オステオパシーを巡る旅(バイオダイナミクスとは)

オステオパシーのバイオダイナミクスと、クラニオセイクラルバイオダイナミクスとは全く別の世界観を持っています。別のワークです。

(※わたしはオステオパシーのバイオダイナミクスの9年間の学びの途上にいます。そこには、この世界の真実があり、一生の学びの道だと、決めています。※このページの内容は私の個人的な解釈で構成しています。)



  • オステオパシーを巡る旅

An Osteopathic Odyssey
BY JAMES JELOUS D.O.


が、日本語に訳された本が出版されました。
『オステオパシーを巡る旅、ジェームス ジェラス (著)』


わたしは、英語版を持っていますが、
日本語版も注文してみました。まだ読んでませんが、、。


友人がこんな文章を引用していました。

『「イエス」はイエス、はっきりと心にある。「ノー」はノー。同じ緊張感のない空間にある。ニュートラルにある時は、無それ自体も方向性となる。「無」からは何かが生まれてくる。どっちつかずにならない事。でないとナーバスになる。ハートを待って友に伝えなさい、私は待っていると。「たぶん」には価値らしきものはない。それは必ずノーになる。”(本文引用より)』


何ページ目だろう?
この文章を英語版で読んだ記憶がなくって、日本語版も買ってみることにしました。


この本の構成は、
日記のように短い文章が、掲載されている
バイオダイナミクスと共に歩んでこられた、こころの日記のような感じです。

専門書ではないので、みなさんにもオススメです。
この世界を生きていくということと、
この社会の矛盾。

どの世界を選び、どこに私たちはいるのか。

ひとと、世界と向き合う全ての人に
届く言葉があるかもしれません。


**


この世界には、わかりやすく二つに分かれるとして、

ひとつが、宣伝や問題に焦点をあて、
人々の(エゴの)注意を惹きつけて、
経済活動を巻き起こすやり方。

一方が、この存在の
はるか透明な領域にふれ、
それとともに、歩むもの。



後者を行くのが、
オステオパシーのバイオダイナミクスです。


(と、わたしは思っています。)


**


著者のJAMES JELOUS D.O.は、
バイオダイナミクスの創始者であり、
オステオパシーの源にある、
本当のオステオパシーの復活を今の世に導いてきた方です。




その世界とは、その世界観とは、
この本の中に見られると思います。


**


バイオダイナミクスとは、何か。
オステオパシーとは何か。


簡単に説明させてもらいましょうか。


(※再び、ここでの、すべては私の個人的な解釈ですので、 間違いもあるかもしれません。。いや、一生かかっても理解することはできないかもしれません。。)


**
 

  • わたしのロルフィングと、バイオダイナミクス



わたしのロルフィングでは、
変化を導く手法として

バイオダイナミクスの学びから
大きな影響を受けています。


『不思議だ』
と、ほとんどのクライアントさまから感想をいただきます。
不思議なこと、思ってもみなかったこと、そういった
人の思考や論理では捉えられない、その外側から変化はやってくる。


そう、一言で言うと、
『変化は外側からやってくる。』

我々の存在の中心には、
個性やエゴ(=感情、思考、など。)に隠れて見えなくなっている
存在の根拠のようなもの、透明なすべてが、ある。


治療は、そこに到達したとき
始まります。


**


バイオダイナミクスとは、
真のオステオパシーの復活。



その前に、
オステオパシーについて


**
 

  • オステオパシーの起源



オステオパシー。(※後述しますが、現代のオステオパシーとはだいぶ様相が違うようです。)
起源は、140年ほど前のアメリカ。


創始者はA.T.スティル D.O.

(※D.O.とは、Doctor Of Osteopathの略です。お医者さんです。アメリカでは、医療の学校として、メディカルと、オステオパスの二つがあるようです。双方とも国家資格で、手術や薬の投与もできます。メディカルは薬の投与や手術で治療し、オステオパスは本来は手技により治療します。しかし、近年はオステオパスは手技による治療より薬や手術による治療を主にするようになっているようです。ちなみに、日本では民間の資格でので医療行為はしません。アメリカと比較すると日本では、学ぶ内容や時間数も圧倒的に少ないようです。)


A.T.スティルは子供を髄膜炎により、全て亡くしました。(もともとお医者さんだったのだったかな??忘れた。。)
そこで、薬や西洋的なものの考え方による治療に絶望を感じ、手技による治療を始めた。

体が整