感じです。
毎回あたまでは考えられない範囲の外でものごとは起こっていくし、ただそれと一緒に過ごしていました。自分で決めつけないで流れに乗ってゆだねよう!あるがままと唱えながら。

時間の流れもなにか違う。
揺れることはあっても自分を責めることが少なくなったように思います。 自分軸がからだにもこころにも育ったようです。

うれしいな。きれいだな。たのしいな。すきだな。。
忘れていたほわんとしたきもちが 自然にあってとってもしあわせを感じています。

体験セッションで軽く触れられただけで体のなかが対角線上に引っ張られる感じがしたり勝手に体が傾いてしまったり。本当に不思議です。
呼吸が深く吸っても吸ってもまだ吸うスペースがありどこまで取り込めるのだろう?びっくりして思わず笑ってしまいました。 終わって外に出ると世界が光に溢れていて植物がかがやいていました。
体がふわふわと軽い感じで夢見心地です。それはしばらく続いていました。

今までいた世界はなんだったのだろう?

前半のセッションは体の中のあらゆるところがぐーっと引っ張られることが多かったです。足、頭の中、口の中など。体も勝手に曲がっていたり左右どちらかに向いてしまったり。
終わって立ち上がると足が安定していて今までと違う。帰り道の歩き方も安定感を感じました。

始まってすぐ涙がツーっと流れて止まらなかったこともありました。
口の居心地が悪くて話したい衝動があったときはとても悲しくて、わかってもらえないからと話すことを諦めていたやり場のない感情が出てきたのかなと思います。

2回目のセッションが終わって起き上がるとお腹あたりがすっと立ち上がっているような、何かつぶつぶした細かい粒子がからだのまわりを囲むようにあってわたしを支えているようで、『わぁー!』と驚き、それに守られているような感じでした。何かがある。不思議。

4回目あたりからヴィジョンを見ることが多く今までとは違う感じでした。呼吸が膨張と収縮を繰り返すようだったり、自分が薄く薄く平らに広げられて伸ばされたと思ったらマッサージテーブルの中心にどんどん縮んでいって漏斗の中に溶け落ちて行きました。それをなぜか寝ているわたしが見ています。

ある時はずーっと光に照らされていて晒されているようで落ち着かない。心の中で暗くしてほしいとずーっと思っていました。 後半は寝ていたのかただ真っ白な世界。
終わって目を開けると明るくはなく薄暗い部屋の中でした。

その後も頭の中がぐーっと重くなることが何度もありました。 中心が調整されているのでしょうか? ふわふわな温かい大きな丸いものをかかえてとってもしあわせな気分に浸っていたり。 セッションが終わると背中がスクッと伸びている。

5回から6回あたりまでは心も体も少し不安定で、常に体がビリビリしていたり心臓がドキドキしていたりセッションの時以外でも体の変化が激しかったように思います。夜寝ていると急にじゅわ~として起きることが何度もありました。

終盤は引っ張られるなど大きなからだの調整はあまりなくピクピク動いていたり、まるまってあかちゃんになるような感じがしたり。 最終セッションが終わるととてもスッキリしてしあわせにつつまれていました。

お父さんに抱っこされてぐっすり眠るこどものような?
そんな大きな安心感。

固まってしまったからだをただただゆるめたい。
そう思いロルフィングを受けましたがからだはもちろんこころまでゆるんでいます。

からだとこころはつながっている。全体でわたしなのだなと実感しています。からだと自分がぴったりとフィットしていとおしく感じます。それにいたるところの触り心地が違う。ふくらはぎは緊張が取れてこんなに柔らかかったかな?仙骨は位置が変わっています。 いままでつらいどちらかからのアプローチでなんとかしようとやってきましたが両方から見ていくとぐんと世界が変わりました。

岡田さんはニュートラルな印象で終わった後はなんだか楽しそう。
いろいろなことを教えていただいて世界が広がりました。 心から…ありがとうございます。  

 

 Y.F.さま(女性)

 

《一部抜粋》

代謝が良くなったのか、体を動かすとすぐ体が温まるようになったし、何より冷えがかなり改善しました。手先、足先はまだ冷えますが、体幹の冷えは全く感じなくなりました。

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<ベーシック10シリーズ感想>

思いがけないきっかけで岡田さんとご縁をいただき、初めて「ロルフィング」というものを知りました。定期的に鍼灸院に通っているし、特に不調で困っているということもなかったのですが、これも何かのご縁と思ったこと、また、趣味のダンスを通して体の使い方やメンテナンスに興味があったこともあり、10シリーズを受けてみようと思いました。

初めて受けた感想は、「何をやっているのか、全然分からない・・・」。
軽く手を触れるだけで何をしているでもなく進んでいくセッション。(と私は感じました)
結局、最後まで、何をしているのか、何が起きているのか、さっぱり分からないままでした。

それでも、回が進むにつれ、以前は首を回すといつも同じ部分で引っかかるような感じがしていたのがなくなり、スムーズに首が回るようになっていたり、しもやけが悪化してしまい歩くときに激痛が走るほど腫れていた足の指が、セッションの翌日から腫れが引き始め、2日後には痛みなく歩けるようになったりと、不思議と変化がありました。

その他の体の変化は自分では気づけていませんが、もっと大きな部分で、いろいろな物事の流れのようなものが良くなった気がします。(気のせいかもしれませんが、物事がうまく回るようになったような・・・)

セッションが終わっても変化は続いていくようなので、これからどのように変わっていくのか楽しみです。


<後日追記>
一番大きな変化を書き忘れていました。

代謝が良くなったのか、体を動かすとすぐ体が温まるようになったし、何より冷えがかなり改善しました。
手先、足先はまだ冷えますが、体幹の冷えは全く感じなくなりました。

 

 S.A.さま(女性)

 

《一部抜粋》


施術自体は身体の一部に触れるという、何も分からない自分にとっては、え、それだけ?と思うようなものです。
ですが触れてもらっていると身体の緊張が抜けていき、いつの間にか眠っている。



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ロルフィング10シリーズを終えて



コロナの自粛期間を挟んで約半年、お世話になりました。ありがとうございました。

振り返ってみると、すごくいい時間を過ごさせてもらったなと思います。

施術の後は必ず身体が軽くなり、視界が広がって元気になる。

それが全然不思議なことではなくて、当然のことのように感じるんです。

10回の施術を通して、人間である以前の、生き物として当然もっている生命力を思い出させてもらったような感覚です。


施術自体は身体の一部に触れるという、何も分からない自分にとっては、え、それだけ?と思うようなものです。

ですが触れてもらっていると身体の緊張が抜けていき、いつの間にか眠っている。

その間夢を見るか、見ずに熟睡した後、起きた時にはすっきりしています。


ロルフィングを受け始めた1-5回目までは、身体の不調を治すぞ!と意気込んで通っていました。そして施術を受けることで徐々に元気になって行き、不調は気にならなくなって行きました。



それから6回目から最後までは、ただ心地よく眠りに行くぞ!という感覚で通いました。サイトにもありますが、ロルフィングの良さは全身が整っていくことで回復することであり、具体的な症状が治っていくのはおまけなんだと思います。また、個人的に大変な時期もありましたが、サロンに行けば必ず元気になれるという安心感もあり、大変心強かったです。



10回目を終えた今、改めて自分の身体を眺めてみると、とてもバランスよく立てているのを感じます。ロルフィングを受ける以前の身体の重さはいつの間にか消え、身体や心に力が戻ってきた実感があります。



こちらでロルフィングを受けることは、根本的な回復が自然に得られるという部分で誰にでもお勧めできるものです。



受ける人それぞれで体感すること、受ける中で経験することが違うと思うので、ぜひ受けてみて下さい。

 

 M.K.さま(30代、女性、ダンサー)

 

《一部抜粋》

ロルフィングセッション、10回受けてみての感想はとにかく元気になった!ということです。

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ロルフィングセッション、10回受けてみての感想は
とにかく元気になった!
ということです。

ダンスをやっているのですが、元々の体の癖が強く、
体感トレーニングなども普通の人のような成果が出づらく、長く悩んでおりました。

しかも専門家の方がいう理想の体の状態になろうとするあまり、
自分自身の感覚を信じて体を動かすということができなくなってしまい、
しまいには感覚自体をうつろにして生きてしまうような時間を長く送っておりました。

10回のセッションを受けた動機は、
そんなトレーニングの邪魔になっている
「体の癖」を根こそぎ取ってやりたい!という願望からでした。

結論から言うとその「癖」が根こそぎとれることはなかったのですが、
(そもそも「理想の体」とか「癖」、「歪み」などに対する定義や捉え方も私の思いこんでしまっているものとは違うように思いました。)
10回のセッションを通してその閉ざしてしまった自分の感覚を感じることのできる自分の体を取り戻した感じがします。

岡田さんが、
歪みが不調の原因の根本には静かなものがある。
というようなことをおっしゃっていて、その世界観に大変惹かれます。

時間はかかるかもしれませんがそのように体や動きの全てを整えていけたらきっと素晴らしいものが待っているだろうなと。

自然で無理がなく愛のある体へのアプローチだと思います。

施術自体は体に触れられていないのに触れられているような感覚があったりして、
ちょっとエネルギーワーク(ではないのかもしれないのですが)のような不思議な感覚がありました。
足を触られているとばかり思っていたら岡田さんが頭の方にいた!と最初の頃はびっくりすることも(笑)

全体的に深いリラックスがあり不快感などはありませんでした。

久々に感じる体の軽さや、心が楽しくなるような気分などが出てきたり
地味に悩まされていた自律神経からくると思われる不調には大いに改善が見られました。

潜在意識と肉体のちょうど橋渡しにあるものを取り扱っているようなセッションで、
私がうかがい知れない領域で怒っている変化も多いように感じております。

勉強不足ゆえにそれらを説明、分析できず、単に「元気が出ました!」としか申し上げられないのが大変申し訳ないところではありますが、

ただ体は、精神は、確実に喜んでおります。

ありがとうございました。

 

 C.A.さま(女性、主婦)

 

《一部抜粋》

岡田さんのロルフィング。私の歩みの途上に置かれていた事に感謝しています。私の本能が進みたい方へ、常にそこを照らして貰いました。最後に各セッションで印象的だった事をお伝えしたく、セッション10のメモと一緒にご報告させて下さい。

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●ロルフィングメモ 6/12(水)10回目
・セッション中
足に触れられ、スネの内部が蠢き、体内のアチコチで静かにピクリと動く。
セッション7以降は、暗闇や光に激しく感動していたけれど、今回は落ち着きがあり、光が放射していくのを見て「綺麗…」とうっとりしていました。
・セッション後
首筋が軽く、胸が開いている。
岡田さんが「いい感じに見えます(^^)」と仰ったのが私の安心に繋がった。
自分を信じる力が湧く。
腰痛からも解放され、特に肩こりに関しては引っかかりが無く嬉しい!
翌日は肺?肋骨?横隔膜?が広がっていて、吸気の時に沢山の空気が入ってくる。
広がっているせいか、そこの背面が筋肉痛。
あと、両足のかかと。これも筋肉痛なのかなぁ(笑)。
最後まで頑張ってくれてありがとう、私の体。

※ロルファー注:
・”光や闇をみる”とは、、セッション中眠るような深い意識状態の中でクライアントさまは何かを見ることがあるようです。それは個人差や個性などによりさまざまです。
・筋肉痛とは、、施術によりカラダは変化していきます。新しい重力との関係の中で姿勢や体の使い方も変わりますので、日常の中で普段とは違う筋肉が使われ、筋肉痛となったりすることがあります。


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以下、各セッションでの印象的な事です。


・セッション1    『驚き』
腰痛が無い!凝りの塊が無い!マットに背中が沈む。
今までの漫然とした苦痛・疲労感も無い。。。
(ぽかーん)

・セッション2    『信じられない…』
快適が持続している。
でも、そんな簡単に晴れやかになるわけはない。
揺り返しが怖いから迂闊に喜ぶのはよそう。

・セッション3    『認め…る』
晴れやかさが持続するし、痛みもぶり返さない。
これはもう素直に喜んでもいいのかも。。。

・セッション4    『震え・迷い』
体の奥で小刻みに震えが発生。
いよいよ内部の調整が始まった様だ。
同時期に、個人的な出来事で衝撃を受け、迷い悩む。

・セッション5    『軌道変更・落ち込み』
この調子で進むのだろうと思っていた軌道が余儀なく変更された感。(後に本能の選択だと感じる)
自身の暴力的な一面を垣間見て愕然とし落ち込む。

・セッション6    『明け渡す』
考えない努力はしても、個人的な悩みは続く。
聞こえてきたのは「手を離せ、力を抜け」だった。

・セッション7    『降伏・暗闇と光』
セッションでの体験。そして恍惚感。

・セッション8  『外からの力』
愛・神・本質・静寂・純粋意識・受容、、、
呼び方は人それぞれ。ぼんやりそれに思いを馳せる。

・セッション9    『重力・使命』
床に足が吸い付く。これが重力?。。。
そして天から糸で吊られている様なスーっとした姿勢を感じる。
同時に自分の使命について考える時間が増える。

・セッション10    『自信』
外からの力(愛・神・本質etc…)と同調する事により、自分の中にもその要素がある事を認識する。
なので、大丈夫!と自分を信じる力を貰えた。

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目をギュッと瞑り首を竦めている。
それが初回の私だったと思います。

セッション1〜3はリラックスには程遠く、施術中も緊張していました。
体の反応も、スネの蠢き・頭が勝手に傾く・触れられていない箇所がプチンと反応する等、色々あり過ぎて若干圧倒され気味。
施術後は痛み・疲労感から解放され、驚きのあまりポカーンとしっ放しでした。

セッション4〜6は、頭が内側から押し広げられる感じが強く、私の中の小人さんが工具を持って走り回っているイメージでした。
体の調整が盛んだったせいか、不調に感じる事もありました。
同時に悩みも発生し、正直シンドかったのがこの期間。

セッション7から暗闇や光を見て、
セッション8〜10は、外からの力も借り、自分が自分と繋がる事を強く感じました。
体の少しの不調には執着しなくなり、よりマインド重視になったのが印象的です。


宇宙旅行をした様だとか、カラフルなサーカス団とか、私の中の小人さんとか、よく話していましたが、私の中の子供の私が見ていたのかなぁと思います。
(幼少期は数字に色が見えていた。地名や何かの名称なども。イメージが結びつくのかな。音に色が見える人も居る様ですね。)

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最後に衝撃的な?ご報告。
セッション10から2日経った今日の朝。
梅雨の晴れ間、天気が良く、カーテンを開ける。
起き上がる前のストレッチ。好きに動く。
亀の様なポーズで腰を伸ばしていた時の事。
暗闇に包まれた。
これはセッションで出会った暗闇だ。
音も無く、全てが『無』の状態。
暫く経ち、少し怖くなってきて、顔をズラす。
周りは明るく、鳥のさえずりや車の音が復活した。
何の意識もせず包まれた?入り込んでしまった?、そんな感じでした。


これからの変化と、また身体の探求でお会いできる日を、楽しみにしています。
ありがとうございました(^^)
 

 

 S.K.さま(30代、男性、会社員)

 

《一部抜粋》

動機は①元々ランニングが 趣味でしたが大会で良く脚がつり、走り方を変えたい、身体をうまく動かしてもっと速 く走るためのきっかけにしたいと思った事、②日常生活で猫背気味で、背中周りがすぐ に固くなり、呼吸が浅くなる辛さを越えたい、と思った事でした。

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ロルフィングを受けようと思ったのは昨年夏に書店で出合った安田登さんの「肝を緩め る身体操作」、にロルフィングが書かれていたからでした。動機は①元々ランニングが 趣味でしたが大会で良く脚がつり、走り方を変えたい、身体をうまく動かしてもっと速 く走るためのきっかけにしたいと思った事、②日常生活で猫背気味で、背中周りがすぐ に固くなり、呼吸が浅くなる辛さを越えたい、と思った事でした。 通えそうな所でロルファーを選ぶ時はそれなりに悩みましたが (岡田先生の手法は他の 多くの方の手法と全く違う)、しきりに心の声が岡田先生をすすめてくる気がして決め ました。初対面の岡田先生は想像よりはるかに若くて驚きました。

全体を通して
10回を通して、走りは確実に変わりました。同時期に受けたランニングクリニックで得 た課題を研究をしていましたが、道が一つ開けたような気がします。脚で走る走りから 、重心先行での走りをすることが体感として出来るようになりました。ピッチが上がり 、心拍数に対しての速度が明らかに上がりました。身体があたたまると股関節から良く動き、「風になる」、という表現をしたく なります。気持ち良い、感覚を味わえるようになりました。 呼吸は深くなりました。胸腔が良く膨らむようになった。風船が膨らむような感覚。 付随して不安な感覚で過ごす時間、というのが短くなったように思います。 仕事や生活はこの期間、色々な事がありましたが、概していうと、平和な時も波乱の時 も色々とあるだろうけれど、多分大丈夫だろう、という感覚を今もっています。セッシ ョンを通じて頭や口が良く回るなぁと思ったり、感情がよく振れることもあるなぁと思 ったり、自分の感じている事がクリアになった気がします。 仕事上のコミュニケーションで壁にぶつかる事が良くありますが、自分は自分の軸をも って乗り越えていくのだろうと思います。 先生から、ロルフィングの考え方を聞けたことも大きな事でした。見るのは健全である 、歪みではない。歪みは健全から生じる。歪みにフォーカスすると引っ張られてしまう。これはあらゆる事に通じる「道」だと思いま す。この道は大切なキーだと思いましたが、本当の意味での理解・実践には10回の中で は及びませんでした。人に語れるぐらいになれるよう、これから勉強していきたい と強く思っています。ここからまた再スタート、という感覚です。本当にありがとうご ざいました。

 

《各セッションごと》

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1回目では途中から息が大きく吸いたくなり、終了後、圧倒的に吸えるようになり驚き ました。

2回目では途中で左足が伸びた感覚になり、身長が伸びたように感じました。

3~5回目辺りから、セッションが終わり目覚めた時にセッション中のことを覚えていないほど深く眠る(※ロルファー注:深い意識のレベルに遷移している状態で、深い癒しの眠りに入っている状態です。)ようになりました。書籍のシンク ロに良く気付くようになりました。書店に立ち寄ると必要な本に出会える。このセッシ ョンの後人生初フルマラソンを走りました。無事完走出来たことは一つの手応えでした。何より身体が辛い感覚さえも受け入れて全体のレースを楽しめました。

6回目終了後、明確に立った時と、歩いた時に変化を感じました。グラウンディング している感じが面白すぎて、夜ただ外に立って「立つ」という感覚を味わっていました 。歩きは重心が足にしっかり乗る感じがあり、その後のランニングで明らかに重心に乗 って走る感じが有りました。

7回目の前日、携帯を落とすという不運に見舞われました。この時、自分の領域の拡張 、のような話が先生からあり、意識の持ち方を意識して行動したところ奇跡的に見つかりました。この時の一連の流れはこれからの課題対処の参考になる気がしています。

8回目ではものすごく深い所にいた感じでした。目が覚めたら何時間も時が過ぎていた のに驚きました。終わった後は身体の軸がどっしり、より深く呼吸が出来るようになっ ていました。

9回目も深く、セッションの後は肩甲骨の自由度が増した感じがしました。歩く時背中から羽 根が生えたような感覚を覚えたこともありました。

10回目は8,9回目と比較するとさら っと終わったような感覚でした。今後この状態をキープするためには?という話になった 時、植物の力の話が有りましたが、終了後に立ち寄った店でビビッとくる植物と出会い、仕事のデスクにおいています。これもシンクロだろうと思います。


今朝も木々が茂る気持ちの良い道20kmを走り、非常に眠いですが今は再来週の青梅マラソンがどういう感覚で走れるのか楽しみです。またバイオダイナミクスや道について質問があったら連絡したいと思います、その時はよろしくお願いします。岡田先生には身体感覚を通してしか分からない、新しい学びの世界を示してもらいました。ありがとうございました。

 

 N.K.さま(40代、女性、自営業)

 

 《一部抜粋》

施術を受けている最中から今までにはない、表面ではなく、もっと内側の繊細な部分が解放されて行く感覚が凄かったです。セッションが進んで行くにつれ、身体の解けて行く感覚はどんどん増していきました。 長い間固結びしてしまっていた糸を、ゆっくり、そっと解いて貰っているようなイメージでしょうか…。

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私は2人の娘を出産しましたが、出産後首が回らなくなったり、肩凝りが酷かったり、肩甲骨の辺りが痛かったり、不調続きでした。その後子育てが落ちついた頃、ダンスを始め、もっと身体を使えるようになりたいとヨガも始めましたが、不調やはそれなりには改善されましたが、痛みや違和感が繰り返しあったので根本的な解決にはならないなー、という感じでした。
また、ダンス、ヨガをやり始めたせいか、自身の身体へのフォーカスが増していったので、左右直立して立った時、右脚が少し前についてしまう、あぐらで座る時、左右の坐骨に平等に体重を乗せているように感じない、そもそも背骨や仙骨の感覚がわからない、身体が繋がらない、先生に言われた事をやろうとしても出来ない、出来てない…などなど、どうしたらいいんだろうと言うことばかり考えてました。

自分の身体に対しての欲が出た分、岡田さんのロルフィングを受けるまで本当に様々な施術を受けましたが、どれもそれなりには良かったですが、ロルフィング10シリーズを終えた今、


”あらー、随分と寄り道してしまったな”


と言うのが率直な感想です。
整体や接骨院、骨盤整体など時間もお金も沢山かけましたが、もっと早く来れば良かった。

ロルフィングセッション1から、驚くほど体感としては違いました。施術を受けている最中から今までにはない、表面ではなく、もっと内側の繊細な部分が解放されて行く感覚が凄かったです。セッションが進んで行くにつれ、身体の解けて行く感覚はどんどん増していきました。

長い間固結びしてしまっていた糸を、ゆっくり、そっと解いて貰っているようなイメージでしょうか…。
10シリーズを終え、やる前とは身体の感覚や姿勢は全く違います。

ロルフィングは本当に素晴らしいと思います。

身体の一番楽な場所、楽な位置を身体自身がお勉強している感じです。
ロルフィングはまた、身体への定着が良いと思います、私も痛みなどで他の施術は嫌ほどやりましたが、持続性が全く違うし、身体全体の風通しの良さ(みたいな感じ)が違いました。

持続性というのは、身体の正しい姿勢?の持続です。結局のところ、整体や接骨院に行っても、その時に痛みは和らぎますが、日常の姿勢や、間違った姿勢による日常の動き、癖でまた痛みはやって来ますから…。
その点、ロルフィングは根本的に身体を変えて行って下さるので(※注:ロルファーからのコメント参照)、痛みが”生まれる”事もずいぶんと無くなりました。

実際、ロルフィングを受け始めてあまり時間が立たないセッション2回目あたりにダンスの先生に動きが変わったね、と言われました。それまで何年も何年も、何百回も注意された事も先生が言っている意味を身体で理解出来るようになり、本当にハッピーです。

また、ロルファーさんは他にも居られますが、岡田さんで良かったと思ってます。
ダンサーさんや、ダンスをやられている方、ヨガをやられている方には本当にオススメします。10シリーズセッションの時にちょっとしたアドバイスやお話がとても有難かったです。私のダンスの先生と言う事が同じ過ぎて、何度か笑いそうになりましたが…。
空間や、感覚的なものも色々学ばせていただきました。
もちろん、身体の不調を抱えている方全員にオススメします、だまされませんから…(^^)

身体は変われると言うのを感じさせて頂いたので、もっともっと良くしていきたいので、私は今後も定期的にお世話になるつもりです。

岡田さん
本当に素晴らしいボディーワークをありがとうございました。

 

 E.S.さま(30代、女性、会社員)

 

 《一部抜粋》

肩にひどい痛みが現れ、また腰にも痛みを感じ、繰り返しリハビリを受けましたが変化がなく、ベッドから起き上がれなかったり眠れない日々が続いてました。

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 初めてロルフィングを耳にしたのは海外に住んでる友人がロルフィングを受けた時の約5年前です。 当時は立ち仕事で身長を失った(※1)事で悩んでた私にとって、体の歪みを整える方法で元の身長を取り戻せればという事がロルフィングに興味を持つきっかけでした。

 あれから5年間の間仕事の影響で肩にひどい痛みが現れ、また腰にも痛みを感じ、繰り返しリハビリを受けましたが変化がなくベッドから起き上がれなかったり眠れない日々が続いてました。

 体に触れるマッサージなどが苦手な私、勇気を持ってロルフィングに挑戦してみようと決断しました。 まずは2014年12月に体験セッションを受け、調べてたロルフィングと全く想像が違く、軽いタッチで本当に何か変わるのかな?と思いながらも体に変化が起きてることに気づいた事で2015年1月からロルフィングの10セッションに踏み出す決断しました。

 最初の3セッションの間に体の緊張感がゆるみ、元々あった他人から触れられるということへの抵抗感も無くなりました。 3セッションを終え、コアに進みました。

 コアの間セッションごと体が大きく変化し、セッションにより次のセッションまで軽い痛みを感じる時もがありましたが、その分の変化が大きかったです。 歩きが安定して軽くなり、肩周りと悩んでた痛みに緊張感が無くなり、体力が上がりました(※2)。 また予想外に溜まってたストレスを感じなくなり(※3)、便秘症に不眠症の悩みが無くなりました。

 コアを卒業後、統合のセッションで全体的にまだ気になる分も扱われていき2015年4月に最後のセッション10を受けました。 10セッションを卒業し、現在体の悩みを全て失った日々を過ごしています。


◆補足 文中の※1〜※3について、クライアント様から下記のコメントをいただきました。

(※1)「以前は1年毎に約1cmずつ身長が縮んで行き、5年間で約5cmほど身長が低くなっていた。ロルフィングを受け始めてからセッション完結までで約1.5cmほど身長が伸び、さらに伸び続けて行きそうな感じがしている。」

(※2)「立ち仕事で一日中立っていると、以前は終業時には立っていられずカウンターに寄りかかってしまっていた。今では平気。まだどんどん動ける。」「プライベートの旅行でも長時間移動することが苦にならなくなった。」

(※3)「仕事中に言われたことなどのストレスを翌日に持ち越さなくなった。」

 

(補足)

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最後に『最初の頃は笑えない時期だった。笑ってるつもりでも写真をみると笑ってない。どうやってここから抜け出すのか分からない状態だった。そこから抜け出せた。』とのコメントをいただきました。

完結するまで身体の変化についてのお話はしても心理的な話は一切出てくることはなかったので、このコメントには少々驚きました。(ロルフィングと関係があるかはわかりませんが。。) 予想の範囲には収まらない、身体の変化と同時に意図せず起こってくること。 ロルフィングの醍醐味でしょうか。 

 

 M.Y.さま(40代 臨床心理士 女性)

 

《一部抜粋》

何かされた/してもらったという感じではなく、勿論押し付けもなく、私自身の力を信じて引き出してサポートしてくれた岡田さんは本物でした。自然の中に住む動物たちの動きは実にスマートで無駄な動きがなく美しいです。ですが私たち人間はといえば、本来生まれ持った自然の力が上手く使えず、何か目にみえないものにリアクトして自分を守りながら生きているのかもしれません。どこかに痛みが出るというのは、自分を守る術の結果であり、バランスが崩れたシグナルなのかも。このバランスをより自然なかたち、あるべき姿にしていく方法、対処療法でない方法がロルフィングなのではないかと思います。 

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ロルフィングを体験して

疲労がたまってくると肩や背中がビリビリ痛み、整体にいくなどの対処療法をしていました。また、そこで娘や自分の姿勢改善についても教えていただいたのですが、どこか無理があるような気がして(不自然な力が働くような)、ホームページで姿勢改善について探しているとロルフィングという興味深い言葉に出会いました。まずは私が受けてみよう!!一生ものとあれば高くはないと思い、エイッと翌日にはメール。その数日後に受けることになりました。

期間は4カ月。ロルファーの岡田さんはホームページでは職人のような厳しいお顔に感じましたが、実際にお会いすると優しい印象で、身体について様々な選択肢を私に用意してくれました(ヨシタケシンスケ作の“りんごかもしれない”という絵本をご存じでしょうか。。。私は後に岡田さんのセッションはこの本の内容に似ているかもしれないと思いました)。

私の中の良い姿勢である「胸を張って背すじを伸ばして」というステレオタイプなイメージは、3回目くらいのセッションでガラガラと崩れはじめ、その後、娘に対しても姿勢についてとやかく言うということは全くなくなりました。その人のベストな姿勢というのはそんなに単純なものではないし、また、自分が思っている良い姿勢というのも案外あてにならないのだとしみじみ実感として解ってきたからでしょう。

変化としては3、4回くらいから自分の肩から背中にかけて厚みがなくなりストンとして、肩こりも激減しました。無駄に力が入っていない感じで楽な位置を探している自分に気付くことができます。こういう姿勢をとると、辛くなるということも段々わかるようになりました。1回目の写真はどこか頑張っている自分がいますが、10回目の写真をみるとスっと力が抜けて重力に反しない姿勢になっているようです。久しぶりに実家に帰ると、鏡に映る自分がいつもと違うので鏡の角度が変わったのかなと思いましたが、よくよく考えてみると自分の体の角度が変わっていたのに気が付き、母からも「姿勢がよくなった」と言われ驚きました。

何かされた/してもらったという感じではなく、勿論押し付けもなく、私自身の力を信じて引き出してサポートしてくれた岡田さんは本物でした。自然の中に住む動物たちの動きは実にスマートで無駄な動きがなく美しいです。ですが私たち人間はといえば、本来生まれ持った自然の力が上手く使えず、何か目にみえないものにリアクトして自分を守りながら生きているのかもしれません。どこかに痛みが出るというのは、自分を守る術の結果であり、バランスが崩れたシグナルなのかも。このバランスをより自然なかたち、あるべき姿にしていく方法、対処療法でない方法がロルフィングなのではないかと思います。

以下は、各セッションの後に書いたメモです(ほぼ加工せずに載せました)。

ロルフィングは姿勢だけでなく、私と娘(9歳)の関わりにも何等かの影響を及ぼしたようです。

〜中略(※1)〜

・・・このロルフィングでの体験も同じ。答えなどない。ただ、身体が求める本来の有り方に自然に収まっていくのだろう。すべて、そのプロセスなのだろうか。

最後のセッション、左手の甲に一滴の冷たい滴が落ちた(と私は感じた)。

実際は、岡田さんの冷たい手が一瞬触れたのだと思うのだが、その一滴には未来、希望、祈りが凝縮され“あなたが思うように行きなさい”と背中をそっと押してもらったような気がした。


※1)〜中略〜の部分は、匿名であってもかなり内的なことも吐露しているので掲載しないことにしました。

 

(補足) 

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『自分だけの静かな時間、体への信頼を通して勇気を持つことができたこと。難しい時期を通過中のそのときに、ロルフィングと出会えてよかった』という旨のコメントをいただきました。

**

それぞれの体験で何を経験し、どんなことに気づくのか。それはその方の内側の世界です。そこにロルファーが立ち入ること、教えること、コントロールすることはできません。誰もに常に流れている力に触れるとき、その方自身の内側から何かが始まるようです。

ロルフィングとは身体の構造を扱います。しかし、それと同時に起こる様々な変化と変容。それらがロルフィングにおけるプロセスのエッセンスなのかもしれません。

 


 I.S.さま(30代、女性、俳優)

 

《一部抜粋

身体の変化に伴っての、、知覚の変化、自分と空間との関係性、居方自体が変化した(「よくなった」という言い方も出来るし、本来在って鈍っていたものを「取り戻した」という言い方も出来るかと思います)ことで、随分と色々なことが楽になったなと思っています。

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ベーシック10シリーズ体験記

10シリーズを終えて4か月が経ちました。まだまだ何かの途中だなあという気持ちがありつつ、いったんこの時点での体験記です。拙くはありますがどうぞご容赦下さい。

正直に申しますと、行く前はお金の面でひるむ気持ちも残っていましたし、岡田さんとも初対面だし、あんまり合わなかった場合本当に自分が10回通い続けられるのか?大丈夫かな?という不安もありました。 が、1回目の施術を終え帰る道々には、これは最後まできっちり受けたいなという気持ちになっていたのを覚えています。ロルフィングという技術の高度さや施術者の方のコンディション調整等を考えるとむしろ今時まっとうにすぎるような価格に思いましたし、起きていることが面白くてひきつけられていました。

全体をみるという施術の性質からすれば当たり前なのかもしれませんが、ロルフィングを受けて起きた変化は小さなものから大きなものまで、多岐に渡りました。おそらく施術を受けるすべての人がそれぞれに固有の変化を体験するのだろうなと思いますが、 私の場合は身体の変化に伴っての知覚の変化、自分と空間との関係性、居方自体が変化した(「よくなった」という言い方も出来るし、本来在って鈍っていたものを「取り戻した」という言い方も出来るかと思います)ことで、随分と色々なことが楽になったなと思っています。

視覚が広くなったり、聴覚が深くなったり、姿勢や身体の使い方が変わったり、変えてみたり。今までよりも自分が何を不快とし何が心地よいのかをしっかり感じられるようになれた分、これまで平気だと思ってやっていたことも変えざるを得ず。 生活仕事全般においてそうした選択の変化が生じていくことも、あれこれ選択しなおしていくことも楽しかったなあというか、まあ楽しいですね。ロルフィング受けてよかったなと素直に思う10回、そしてその後の日々です。

セッションが10回完結であること ― どう変わろうと変わるまいと、変わりたかろうが変わりたくなかろうが、定型としての10回があるということも、とても好もしく思えたことの1つです。 コアセッションと呼ばれる4回目~7回目の時期にはなかなか変化が大きく、それにうまくついていけないようなしんどい気持ちになることもありましたが、「これは10回でいったん終わるものだし、今はその途中、その過程の中なのだ、だから焦らずもうちょい様子見よう」と思えることは結構助けになりました。

施術の最後のほうで、ひとがひとにこういうふうに何か出来るなら、にんげんというものもいいもんだなあという気持ちがふと生まれていました。 ロルフィングがもたらす変化も、施術者と受ける人の組み合わせも数知れないと思うのですが、私は今回、岡田さんにお願い出来てよかったなあと思います。そのことがとても嬉しいです。

2016年9月15日 I.S.

 

 K.S.さま(女性)

 

《一部抜粋》

全体を通して感じたのは、4回目のセッションの時が一番効果があったように感じました。億劫で出不精になっていたのが、体を動かしてみようかなと言う気持ちになったのもこの時でした。お腹の辺り?が不調の肝だったのかなと勝手に思ってます。

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期間:2/7~7/4
目的:心身のバランスを整える
結果:

<心>こちらの方は期待していたような変化は感じられませんでしたが、ロルフィング自体、身体のバランスを整えるのが主な目的のようなのと、今後変化する可能性もあるかもと期待しつつ、様子を見てみようと思います。

<身>の方は確実に変化していると感じました。重いと感じていた足は軽くなり、腰痛も軽減されました。歩くときも腰から動かしているのを感じられ、可動域が広がったのかなと思ってみたり。

全体を通して感じたのは、4回目のセッションの時が一番効果があったように感じました。億劫で出不精になっていたのが、体を動かしてみようかなと言う気持ちになったのもこの時でした。お腹の辺り?が不調の肝だったのかなと勝手に思ってます。

 

 A.O.さま(女性)

 

《一部抜粋》

身体の痛み、身体の声を聞けない、どこが痛いのかわからない、幼い時から漠然とした恐怖があり、どうにかしたいと思った時に勧められたのがロルフィングでした。

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【ロルフィング感想】
ロルフィングを受けた動機は、身体の痛み、身体の声を聞けない、どこが痛いのかわからない、幼い時から漠然とした恐怖があり、どうにかしたいと思った時に勧められたのがロルフィングでした。

セッション1
最初に足首に触れられた時、ジワーと暖かさが広がって手と足が引っ張られているような感覚があった。

そして、施術開始すぐに涙が流れた。
なんで泣いているのかわからないけど、
嗚咽するほどでもなくスースーと涙流れていく。

次第に心臓の音を敏感に感じるようになり、ドクドクと心臓の音が身体中に響いていた。

この辺りで何故か、お母さんが私を生んでいる姿が目に浮かんだ。
これはなんだろう?と不思議だった。

涙は施術が終わるまでずっと流れていた。
目をゆっくり開ける。
あたまがぼーっとして目に光が入ってくる。
両手が痺れていた。
どれもが初めての感覚で衝撃的だった。

セッション2
前回同様、岡田さんが足首に手を触れた時、手のひらが暖かくなった。
そしてお腹がキュルキュルとなっていた。
施術後に岡田さんに聞くと、これはあるあるで内臓が動き始めているとのこと。

セッション1では、身体への衝撃がすごくて起きていたが、セッション2ではリラックスしていて、寝てるような起きているような不思議な感覚だった。


セッション3
いつも通り足首を触った時に足回りがポカーと暖かくなる。岡田さんの手は冷たいのに触れられてるところは暖かい。不思議な感覚。そしてお腹がギュルギュルとなり始めた。
足は時々ピクピクと動いている。

気持ちはリラックスしていて、施術が進むにつれまた寝ているのか起きているのかわからない状態に。
また手のひらの痺れと今回は全身の痺れがあった。

岡田さんが背中に触れた時、お腹に置いていた手がすごく熱くなるのを感じた。
なんだこれは!?と驚きがあった。

終わった後はしばらく起き上がれずに、手のひらの痙攣などを確かめた。
起き上がると全身が筋肉痛みたいな感覚になっていた。


セッション3を終えてセッション4までの経過
心に安らぎが段々と出てきているのを感じた。
今まではいつも不安になっていたことも、受け止めれるようになってきた。
確実に心と身体の変化が出てきている。

セッション4〜6
施術中ずっと穏やかな時間が流れていた。
毎度のお腹がなったり、手足の痺れ、足がビクッとするのはあったが、外からの光がとても心地よくて、意識はあるけど寝ているようなそんな感覚だった。

施術終わりに外に出て歩いた瞬間、体がすごく軽くてビックリした。
思わず声に出して軽い!と言ってしまったほどだ。


セッション7
施術が終わると毎回頭がクリアになり、晴々しい気持ちになっていた。
岡田さんもいい感じです。っと言っていた。
私も身体が喜んいる!いい感じだ!と思った。
背筋も伸びて、身長が高くなっている気がした。

セッション8〜10
施術が終わる間際に頭の上に岡田さんがいると思ったら足のところにいて不思議な気持ちになることが毎回あった。

頭を触られた時。頭の周りがぽかぽかしてあったかいものに包まれているような感覚になった。

最後のセッション10は顔から笑みが溢れ、終わったあとはニヤニヤが止まらなかった。
自分でも言葉に言い表せない、身体のいい感覚を味わった。


セッションを終えて
施術の日は毎回お天気が良く、雲ひとつない青空が広がっていました。
光に包まれながら、施術中は身体が正直に反応していて、身体とその身体を見ている私が会話をしているようで、すごく心地のいい時間でした。
岡田さんありがとうございました。

 

 M.T.さま(40代、女性)

 

《一部抜粋》

セッション中手や足が勝手に動くとか、理由もなく涙が溢れてくるとか、そんな不思議な現象を体感する人もいるとのこと。これは是非やってみたい!と期待に胸を膨らませてベーシック10シリーズに参加を決めました。結論から言うと、そのような不思議現象をほとんど認識するとこなく終えたのですが、しかし、何より、6回目を過ぎたあたりに、自分を取り巻く環境にある変化が訪れ精神状態が一変し、そのことで奇跡を見たような気持ちになりました。

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昨年の年末にあった嫌な出来事のせいで、毎日がぼんやりと重く、すっきり晴れない気持ちを抱えていた頃にこちらのロルフィングの存在を知りました。調べてみると、セッション中手や足が勝手に動くとか、理由もなく涙が溢れてくるとか、そんな不思議な現象を体感する人もいるとのこと。これは是非やってみたい!と期待に胸を膨らませてベーシック10シリーズに参加を決めました。

結論から言うと、そのような不思議現象をほとんど認識するとこなく終えたのですが、(ただし、寝落ちしている間には、下半身が跳ね上がったりなど結構激しく動いていたということを後に岡田さんから伺いました)が、しかし、何より、6回目を過ぎたあたりに、自分を取り巻く環境にある変化が訪れ精神状態が一変し、そのことで奇跡を見たような気持ちになりました。

 

《各セッションごと》

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1回目
記念すべき初セッションでは、途中から深く寝入ってしまい、結果的に予約の枠を大幅にオーバーしてしまうという失態をやらかしてしまいました。
まだ覚醒していた時の頭の中の状態は、いろいろな思いが駆け巡っていて、とにかく落ち着かないという感じ。
終了後、岡田さんがおっしゃったことで印象的だったのはこちらの言葉です。
→体から離れていった感情を追わない、捕まえようとしない。


2回目
施術の前に深い話を伺い、そしてその話の内容で既に泣きそうになっていました。
しかしセッション中はいたって冷静…。今回も感情が顕在化するような現象は起きませんでした。
が、次の日こと。感情に揺り動かされそうになったら、落ち着く場所、静かな場所に向かうようにするといいと岡田さんにアドバイスを受けていたので、その波が押し寄せた時、静かな場所をイメージしてみました。すると自然に涙が流れてきて、とても穏やか気持ちに。それはその日何度も繰り返されました。
この日、印象的だった岡田さんのお言葉はこちらです。
→自分にとって“問題”と思われるような事も、全ては『健全』が作り出している。“問題”にフォーカスしてしまうと、それを拡大させてしまう可能性がある


3回目
前回、趣味でやっているあるクリエイティブな作業のお話をさせていただいていて、それ以来、岡田さんとのやり取りがとても感覚的なものになっていると感じてきていました。
そして3回目のこの日、岡田さんがブログで紹介されていたオステオパシーの本をアマゾンにて購入し、読んでいると伝えると、
『その本は、クライアントではなく、施す側の気持ちで読んでみて』とのアドバイス。
なかなか難しい本でしたが、その言葉通りに読み返してみると、腑に落ちまくり目からウロコが落ちまり、で、どんどん理解が深まっていくような感覚を得ました。
この日、印象的だったお言葉はこちらです。
→エゴは消えないから。出てきたらヨシヨシってしてあげて(笑)


4回目
前回からの思いと体験、そして疑問を岡田さんに投げかけたところ、『これは受け売りなんだけども…』と笑いながら、
『エゴには観察者になってもらうんやって。役割を与えるとエゴも安心する』とおっしゃいました。
その言葉はまたストンと腑に落ちました。
『我々は"こうすればこうなる"という条件プログラムで考えがちだが、世界はそもそもデタラメである』というある人の言葉がとても好きで、『どうせ何も変えられないなら愉快に過ごす』ということに徹したいと常に思っているものの、どうしても現実をコントロールしたいという欲が出てきてしまいます。しかしコントロールできるわけがなく、結果としていつも煮え湯を飲まされたような気分になるのがオチ。。そのマッチポンプを生み出しているものの正体はエゴに他ならないと考えていて、だからこそ、そのエゴを消し、人生における消耗戦を少しでも減らしたいと常々思っていたのですが、もちろんそうやすやすと消えてくれるはずもありません。
そしていただいたこの言葉でした。
『エゴだっていてもいい。いたら観察者になってもらう。』
そう決めたら、一気に心が軽くなりました。


5回目
10日間の海外出張から帰国して、その次の日のセッションでした。まだ帰って24時間経っていないということもあり、身も心もまだ非日常にあるような浮ついた状態。
今日いただいた言葉で印象的だったのはこちら。
→取りに行かない。一歩手前まで行って向こうから来るのを待つ。

例えば、視野を広げる、という状況をゴールとした時、視野を広げようとするのではなく、まずはその態勢だけを整える。そうすれば自ずと視野が開かれていく。。

岡田さんのアドバイスは本当にわかりやすい。


ー6回目が終わった頃、私を取り巻く状況に変化が起き、それまで抱えていたモヤモヤが一気に晴れてしまいました。
そして、私はしばらくロルフィングのことを忘れました…(苦笑)
もう癒しを必要としなくなるというところまで来てしまったといっても過言ではないと思います。
もちろん10回コースで申し込みをしているルールもありますし、命が続く限りまた人生を翻弄する波は当然やってくるだろうということを考えれば、ここで止めるのは時期尚早です。
しかし、とにかく私は、ロルフィングのことをすっかり忘れてしまうくらい一気に、精神状態がすこぶる良好になりました。
勝手に手が動くとか、自然に涙が溢れるとか、そういった現象を認識できなかった代わりに、現実に大きな奇跡を見たような感じです。

ハッピーで楽しく、充実した毎日を過ごしていたところ、1ヶ月半ほど経って岡田さんから連絡をいただき、ロルフィングのことを思い出しました(苦笑)


7〜10回目
精神的に軽くなったことで、焦点は身体的なものに向けられるようになっていましたが、しかし、最初に告げていたO脚の悩みは、既に私の中で取るに足らない問題となっていましたし、姿勢がかなりよくなってきたことも感じていました。
左肩の古傷が疼いて気分が悪くなるほど痛くなることがあったのですが、10回のセッションを終了するまでにはかなり落ち着き、今では全く痛みません。これもなかなかすごいです。
それから、"立っている状態で体に好きなようにさせる"というデモンストレーションのようなことも行いました。私の場合、手が自然に上へ上がっていき、腹のあたりで止まりました。その状態のままどんな感じがするか尋ねられ、思ったまま『何か重いものを抱えている感じ』と答えました。それが何かのヒントかもしれない、と岡田さん。両腕の間には何かをぎゅっと抱きしめる直前のような空気も感じました。守ったり守られたりしたいのかもしれない、しかも自分を。。とその時は思いました。
今でもその感覚が少しあります。


セッション中一度、閉じている瞼の向こうが急にパァ〜っと眩しいくらい明るくなり、さらにチラチラと揺らめくので、自分の瞳孔が開いたり閉じたりするのがわかるくらいだったことがありました。最初、岡田さんが私の顔にライトを当てているのかとも思ったのですが、岡田さんの両手は私の肩の辺りにあり、誰もそんないたずらはしていないとすぐに判明しました。その光の明滅は1分以上続いていたと思います。とても綺麗でうっとりするような体験でした。
それが唯一とも言える、私の認識下で起こった不思議現象です。もちろん、先に挙げた奇跡以外での話ですが。

 

 E.A.さま(50代、女性、会社員)

 

《一部抜粋》

体だけでなく、ずっと自分自身を責めていたこと、自分を信じていなかったこと、早く死んでしまいたいと子供の頃から思っていたこと、そういったものが解けていく、、のを感じながら受けた最後のセッションでした。

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上手く言葉にできませんが、私なりの感想をお送りします。

最初は体の不調をなんとかしたくて、ロルフィングが何かもよく分からないのに申し込みました。 治療するわけではないことは分かっていましたが、始まってみると、正直なところやはりなんだかよく分かりませんでした。 それでも回を重ねると体が少しずつ変わってきているのを感じていました。

9回目のセッションは眠ってしまったみたいですが、とても深く穏やかなセッションでした。

そして最後の10回目のセッションで、私と私の体が初めて信頼関係を築くことができました。 今まで体が不調であることの原因を探したり、嘆いたり、朝起きた時からあるこの痛みに、 こんな体でこの先どうやって生きていけるのだろう?という絶望感を感じながら1日が始まることが多かったのですが、

体が私を守ろうとしてくれていたこと、この痛みは私を守る為の痛みだったことが分かって、私は私の体をずっと責めていたのに、そんな私への体からの無条件の愛を感じて、(体と命が別物みたいな言い方ですけど)体の神秘、命の神秘と天の計らいに思わず泣いてしまいました。

以前にも同じことを聞いていたはずなのに、その時はよく分からず腑に落ちていなかったのです。

体だけでなく、ずっと自分自身を責めていたこと、自分を信じていなかったこと、早く死んでしまいたいと子供の頃から思っていたこと、そういったものが解けていくのを感じながら受けた最後のセッションでした。

何よりも痛みがあっていいと思えたこと、これを受け入れることは私にとってとても大きなギフトになりました。 ボディワークを受けたはずなのに…大きな気づきが起きました。

これは私の中だけに起きたことなので何を言っているか分からないですよね?(^_^;) 腑に落ちた時の感覚を言葉にするのは難しくてお伝えできたか分かりませんが、初回から最後まで私の話にお付き合いくださり、有難うございました。

信頼できる素晴らしいボディワーカーさんに出会えたことに心からの感謝を送ります。

 

 H.N.さま(30代、男性、画家)

 

《一部抜粋》

嫁からロルフィングの存在を教えてもらい、岡田さんのホームページを見て、考え方、施術方法に共感し、バックパッカーだったしこの人から受けたい!と強く思いました。 人生のピンチからの脱出劇、いろんな人に助けられましたが、地上に出してくれた?降ろしてくれた?のが今回の出会いだったと思います。

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ロルフィング感想

岡田さん、10回のセッションありがとうございました。

自分の期待していた結果となり大満足です!そしてそのプロセスも毎回気づきと発見の連続で確実に変化しているのがあからさまに見えて、感じることができて、変わっていく自分がとても楽しかったです。 それも岡田さんの経験と心づかいのおかげ様だと思っています。

まずセッションが始まる前に今日、今現在(立っている時や歩いた時の感覚)を自分自身で感じることをうながしてくれたり、ベッドの方向、部屋の明るさ、温度、体勢の微妙な高さや傾き加減など本当に細部まで気を配ってくれて、安心して心も身体も任せることができました。

一回目のセッションでその施術方法が静かでゆっくりでとてもリラックスできて、好きになりました。 なんだか小さな不思議がたくさんあったように思えます。

軽く触れられた身体にその感触があるのに、違う方向に気配を感じたから岡田さんがいるはずのところを薄眼で見たら、『いない〜!』と驚いたこともありました。 風も音も立てずに移動している〜 そうこうしているうちに身体は重力に任せどんどん脱力していき、リラックスしながらしっかり体全体を実感できました。 重力と身体の実感というのをすごく感じられた。 普段の生活や横になっている時でさえ重力に反発して力んでいたんだな〜。 普段、身体の特定の部分に意識がかたよりがちだったな〜思いました。

2回目のセッション後には頭にのぼりがちな意識がしっかりとグラウンディングして生きている感覚を強く感じた。身体の感覚が明晰になった感じ。 そして今まで身体の右側(固い、嫌な感覚がある)ばかり気にしていたが、アドバイスをいただき身体の左側(いい感覚がある)に意識を向けることで一瞬で気が楽になり、自分の身体の左側が右側を癒やし始めました。 右を直そう直そうと思って、左に意識を向けるって発想自体なかったのでこの、簡単でパワフルなアイディアはとても役に立ちました!

3回目が終わると、背筋がまっすぐ骨盤に乗ったようで、立つのも歩くのも楽。固かった背中の力がぬけた。とても心地よい、いい状態になった。 そして「人前や初めての人と会う時は背中丸めた方が楽かもしれませんね」という岡田さんの言葉でさらに気が楽になった。 いい状態を必死でキープしようとするタイプの自分にはなんともありがたい言葉だった。その言葉がなかったら誰の前でもいい状態でいるべきだと考えて、それを実行し、たぶんできなくて、頑張って、それで頭がいっぱいになって、疲れていただろう。 今までのパターンから抜け出せた、革命的セリフでした。

4回目では何か生き物が皮膚の中にいるんじゃないかと思うほど、左ももの特定の部分がピクピクピクピクしていた。身体の他の部分にも少し現れていた。セッション終盤しばらく続いていた。 セッション後、歩いた感じは原始人になった感じだった。骨盤、足がしっかりどっしりして、猫の尻尾が生えているイメージがあった。 「いろんな尻尾をイメージしてもいいかも」というアドバイスも想像力を刺激されてよかった。

5、6回目くらいから変化が強くなってきたようで身体も心も激しく揺れた時期だった。だけどその中で心の中のいいところ、(台風の目のような感じかな)おだやかな場所にアクセスしやすくなったり、人との距離間も近くなってきた。頭でなく心にいることが意識的にできるようになった。 変化が大きくなってきたのでもうちょっと期間を開けようと思ったのもこの時期。

7回目のセッション後は起きたら気分爽快、視界も広がり、ニュートラルになった。 今までの自分の身体や思考、行動のパターンやくせに違う選択肢を自分に提供できるようになった。

8回目 イメージで意識を広げたり、身体の感覚が変化するのが楽しい。イメージ一つで驚くほど楽になる。自分には想像力を使うのがあってると確信した。 セッション後のおまけ?も好みのものを提供してくれてありがとうございました!

9、10回目のころには身体も気持ちもかなりいい感じに変わっていました。 毎日も前向きに過ごすようになっていて気付いたら脱皮したような、生きている実感が増したような、楽しい感覚が育っているような、そんな感覚でした! スタートライン。新しい世界と自分をこれから育てていくはじまりに立った感じ。

セッション毎回に通じて言えることはいつも気持ち良かった。寝るか寝ないかの間をずっと行き来して極楽でした。 玄関を開けてからすぐにいい感じを感じられ、空間づくりから準備していてくれてるんだな〜っと思ってました。

嫁からロルフィングの存在を教えてもらい、岡田さんのホームページを見て、考え方、施術方法に共感し、バックパッカーだったしこの人から受けたい!と強く思いました。 人生のピンチからの脱出劇、いろんな人に助けられましたが、地上に出してくれた?降ろしてくれた?のが今回の出会いだったと思います。

本当に出会えてよかったです。
ありがとうございました。
 

 

 S.H.さま(40代、女性)

 

《一部抜粋》

あっという間に10回終了してしまいましたが、最終日に岡田さんと少しお話したことが、体のことはもちろん他のことでもとても思うところがあって、私に浸透した気がします。(為になったとか影響とかではなく浸透が一番近いかなぁ…と思います(^-^)) 受け入れるってすごい!と思っている次第です。

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あっという間に10回終了してしまいましたが、最終日に岡田さんと少しお話したことが、体のことはもちろん他のことでもとても思うところがあって、私に浸透した気がします。(為になったとか影響とかではなく浸透が一番近いかなぁ…と思います(^-^))

受け入れるってすごい!と思っている次第です。(すごいって思うところがまだまだですが…)

6回目くらいまではただ記憶がほぼない(ロルファー注:眠りと覚醒の間、、意識と無意識の中間の領域、、通常の意識とは違うところにいます。)という状態が続き、記憶がないという状態も普段の私にはあり得ない事だったのですが…(普段マッサージや整体やらエステでもかっちり目覚めたままです。)

7回目か8回目で異常に身体がだるくてどうしようもなくなりました。あの時はほんと不思議でしょうがありませんでした。

9回目ではふと、顔がにこーってなってきてる!!って思った瞬間私の中から突然笑いがこみあげてきて、こらえるのに力が必要でした。それが2回も!!!なんともいえない感覚です。なんか私喜んでる…という感じ?かなと思いました。

もうさすがに何もないだろうと思いましたが、10回目は始まったらすぐに右足がなんか動く!と思い、何とか抑えて、そのまま進んでいきました。しばらくすると左手が勝手に動き出しそうになり驚きました。
嫌な感じではなく、何か喜んでる感じが一番近いかなぁと思います。セッションは不思議なことが起こる!のですかね?(^-^)

1週間すぎて私の状態といえばバランスの悪かった肩が違和感なくなっている!!!ことと、歩くときの足のつき方が変わったことがとても分かりやすく変化したと思います。
足のつき方については、何回目だったかわすれてしまいましたが、終わったあと外にでて歩き始めたら足の裏のつき方が内側にも重心をおいて歩いていました。(今までは明らかに違う歩き方をしていたはずですが、今までの歩き方を忘れてしまっています。それも不思議!)

自分の体のことを以前よりも細かく感じるようにもなっていると思います。

バランスが悪いと自分でも自覚がありましたが、どうすればいいかわかりませんでした。
そんな時、インターネットで何となく体のことを検索していて"ロルフィング"という言葉に目がとまり、これは何?!というところからここまできました。
今思えば少し奇跡的な感じもします。

本当に本当に有り難うございました。

 

(補足)

↓ つづきを見る


にこーっていいですね!


**


疲れを感じたという7回目のセッションでは、、眠りのなかで不思議な映像を見られていたそうです。。そのことにも何か意味があったのでしょうか?


**


10回目では体が自動的に動き出そうとしたようですね。それを抑えるか、そのまま内側からの衝動を見守るのか、、方法は幾つかあると思います。


そのとき、その段階で起こること、、準備とキャパシティ(許容量)、、それには人それぞれに段階があります。


ここでは、それを抑えるということになりましたが、先々のセッションではそれを促し、、安全で安心な範囲で解放させてあげる、、そういう段階がいつかくるだろうと思います。


それは、ロルフィングに限らないかもしれない。。もしかしたら、具体的な動きとはならずにもっと他の形で解放されるのかもしれない、、。(例えば、深い瞑想状態のような眠りと覚醒の間で、、。そこでは、ご本人は気付かないことが多いのですが細かな震えや、熱などの形で解放が起こっています。)

 

 A.H.さま(40代、女性、会社員)

 

《一部抜粋》

ここで一つ言うと、1回目〜4回目にかけて ずいぶん過去のことを思い出していた。 自分が自分の身体にしてきたこと  直接的ではないことも。1回目の時は、過去の後悔みたいなものや反省と感謝の念が起きていた。 2回目か3回目の時は、自分が胎児だったことまで思いが巡った。 4回目では生まれなかった子どものことを想っていた。そのあと、大好きな沖縄や八重山諸島の海辺の波打ち際で横たわり足からアタマに波が寄せては返すというイメージに包まれて本当に心地よかった。…。

↓ 本文を見る


ロルフィングのことを知ったのは昨年9月
糖尿の父を心配して勧めてくれた知人の情報でした。
知人はロルフィングを受けて心身がとても元気になったと。
エネルギーに満ちていると。
それで、父のためにロルフィングを調べました。
でも、結構高いな…とか、10回行かねばならんのか…とか、痛いのかな…とかとか。
近い場所でないと通えない父のために探していた際に
岡田さんのロルフィングのホームページに行き着きました。
その時ざっくりとセッション内容や体験談見たりしたけど
正直なんだかよくわかんねーって感じでした^^;
結局父は10回通えない人なので断念。
私は興味は持ちつつも、金銭的にもその時は遠い話でした。
それがあるキッカケでふと、ロルフィングのことが頭に浮かび
ホント急〜に、行くことを決めました。
結局よくわらないまま…

以下はセッションの後に書いていたメモです。
※続きは《各セッションごと》”↓詳しい体験記を見る”からどうぞ。

 

《各セッションごと》

↓ 詳しい体験記を見る


4/1 (土)1回目

私にとっては、まず初対面の岡田さんに慣れるという時間だったか。
ロルフィングがなんだかよくわからないまま申し込んでしまったし。。

仰向けに寝る。まだ緊張して心や頭が忙しく動いていた。
それが軽〜く岡田さんが触れては離れたりする間に、ふっと消えて無になる瞬間、意識が遠のいたり、でもまたすぐ色々と雑念が襲ってきて
アタマがぐるぐる。の繰り返しの中
徐々にふーっと意識が遠のく時間が長くなる。

岡田さんが触れた瞬間は意識がそこへ行くが、しばらくすると意識は消え
もう触れていないような気がしたらまだ触れていたり、
まだ触れていると思ったら別の場所を触れてびっくりしたり。
目を開けて見てみたいけど、見ない。

その代わりに岡田さんの服が擦れる音を聞いていた。
あの音でだいぶリラックスしたような。
後半は、残像(実際には目を閉じているけど)とか残り香(実際には匂いはしないけど)残音(んなものは、ない?)というのがしっくりくる感じだろうか。

そこにいた、そこにふれていた、そこに音がした、
でもそれは今なのか過去なのか?「今」はすぐに過去になるのだけど…
人間は残像や残り香の中で生きているのかも…なんてぼんやりと思ったりして。

しかし、正直、こんな軽く
まるで風で舞ってきた桜の花びらが頬に触れた、くらいの!
微かに触れては消える…残像の中で
果たして私のカラダが変化することなんてあるのかなあ??と。

行く前に前情報をあまり入れたくなくて
HPをじっくり読まずに行き、帰宅してから体験などを読んでみたら
人それぞれの変化ではあるが何かしらある。
でもそれって、そもそもロルフィングに行こうと思うくらいだから
敏感な繊細な方たちなのだろーな。自分はわりと鈍いからなー。
次回も残像を感じるのと意識遠のくのが楽しみだなというくらいの
気持ちで2回目に。

4/6 (木)2回目

1回目よりは緊張感なく。セージの焚かれた部屋。セージが好きなので香りを楽しむ余裕も出てきた。
今回のセッションも何の段階かは見てこなかった。

最初は残像と残り香と意識が行きつ戻りつしてるのを心地よく…と言いたいがその日は仕事でかなり疲れていて、PCの前にいすぎたり、ちょっとしたストレスもありなんかきっとギラギラしてた気がする。ピリリしてたとゆーのか?
それが少しおさまったかなという時、岡田さんが側頭に手を置いて
置いてるのか離れているのかわからないが
急に身体が熱くなってきて意識がすべてお腹に。
熱いものがお腹に集まってきた感覚。すると!
私の感覚では、まるで内臓が動き出したみたい。ウネウネ。
びーーーっくりした。なんだこりゃ?エイリアンがお腹から出てくるのではないか? 正直怖かった。
何が起きたのか…そしてそれがしばらく続くと同時に手やほかの場所が自分の意思とは関係なく、動きだした。

自分の身体の感覚が大きくなっているので
全ての動きが大きく感じるが、実際には見た目でそこまでじゃなかったのかも…。
そして、涙が出て。
なんじゃこりゃー!
悲しいとか苦しいとか何もない。なのに、突然涙が出た。それを抑えていたが、もう抑えられなくなったとき、岡田さんが大丈夫ですか?と。
私は寝ている時の顔がコンプレックスなので
1回目からハンドタオルを顔にかけていた。とても自意識過剰だと思うけど、そのタオルをかけることで、まだ未知のロルフィングに対してガードしてたのかも。そうすることで自意識が消えてナチュラルにロルフィングを受けられたのもある。
そんなタオルかけてる私の表情は見えないのに、泣いてることがわかったのかな?
その日は、そこでセッションは終わった。

タオルで思いきり涙拭いて消そうとする私に、岡田さんはそのままでいいですとおっしゃり
ああこの涙は流してていいものなのか。
一瞬嗚咽になるほどだったが、しばらくして落ち着き、
「周りを見まわしてみて。何か気になるものはありますか?」
と問われ
部屋にある水槽とか観葉植物が目に入ったけど、
実は何より岡田さんの存在が一番気になった。
気になったっていうのは不快ではなく、むしろあたたかい存在というか
ああ人間がいる。そんな感じ。
当たり前なのに、なんだか人間そのものを愛おしく感じたのかもなと
今になって思う。

立ち上がると足裏の感覚がすごくて、大地に立ってる私〜〜!と実感(笑)
今日のセッションはもう終わりなんだと少し寂しい気持ちになったが、
内臓が蠢いたり、突然涙が流れて驚きと怖い気持ちもあったので…お茶を入れてくださり、ほっと一息ついて落ち着きを戻しサヨナラ。

そしてその日の帰りは徒歩25分くらいの我が家までが5分に感じた!
私飛んで帰ったのかな?と思うくらい(笑)
軽やかな帰り道でこれまたびーーーっくり。


4/15(土)3回目

前回のセッションでびびった身体の中の蠢き。でもあんなことは、もしかしたらあの時だけのことなのかもなぁと思っていたが
この日も同じように内臓が動き出した。そして前よりも手がよく動いていた。
さらに、背骨なのかもう記憶が曖昧だが、グググと伸びていくことが何回も。内臓の蠢きが、上にあがってくる感じ。背骨がグググと伸びると気持ち良かった。
なんか首が細長くなるかな?なんて期待しちゃうくらい(^^;;

この日は呼吸を意識するように何回か言われた。初めて意識した場所、肩甲骨のあたりとか脇とか股関節とかそれらどれにも意識して呼吸をすると心地よいことがわかった。自分の中に籠もりがちだったのが、世界に広がっていくような気持ち良さ。
帰宅し次のセッションまで、お風呂や気がついた時にはそんな呼吸をしてみてた。
人間の骨格の画像を見せてくれて、へぇー!と驚くこと多々。
全然わたし知らなかったんだな、身体のこと。

4/26(水)4回目

不思議な身体の中の蠢き?には多少慣れてきた。しかしまだ少しの怖さはある。と同時にワクワクもある。
でもそれを意識しないように、身を任せる感じで横たわる。
だんだん意識が遠のいて、やはりある瞬間に内臓が蠢く。何回かそれがやってきては消え、しばらくすると今度は内臓から上にあがってくる。背骨から首にかけて何かがあがってきたなーと。そんな時左右の手の小指がピクピクしたり、とにかく勝手に手が動き出して、相変わらずなんなんだこれ!
岡田さんに、いまどんな感じですか?と聞かれて、つい笑ってしまった。
どんなって「なんじゃいなコレ!」「わたしに何が起きてんのかホントまだわかんね!」ですわ。
笑ってしまうのは、自分の意思とは関係なく動いちゃう不思議さに戸惑いもあり…でも、だからと言ってイヤじゃない。なんなんだコレ?!と思いつつも、なんだかワクワクもするし心地よくもある。
そして、岡田さんがどこかに触れてた時、
今度は身体が右にくねった。あら?これは新しい動きだなぁと思ったら
今度は左にクネ。見た目ではそこまでわからないのかもしれないが、自分ではクネクネとスネイクな感じでこれまた、なんなんだ。
それがしばらく続く。
ある程度動くとふわーんと消えてく。
その後しばらくゴニョゴニョ身体が動いていたが、触れて大丈夫ですか?と聞かれ、岡田さんが軽く触れたことでおさまった。



ここで一つ言うと、1回目〜4回目にかけて
ずいぶん過去のことを思い出していた。
自分が自分の身体にしてきたこと
直接的ではないことも
1回目の時は、過去の後悔みたいなものや反省と感謝の念が起きていた。
2回目か3回目の時は、自分が胎児だったことまで思いが巡った。
4回目では生まれなかった子どものことを想っていた。そのあと、大好きな沖縄や八重山諸島の海辺の波打ち際で横たわり足からアタマに波が寄せては返すというイメージに包まれて本当に心地よかった。


5/2(火)5回目

今回のセッションは、今までと自分の居る場所が少し違っていた。今までは過去に遡っていくような気持ち、蘇る悲しい出来事や逆に湧いてくる生への想い、暗闇と光を行ったり来たり、そんな感じを繰り返していたけれど
この日は最初から傍観者のようだった。1つも、1ミリも過去も何も考えることがなかった。ただ自分の身体がどうしたいのかということに身を委ねていたように思う。最初からそのつもりだったわけではなく、後で振り返ったらそうだった。それと同時に、身体に起こる変化に怖いという気持ちは前ほどなく、どんだけその動きするねん!と関西弁のツッコミを入れたくなるくらい。
今までは「自分の意思とは関係なく」動いてると思っていたが
そうでなく、この動き自体 本来の自分自身なのかも?と
思うようになってきた。

面白かったのは、今まで1〜4回のセッションではまず内臓あたりが蠢き、それから背骨とか手に動きがあったが、今回は身体が湾曲したがったのと、足がピーン!て伸びたくなった。そしてすーんごく身体が曲がりたくなって、側面の次は天に向かって仰け反りたくなり。
骨盤がクルクル回るわ、最後は尾骶骨が何回も地面に引っ張られ。
身を任せまくっていたが
今回は意識するよう、イメージするように促されることが多くあった。
身を委ねたら楽そうだが、永遠に動いてそうな怖さもあるし、そこで意識することも必要なのかなと。コントロールってことなのかなぁ?

相変わらずよくわからないけれど^^;
わからないの、楽しいなと思いつつ帰路へ。今日は違う音楽聴きながら。

番外編
岡田さんのロルフィングを受けてみようと決めた理由は
近いこと、体験記で少し安くなる!ことと…

旅人であること!

でした。
現実の旅もそうでない旅もしている人だと思ったからです。

そして星野さんの本やネイティブアメリカンの本

どちらも持っていて、随分むか〜しに読みましたが
一昨年たまたままた読み返すことがあり
むか〜し読んだ時よりも感動がありました。
そんなご縁かな。

ブログ、なんとなく…セッション10回が終わるまでは
あまり見ないようにしていたのですが
ある時、初めてしっかり見た日に暗黒舞踏のことが。
その日、私は知人で亡くなった暗黒舞踏の人のことを想う日でした。
その方の舞踏の撮影としてダンス白州に泊まり込みで行ったりもしました。

その日、そもそも暗黒舞踏の世界ってなんなんだろなと急に思って
その亡くなった知人の舞踏も思い出して、そうだったか…と今さら納得することがあり。
ちょうどその日に
岡田さんのブログで暗黒舞踏のことが書かれていたので
おおおおー!これはっ!とタイミングに勝手に嬉しくなりました。




6-8回(5/9〜5/24)

身体の様々な箇所が常に動いていた。
時には、運動しているわけでもないのに
とても暑くなって汗が出てしまう時もあったり。

ある回では、足の先に水平線を意識するように言われ
そうすると、足から身体に波が寄せては返すという
イメージに覆われた。
とても心地よい時間だった。

5/30(火) 9回目

いよいよロルフィングも終盤なんだなぁ、
終わるの寂しいなと思いながら9回目。
この日も身体の中の調整のような動きに身を委ねていたが
ある時、両腕を上に挙げたくなった。
それを岡田さんに伝え、あげてみた。
しかし、どこが一番しっくりくるのか、
相変わらず自分でもよくわからなかったが…

そして、岡田さんが私の腕に軽く手を添えて
ある方向に促した、といっても、無理やりでなく
導いてるというか…
いや、導いてもいない、もっと自然な感じだった。
するとまるで何かがほどけたみたいに
手がスルスル、クネクネと動き始めた。
そしたらもう止まらないっ!って感じで
両腕が不思議な動きをしていた。
これって変じゃないですかーー?と笑ってしまったが
これは委ねていいのだとわかってたので
止めずにそのままにして、、

もちろん、意識してやめられることだったけど
今はこうしたい、に委ねる心地よさを知ってしまったので
そのまま全身動いていた。
帰り道、歩いているとまだ腕が上に上がったり
ウネウネと動きたくなっているので
暗い夜道、人がいない通りでは身を任せていた。
時々人とすれ違う時はもちろんヤメタ。
もし私が夜道で一人で腕がウネウネしてる人見かけたら
絶対怖いから。。(笑)
でもその時思った。
やめられるくらいの微かな衝動なんだろうなって
もともとあったかもしれない衝動を
社会生活では抑えているだろう
それがロルフィングを受ける過程で
自分の身体に素直になるっていうのかな、、
もしかしたら
以前より、身体がしたいことに気づきやすくなったのかもしれない
と思った。



6/13(火) 10回目



いよいよ最後のセッション。
はーー終わりか〜〜なんか寂しい〜〜っ
終わり頃なんか涙出そうかも。なんて思ったが、、
セッションは今までの中で一番深かったように思う。
ほとんど覚えてない。
深い瞑想状態とでもいうのかな?
リラックスしているのだけど、ちゃん意識はお腹にあって。。
いろんなイメージが波のように浮かんでは消え
また何も考えていない半分寝ているかのような状態もあり。

そして、2つの出来事が印象的だった。
1つは、自分の身体の血液の循環がイメージされ
ぐるぐると体をまわるのと宇宙のぐるぐるが合わさって
気持ちいいな〜〜
体って宇宙なんだな〜〜
すると、右耳に意識が行き、耳鳴りがグワんぐわんし出した。
私は血液の音を聞いているのだな
だとしたら、耳鳴りもそんなイヤなことじゃないな
生きてる音じゃないか、、と
ふわーんとした意識で感じたのである。

もう1つは
今までに感じたことのない感覚
ある瞬間に、空気がスー〜〜とピュアになった気がした。
静かだけど空気の重さがあるっていうか。
体は非常に温かい(今までのセッション中にない体の温かさだった)
のに、肌には冷んやりとした空気が感じられる。
そう、空気を肌で感じる。。。

セッション後、岡田さんがクリアになったという表現をされて
それだ!!
私が、というのでなく
その場がクリアになった、、そんな感覚。
なんとも言えない感覚でした。


最後だからってぜんぜん浸ることなく
また次もあるかなーって感じで軽やかに帰りました。

 

 S.E.さま(30代、女性、ヨガインストラクター)

 

《一部抜粋》

ヨガインストラクターを目指す様になり、姿勢改善や柔軟性を高めようとして余計な力をかけてしまったり、無理な動きで筋肉を痛めたり... どうしたら良いか分からなくなっていた時に、ロルフィングの存在を知りました。

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ヨガインストラクターを目指す様になり、姿勢改善や柔軟性を高めようとして余計な力をかけてしまったり、無理な動きで筋肉を痛めたり...
どうしたら良いか分からなくなっていた時に、ロルフィングの存在を知りました。

セッション1では、微細なタッチ過ぎて、これで変化があるのか半信半疑でした。
でも、だんだんと、深い眠りに引き摺り込まれる様な感覚、更に身体がバラバラになる様な感覚もありました。
セッション終了後は、びっくりするくらい足が軽く、歩くのが楽しい!と、初めて思いました。

そして翌日。
急に、身体がバラバラになるような、関節の痛み。最近おさまっていた筈の偏頭痛で、寝込みました。
今考えると、これが変わるきっかけだったんですね。
翌日、霧が晴れた様に不快感が無くなり、自分の身体中の肉と言う肉が劇的に柔らかくなったんです。
これには、本当にびっくり!
更に、股関節の可動域が広がりました。
余計な強張りが取り払われた事が、とても良く分かりました。

その後、セッション後半に進むにつれ、翌日の不快感も無くなって行き、身体の変化も緩やかになって行きました。

セッション10が終わる頃には、身体の強張りが取れただけでなく、無理に柔らかくなる必要は無い!と、頭の強張りも取れた様な気がします。

身体が楽になると、気持ちまで楽になるんですね。
まだまだ、変化の途中ですが、これからが楽しみです。

 

 H.N.さま(40代、女性、10代、お子様)

 

《一部抜粋》

岡田先生の手法は身体にはほとんど触れないので、最初はえ?これで本当に大丈夫なの?と内心感じました。 ところがしばらくすると、突然身体の奥から無性に足を回したい、手を回したいなどの欲求が出てきて自分の意思とは無関係に身体が動くという何ともいえない不思議なことが起こるのです。…。

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私がロルフィングを知ったのは、ネットを調べてことがきっかけでした。

元々坐骨神経痛持ちで、鍼灸を時々受けていましたが根本的な解決には至らず、何とか良くしたいと常々思っていました。

そんな時にロルフィングという手法がある事を知り、ネットで受けた方の感想を読むと精神面にも変化を起こす方が多いそうで(※ロルファー注:下記を参照のこと。)、このよく分からないけど不思議な10回を私も体験してみたいと強く願うようになりました。

そこでロルフィング協会の名簿を見ながら、お一人お一人を検索しながらセッションのために通うことがさほど難しくなく、自分と相性の良さそうな方を、と調べた所、岡田先生に行き当たりました。

ご連絡を差し上げてすぐに予約が取れて、まずは体験を兼ねて受けてみました。

岡田先生の手法は身体にはほとんど触れないので、最初はえ?これで本当に大丈夫なの?と内心感じました。

ところがしばらくすると、突然身体の奥から無性に足を回したい、手を回したいなどの欲求が出てきて自分の意思とは無関係に身体が動くという何ともいえない不思議なことが起こるのです。

岡田先生はそんな私の状況を始めから予測していたかのように、身体が動かしたいだけそのまま委ねましょうと声を掛けてくださいました。

不思議な体験でしたが、帰り道は何ともいえず、気持ちが浮き上がるような感じで、気を抜くと思わずにんましたくなるようなそんな気分で帰宅しました。

一回目はこんな感じで終了しましたが、二回目からもやはり身体を無性に動かしたくなる衝動が起きることもあれば、突然こども時代の悲しい出来事を思い出して涙が溢れてきたり、感謝の気持ちで胸がいっぱいになって涙が溢れたりと、自分の無意識の領域の蓋が開いたような不思議な出来事が続きました。

とはいえ無意識の蓋が開くことは解放にも繋がるので良いことに思えますが、同時に思い出したくない出来事や、忘れていた昔のケガや心の奥底に溜まっていた悪い感情なども表に出すようで、セッションによっては痛みがあるわけではないのですが精神的に快適とは無縁のつらくてつらくて早く終わって欲しい回も数回ありました。

特に10回のセッションの間のほとんどの期間、特に後半にかけては口内炎が常に口の中に5、6個出来ている状態で、食事をする事も話をすることも苦痛、精神的にもつらいことも重なり、ロルフィングを受けたことでパンドラの箱を開けてしまったと後悔することも度々でした。

岡田先生はこうした出来事に対して、原因探しをするよりも流れに従いましょうといつもおっしゃるので、そんな先生の対応に納得いかないと感じていたある日、今までの自分の生き方は何か良いことも悪いことが起きた時も理由を求めていた所があったな、流れに任せたり、今の自分の存在に対して余計なことを考えずに無の気持ちでフォーカスする事もあって良いんだ、と突然腑に落ちるようなそんな瞬間が訪れたとき、急に肩の力が抜けたような感覚になりました。

この瞬間から自分の歩き方が変わったように感じます。

正直10回のセッション期間はつらい事が多くて、もう同じ思いはしたくないと思っていますが、受ける前と後で自分の身体だけでなく内面が確実に変わっているので、受けて良かったことは間違いないです。

実は私は同時期にこどものセッションも岡田先生にお願いしていたのですが、親子で受けることで相乗効果があったと感じます。

こどももセッションによっては精神的に不安定になっているな、と感じる時もありました。

こうした時は間をあけずに次のセッションに移行したいと思っても、不思議と先生の予約が取れなかったりして、そういう時はこの状況をしばらく味わえという事なのかな、と受け止めるようにしていました。

こどもに聞くとセッションはとても気持ちが良くて、痛いとかつらいとかは全くなかったと言っていますが、セッション終了後の立ち姿が前と比べものにならない位綺麗な姿勢になったこと、疲れやすい所がありましたが改善されたこと、内面にも成長が見られ、先を見通す力や集中力が上がったように感じます。

こどもは体育が苦手だったのですが、受ける前に比べて足が早くなったことにも驚いています。 ロルフィングによって体幹の使い方が上手くなったのではないでしょうか。

二人分の出費はちょっと痛かったですが、いつも爆弾を抱えたようにギックリ腰をいつ起こすかびくびくしていた自分とは無縁になりましたし、こどもも車のマイナーチェンジのように、日々ちょっとした所で変化や成長を感じられ、結果に大変満足しています。

10回は精神的につらかったですが、私の感想はまさに旅のような体験でした。

岡田先生はそんな旅人を無理に本人の意図に反して先導することなく、そっと寄り添ってくださっていた事も印象深かったです。

短い間ですが、お世話になりました。
またご縁があってお会い出来ることを楽しみにしています。

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※ロルファー注:体験記の文中に「ネットで受けた方の感想を読むと『精神面にも変化を起こす方が多い』そうで」とありますが、コメントさせてください。

『ロルフィングは精神的な変化や治療を目的としたワークではありません。』(※ ロルフィングを受ける場合、精神疾患などで通院されている場合は医師の許可が必要です。)

ただ、ロルフィングの10シリーズの過程の中で、クライアントさまそれぞれが、それぞれの気づきを得て、精神的に変化をしていったと感じる、そういう方はおられるようです。それは、みなさんご自身の癒しの力であり、それを施術者が意図して行っているわけではありません。

体の変化が先なのか、、こころの変化が先なのか、、それはわかりませんが、10シリーズのセッションの積み重ねのうちに、ご自身の力で、変化を遂げられたということです。

 

(補足)

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つらい時期を超えていく、そんな体験をする方もおられます。(振り返ってロルフィングがつらかったという方はほとんどいません。)現在の私のロルフィングではセッション毎でも統合状態を高めていますので、他の方の感想文にあるように終始安定した状態で受けられます。


『正直10回のセッション期間はつらい事が多くて、もう同じ思いはしたくないと思っていますが、受ける前と後で自分の身体だけでなく内面が確実に変わっているので、受けて良かったことは間違いないです。』

つらい時期を越えていく、、そんなプロセスを持つ方もおられます。それは変化の過程、ただ過ぎてゆくもの、、。

ロルフィングとは、心の奥底を暴き出し、解放するというのが目的ではありません、、そこには、身体の構造的な安定、という屋台骨、大黒柱が存在します。その意味は、、トラウマを解放しその人が崩壊していくのではない、、その向かう先がある、それは、『統合』です。

統合とは、分離分解されバラバラのまま放置されるのではなく、安定と連携がとれた、全体が一まとまりとして機能している状態、つまり、調和へと到達した状態のこと、、。


われわれは、分解され分離されるのではなく、調和を持った存在へと変化していきます。


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ロルフィングのプロセスは、セッション1〜7までは解放のフェーズ、8〜10までが統合(バラバラではなく全体がまとまって安定している状態)のフェーズとなっています。このため、解放のフェーズでは一時的に不安定な状態を経験される方も稀におられます。しかし、私の現在のロルフィングでは各セッション毎でも統合状態を高めていきますので、より安定した状態で受けられる構成となっています。

10シリーズ全体がツラかったという方は、後にも先にもこの方以外にはおられませんが、10回のうち1回か2回はしんどかった、という方は稀におられます。

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『身体の奥から無性に足を回したい、手を回したいなどの欲求が出てきて自分の意思とは無関係に身体が動くという何ともいえない不思議なことが起こるのです。…。』

こういった動きの現象は、起る方と起こらない方がおられます。体験されるのはだいたい1〜2割くらいの方でしょうか。。

 

 Y.K.さま(30代、女性)

 

《一部抜粋》

先日はありがとうございました。あれから何十年かぶりに満腹中枢が戻ってきたみたいで、いつもはいくら食べても足りない感じがしていたのが、すぐおなかがいっぱいになります。 ほんとうに珍しいことなので少し心配にもなりましたが、消化不良ではなさそうですし、そういえば子どもの頃はこんなだったかも、と思い出しました。 低血糖症も良くなったのかもしれません。

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ロルフィングお世話になりました。 楽しくてあっという間でした。 正直その回ごとに何をするのかよくわからずに受けていたのですが、毎回心地よくて、わたしはふだんの中で不安を感じやすいのですがセッションを受けるといつも安心して、あったかくなって、わからなくても大丈夫と感じて、おまかせしていました。 からだも楽になりました。 考え方や感じ方もたぶん結構変わったように思います。

自然に変わっているからなのか、自分でもどう変わったかよくわからないのですが、前は何も感じなかったことに違和感を感じたり、前は興味がなかったことにこころが動いたりしているようです。 これからどうなるのか楽しみです。 期待というのは考えていなかったけれど、想像していた以上にすごくて、自分のなかの真実センサーも反応して、うれしかったです。 何より、先生にお願いしてよかったと思っています。 何をお願いするかも大切だけれど、誰にお願いするかのほうがわたしの場合は大切なので、ご縁に感謝しています。 先生のお人柄や雰囲気も大好きです。 わたしのなかではちょっと、あのフランキンセンスと似ているような感じがします???

いつもおだやかにあたたかく見ていてくださってありがとうございました。 こんなことを言われても迷惑でしょうけれど、会えなくなるのがとても寂しいです。 少し落ち込み中なのでアロマオイルに助けてもらっています(笑) ほんとうに、ありがとうございました。 またよろしくお願いします。 ますますのご活躍とおしあわせをお祈りしています^^

 

(補足)

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(補足)
フランキンセンスとは、最終セッションでいただいたのですが、エッセンシャルオイルで『浄化』を意味するとのことです。

10シリーズは、施術者としての第三者からみると、 姿勢や体つきは全然変わった印象です。 やっぱり、お腹あたりの充実感と、 あと、全体的に大きくなった感じがします。 初めの方は、子供のようなひ弱なちっちゃい印象でしたが、 いつからか大人の女性、って感じの空気感(?)(体を含めたその周りの空気、、)という感じかな。

※私のロルフィングでは、バイオダイナミクスの学びが取り入れられています。そこでは、実体としての肉体を含む周りの空間も考慮しています。いわば身体の周りにある(より密度の薄い液体的な)ふわっとしたカラダといえますね。

 

 R.I.さま(60代、女性)

 

《一部抜粋》

60代に入ってから腰や骨頭の動きが以前より落ちてきているのを感じ、ロルフィングを受けてみようと思いました。

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 私は64才、20年前に交通事故で左足大腿骨折・骨頭割れ・膝の腱がのびている(両足)という状態になり、10年近くプールの水中運動に通い、動作を元に戻してきました。 その後もプール通いで筋力を維持してきましたが、60代に入ってから腰や骨頭の動きが以前より落ちてきているのを感じ、ロルフィングを受けてみようと思いました。

 初めはどのようなものなのかわからずに、ただここで手入れをしておかないと、このまま動けなくなって行くような気がしたからでした。 ロルフィングと言っても、その手段として整体から入る人、エネルギー・ワークを使う人など様々のようです。 私はひどく敏感なので、岡田さんの手法は合っていたと思います。 出会いに感謝。

 またセッションを受けて行っての後半に、突如実家の問題と介護が降って来て、大切な最後の10回目など深く眠って気づいたら終わりの時間だったという有様になりましたが、この10回を受けた自分でなかったら、とても無事でいられなかっただろうと思われます。

 1回目 離れているか、そっと手を身体の下へ少し差し入れるだけ。

施術中、身体の中はとても静か。 しんとした暗い山の中のよう。 あちこちに手が触れられるうちに 暗く静まっていた山の中に光がさし始め、右の肋骨に触れられると身体が大きく息を吸い込み、山の中に風が吹き始めたようだった。
帰り道、運転しながら歌ったら驚いたことにすんなり声が出た。(本を読んでも歌っても、必ず途中で声が出なくなり、咳払いしなければならない状態だったのに)
その後2日間少し情緒不安定、3-4日目傷跡のケロイドが部分的にピリピリしていた。その後ちょっとハイな状態に。

 2回目 うつ伏せ、上向きで施術。

 左足骨頭のまわりに水飴がまとわりついているような感じがとれた。翌日、寝る時には片方の足をくの字に折っていたのが、そうしなくても両足伸ばした状態で気持ちよい。
2日目、右足指が痛くて履けなかった靴が履けた!のに驚く。身体はだるく重い感じ。 やはりケロイドはピリピリしており、身体のあちこちが動いているらしいと感じる。

 3回目 左右側面→上向きで施術。

プールの水中運動後、だるいが疲れた感じはない。 だるくて眠る時間は多いが、話す声が大きくなり
ひとから元気だねと言われる。

 4回目 左右側面→上向きで施術。

 搗き立ての柔らかく温かいおもちが台にのせられて、ぺぁ〜んとして
いる感じ。以前は考えると心臓をつかまれるような感覚がしたことも、新しい捉え方ができるようになった。両足の中に運動した後のようにだるい感じや腰におもだるさあり、運動するより眠っていたい。5日目くらいになると治る。

 5回目 始める前は床面に置かれた人形が歩いているような感じ。

 終わった後は床面に足が磁石で付いているように、つながりがあり、安定した感じになっている。
 非常なストレスにさらされ、毎日朝から目一杯動かなければならない毎日が来たが、倒れずにもった不思議。 また、加圧靴下を履かなくても足がひどくむくまない! 歌声が上のミ(の音階)まで出る!ひどく疲れなければ、腰の痛みなし!

 6回目 うつ伏せ→上向きで施術。

 後、頭がとても静かになり心地よい。動悸がして眠れなかったのが、ぐっすり眠れた。ストレスにさらされながら動き回る毎日で、体力の限界を超えている。 左右の目の焦点を合わせるのに努力が要り、体中ネオンのように痛みを感じている。

 7回目 上向きで施術。

 身体中でパチパチ・ピチピチ何かがはぜている感じ。頭の中や首の中に詰まっている がらくたが、ゆっくりした流れに押されて退いてゆく感じ。 ふくらはぎの中が動き、何度もつれる。「私」という存在がとてもはっきりしている。 誰に知られる事がなくても、誰にも評価されなくても、その価値にいささかの曇りもないと感じる。 また、それをこの世界で実現し体感したいと思う。

 8回目 いきなり陥ったひどい状況に、頭が動きっぱなしになって眠れなくなっていたが、セッション後翌朝近くには頭の動きが止まり、考えが浮かばなくなって眠れた。

 9回目 背筋や胸がのびている感じ。

 心は落ち着きを取り戻し、不安で心臓が締め付けられる感じは消えた。起こっているひどい状況を、感情を交えずに見られるようになっている。

 10回目 大切な最後の回なのに最初の数分で眠ったらしく、気づいたら終わり近かった。

 私は後半、大変な問題に巻き込まれたので、読んで役に立つようなセッションの報告にならないかもしれません。 ただ言えるのは、このセッションを受けていなかったら私はとても保たなかったということです。 身体も心も。
 この先がどうなるのかはわかりませんが、今は自分を保っていられていて、それはロルフィング のセッションを受けていたおかげと言えます。 そして始める前の私と今の私は、かなり違っている ということ も言えます。

 例えて言うと、私たちはそこらの石ころのように転がっていますが、それはこの世界にやって来たときの私たちとは違います。 この世界に来たときの私たちは自分のことはよくわかっていたし、何が大切かもわかっていた。
親や先生や社会通念により忘れ去られ曇らされたそれを、ロルフィングは磨きなおして水晶やオパールといった
本来の輝きを戻してくれるもの・・のような感じがします。

 

(補足)

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最終のセッション10では、眠ってしまい覚えていないようですね。

。。

その眠っているか起きているかの狭間の中で、身体は調整が進んでいました。首と後頭部との境目が急に頷く動作を複数回繰り返したり、肩や手足が震えるように動いたり。。

その調整の段階が終わると、静かな、空間の質感が変わるような状態に移行しました。。

。。

そのとき、実はお顔には微笑みがずーっと浮かんでいたのです。ゆったりと安らいでいる様子。セッション10にふさわしい、全体が統合され均質となり穏やかに全身で呼吸している、その表現でした。

しばらく眠るような状態がつづき、セッションは終わりを迎えました。

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この回は、バイオダイナミクスに近いセッションとなりました。

シリーズも終盤に入り、身体の統合を引き出す段階になると、 より施術者の意図のないセッションとなります。終盤ではよりバイオダイナミクスに近いセッションとなっていきますね。

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私のセッションには段階があり、2つの状態が存在します。

・一つは、眠らずに意識を保った状態。
 受け手が観察者となり、学習するという領域での変化です。
 ロルフィングの教育的側面の領域です。

・もうひとつは、眠ってしまい、意識でわかろうとすることを放棄した状態。
 ご自身の身体の観察者を完全に放棄した状態。無意識の領域での変化です。
 このとき、より深いレベルでの変化が起こります。バイオダイナミクスの癒しの領域です。

どちらがよい、ということではなく、場面により選択して施術しています。
その時々で、扱う変化の領域が異なる、ということですね。

 

 Y.O.さま(87歳、女性、※娘さまによる代筆)

 

《一部抜粋》

10回終了したときにはそれが治って、普通に歩けるようになっていました! またそれまで気づきませんでしたが、あのひどくまあるい背中が伸びていたのです。・・・母の生活の質を上げることができ、良かったと感謝しています。

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《娘さまからのお便り》

87才の母の代わりに書きます。

大変な出来事のために(精神的に)ひどい気落ちの仕様で、背中がだんご虫のように丸くなり、首が前へ出て顔はいつもうつむいていました。その姿勢のため、首や肩が痛くなり頭痛もする有様で、すぐパニックになってしまうような状態です。

初めはセッションを受けて何か変わっているのだろうか・・と思ったりしましたが、そのうちセッションの後、色がはっきりして部屋の中がきれいに見えると言うようになりました。

後半に入る頃には、少しずつ落ち着きが戻ってきたように思います。

また歩き方ですが、長いこと立ちっぱなしの仕事をして、親指の爪が靴に当たっていたようで、その痛みを避けるために体重を小指の外側へかけて歩く癖がついていました。小指の下のあたりにたこができ、それが今度は痛くて歩くのが困難になっていたのです。柔らかいものを貼って、親指の方に体重をかけるように(常に意識して歩き方を変えるように)言っていましたがすぐ忘れます。

10回終了したときにはそれが治って、普通に歩けるようになっていました! またそれまで気づきませんでしたが、あのひどくまあるい背中が伸びていたのです。 今は気持ちは大変落ち着いて、不安になる傾向はあるものの、良いことに目を向けるよう励ますとひとりで暮らす間も何とかやってくれています。

母の生活の質を上げることができ、良かったと感謝しています。



《ご本人からのコメント》(※1)

・セッションを受けて目が覚めると、物の見え方が違う。キラキラしていて、くっきり、ハッキリ見える。
・精神的に落ち込むことがあっても、セッションを受けて目が覚めると、生まれ変わったように感じる。ここから、さあ、新しい人生、という感じ。
・セッション中、眠っているか眠っていないかの意識状態の狭間に、どこからかオルガン音楽や賛美歌が聴こえてくることがあった。不思議ですけど。


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(※1) 感想文は娘さまから見たお母様の変化の様子でしたが、ご本人からの直接のコメントとして、10シリーズ中に繰り返しいただいていたコメントを掲載させていただきました。(※内容に確認をとり、許可をいただいて掲載しています。)

その他、日常でも不思議な体験をされたことがあるようです。ここではナイショですが。。

 

(補足)

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精神的に大変な出来事や、足の痛みがあったようですね。それらが姿勢の変化とともに改善されていったこと、全体的に縮こまっていた体がゆったりと広がり、呼吸が深くなっていったこと、背筋が伸びていったことが印象的でした。

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これは私見であり、個人的な印象に過ぎませんが、、。何らかのサポートを受けられた、という印象を受けた回がありました。

ロルフィングでは、「サポート」と言うとき、足からのサポート、土台(地面)からのサポートだけを意味しません。それは、空間や環境からのサポートもあると考えます。

その空間のさらに別の”意味”からやってくるサポートを受けられた、という気がしました。

 

 M.K.さま(30代、女性、事務職)

 

《一部抜粋》

それまでは自分の意思と身体の間に隔たりがあったけれど、それがなくなって自分の部分であるということが感じられるようになっていきました。血が通う、とか、氣が巡る、とか そんな印象でした。

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ロルフィングの10回。 やりたいと思ったのは、自分の身体なのに思ったように動かなかったり 変に力が入ってしまうくせが気になっていたからでした。

意識せずに普通に立って動いているはずなのに、 その姿勢に不自然にゆがんでいていつもどこか窮屈で、 それが最初の「まっすぐに生きたい」という気持ちに繋がっていました。

(補足:「まっすぐに生きたい」とは、このクライアント様にとってのロルフィング10シリーズのゴールでした。)

セッションを受けるにあたって、 この回はどういう回か、という説明は聞いたけれど 他には極力前知識は入れないようにしていました。 知識として知ってしまうと、感じるよりも頭で考えてしまいそうだったので。 今日はこういう回だから、この辺りが何か変わっているのかも、とか 考えてしまいがちなので。。

自分で感じ取れた部分もあれば、 無自覚だったけれど変わった部分も沢山あったのだろうと思います。 自分でこうかな、と思ったけれど、実際には違った部分もあったでしょう。

セッションの全体を通して、 自分の身体が前よりずっと自由になった、と感じています。 腕、骨盤、足、そういう部分から、身体全体まで 前からそこにあったはず部分が、セッションが進むにつれ自分と近くなったというか… それまでは自分の意思と身体の間に隔たりがあったけれど それがなくなって自分の部分であるということが感じられるようになっていきました。

血が通う、とか、氣が巡る、とか そんな印象でした。 最初の「まっすぐに…」というのでイメージしていたのとは違うけれど、 自分の身体と意識が近くなったことで 違和感が減り、自由な部分が増えたことで 結果的には求めていたものを得られたと感じています。

 

 A.S.さま(40代、女性、家事手伝い)

 

《一部抜粋》

夜、寝入り際に、 左腕の痙攣。いきなり ビクン と大きく動いたので、びっくりした!バネでも入っ たかと思ったわ…。

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ロルフィングを受けた理由は、
① 筋肉の硬直や、骨格の歪みからくる、首、肩のコリ、腰痛の改善と、全身のバ ランス調整
② 自律神経の不調による不定愁訴の改善 ←何か良い効果でもあったらいいなぁ  くらいの小さな期待。

1回目 5月2日 花粉症に加え、PMSの影響で、喉の痛みやくしゃみ等、症状強い。
2回目 5月9日 セッション後、2日間は好調。3日目は台風前の低気圧と生理前日 で、寝込んだ。その後は上向きに。
3回目 5月18日 体調は良好。花粉症も収束。
4回目 5月24日 快晴が続き体も軽い。まめに公園ウォーキング。頂いたアドバイス を思い出したりしながら。
5回目 6月1日 翌日から低気圧で体が重い。大雨の日、電車に60分→酔った。晴れ ると内側から軽くなり、ほっとする。鎌倉で3日間ひたすら歩きまわる。
6回目 6月7日 セッション中も重だるくて、鎌倉の疲れかと思いきや、夜から生理 だった。4日早いので感知できなかった。雨が続けば体が重く、晴れると嬉しくて ウォーキング。

 この頃だったかな?夜、寝入り際に腕の鈍重感が起きた。痛みはな いけど、鉛の様に重くなる、珍感覚。(※1)


7回目 6月15日 この週は好調。雨の日電車60分は酔ったけれど。
8回目 6月21日 翌日喉が痛い。梅雨&冷房のセット影響かな。

 夜、寝入り際に、 左腕の痙攣。いきなり ビクン と大きく動いたので、びっくりした!バネでも入っ たかと思ったわ…。(※2)

9回目 6月29日 7月1~9日まで雨続き。7月3日の生理はさすがに重い。10日に晴れ て、体調すっきりしたのに、12日は気温上がり過ぎで頭重。体調管理は大変…。
10回目 7月13日 頭重感のままセッションへ。 起きてすぐは、何の感覚もつかめ ないが、帰り際になって、立位姿勢のバランスの良さを感じた。 
終了後、快晴時は 好調、低気圧下は不調、の波を繰り返しながら、18日の夜、就寝時、横向きの時に、

 右腸骨の辺りが ぱちんっ と大きく動いた。腕の痙攣と同様の大きなはじき方だっ たので、「なんじゃ、こりゃ!?」と思ったが、痛みや異常はない。(※3)

7月19日に梅雨が明け、調子が良い。20日に岡田さんから届いたロルフィングの記録 を見る。体のラインやバランスが変化していることがわかって嬉しい。(※4) 身体が弱いのが悩みで、抱えていた不調も、長年の疲労の蓄積から現れているので、 全快はないが、少しづつでも良くなりたい、と思います。

◇ ◇ ◇

※1、2、3:ロルフィングのプロセスでは、今まで感じたことのないような感覚を感じることがあります。これは、セッションで得られた構造の変化が日常の中で調整されていく際に感じられることのようです。身体が重力の中で少しずつ調整されて行く際に、筋膜や神経などの癒着が剥がれたりと、極小のレベルでの位置調整が起こっていきます。

※4:セッションの記録として、1〜10回まで写真(正面、側面、背面)や動画(歩き方)を撮影しました。

 

 (補足)

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身体が跳ね上がるような変化は、セッション中にも観察されることがあります。その他、小刻みに震える動作や、頷く動作、手足が何かを掴むかのように動く、など。受け手の方やセッションの内容などにより動作は異なりますが、頻繁に観察される事例です。

身体は何をしているのか?正確に知ることはできませんが、筋膜や神経の細胞レベルの調整をしていたり、過去の清算(身体はやりたかったのにやり損ねた動作の解放、つまり、身体に残っているトラウマの解放)などをしているのではないかと感じています。  

 

 O.N.さま(68歳、男性、無職)

 

《一部抜粋》

* 直立姿勢がよりまっすぐになり、猫背ぎみが解消しました。(妻も同感)

* 肩が広がり、腕が下方へ伸びた感じです。

* 肺の使い方が変わり、空気が全体にゆきわたる感じです。

* せわしない前かがみの歩き方から、ゆったりした直立に近い歩きに変わっています。この歳にしてはカッコよく歩いていると思います。

* 妻が感じているほどの劇的効果はなかったものの、自分の姿勢や呼吸に少しでも疑問を感じている人にはお勧めしたいと思います。

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Rolfing Basic 10 体験記

68歳男、無職
耳学問中心の健康オタクである妻が、珍しく実際に体験したロルフィングなるものが、確かに効果があり、からだの感覚に変化があったというので、それなら俺もと近所に探しあてたのが岡田さん。HPを見る限りマジメな好青年、そして実際さわやかな好人物でした。
* 直立姿勢がよりまっすぐになり、猫背ぎみが解消しました。(妻も同感)
* 肩が広がり、腕が下方へ伸びた感じです。
* 肺の使い方が変わり、空気が全体にゆきわたる感じです。
* せわしない前かがみの歩き方から、ゆったりした直立に近い歩きに変わっています。この歳にしてはカッコよく歩いていると思います。
* 妻が感じているほどの劇的効果はなかったものの、自分の姿勢や呼吸に少しでも疑問を感じている人にはお勧めしたいと思います。

 

(補足)

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この方の場合は、お気付きのように特に肩甲骨間〜首あたりの広がりと柔軟性が出てきたことでより全体にスムーズな動きと姿勢になりましたね。

(もちろん、それには足からのサポートや骨盤〜仙骨の土台の安定と自由度が出てきたからです。ロルフィングとは全体です。全ては相互に作用し合っている。。)

膝を曲げる動作でも、初めは胸〜頭の制限のため動作に対する動きの許容量が小さく胸を閉じることで補っていましたが、、後半9、10回目あたりではそれはなくなり、スムーズな動作に上半身〜頭も対応してきました。

 

 K.K.さま(女性、ヨガ、瞑想指導者)

 

私は 、ヨーガと瞑想を指導するにあたって、心、意識の世界をひろげたいという気持ちと 体の不調へのアプローチの可能性をひろげたいという理由で、10シリーズのセッションを受けました。 岡田先生は、心の中に静けさと透明感がある方で、初対面でしたがすぐにリラックスすることができました。

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セッションごとにそれぞれに異なる大変微細な身体感覚の変化を感じ、頭でコントロールしない、自分にとって心地よい自然な姿勢、変化や変容ができる心と体のセッティングについて、 回を重ねるごとにヒントやきっかけをいただきました。 10シリーズが完了した時点での自身の心と体のありかたの課題が、自分の生活や人生での課題と重なり関係していることも分かりました。 課題についても、参考になればといくつかの図書を紹介してくださったり、具体的で丁寧な話やアドバイスをいただき、大変ありがたく嬉しかったです。 また、岡田先生はセッションの中で、気付きと変容の糧となりうる空間、関係性、ありかたを実現しようとしていることを知り、とても豊かで素晴らしい時間でした。 まだまだ変化の過程で未消化の部分が大きいですが、 この体験を今後の展開への糧としたいと思います。 岡田先生、ありがとうございました。

 

 R.J.さま(女性、ヨガインストラクター)

 

(身体について)

右側に手を当てられているのに、左側が上下に引っ張られる感覚があったり、ブロック石が3Dで再構築されるのが夢みたいにみえたり、普段こういうことのない私には、とても貴重な経験になりました。

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(身体について)

右側に手を当てられているのに、左側が上下に引っ張られる感覚があったり、ブロック石が3Dで再構築されるのが夢みたいにみえたり、普段こういうことのない私には、とても貴重な経験になりました。

不思議です。 踵の接地面が変化したのをかわきりに、足首、脛、内腿、股関節を経て、右手が挙がらなくなるまで(数日後に挙がり、結果、左肩甲骨が降ります)毎日少しずつ変わっていきます。

ねじれたゴムの根元だけ丁寧に解いてくれて、あとは本人… なのがちょうどいい。

ヨガのアーサナー(注:ヨガの様々なポーズ)やめたくない、むしろ、もっと深めたくなってきます。弱点がよく見えるようになり、そこが克服されるとさらに次の箇所が見えてきます。日常生活の中でも、身体へ対する意識がさらに高まります。


(私自身について)

あなたの言った 「変えようとすると変わらない」が、わたしには深〜〜〜〜く刺さっていたんだけど。 それがどういうことか? が、頭では無く身体の変化で三週間をかけながら徐々に理解し始めています。

それをフラクタルで考えたら…と、周りとの関わり方を今後しばらく実験してみます。 私にとっては、コレが一番の収穫で、とても大切な事を教えてくれて感謝しています。ありがとう!! (身体は魂の乗り物・神聖な寺院、今世の借りものだから大事に大事に扱ってメンテする、それをテキストとして学ぶーーという考えをしています)

オカダさんと身体は、先生だーーー!

 

 Y.S.さま(女性、ヒーリングセラピスト)

 

セッションが始まってから、ナチュラルな感覚、優しいエネルギーとともに、心地よく瞑想しているような感じがしました。岡田さんの手が途中からとても暖かく感じられて心地よさとともに身体や気持ちの疲れが徐々に和らぐのを感じていました。

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最近忙しく、仕事で余裕を持ってマッサージ出来ずにいましたが

シンプルに、丁寧に触れられていることの気持ちよさを感じ

力入ってたんじゃない?…人に合わせ過ぎてたんじゃない?と言われてるような感じがしたりして、自分の心と静かに対話をしていました。

頭に触れられているとき、岡田さんの手がとても暖かく、気持ちよく呼吸していました。

優しい温かさの中で

私が大好きな自然の優しいエネルギーと重なるのを感じました。

急に、自然や地球、今ある全てへの感謝の気持ちがふつふつと湧いてきて、涙が溢れてきました…。

ありがとうという言葉が、心に何度も浮かび、感謝の気持ちが押し寄せてきました。


忙しい日々の生活の中で

ゆっくりと自分自身を見つめる時間を持てずにいたこと

シンプルな中にある、根本的な大切なものに気付け、思い出せたこと

生きている事の喜びや、自然への感謝など…

そんなたくさんの恵みをもらったセッションとなり、感謝しています(*^^*)

岡田さん、本当にありがとうございました。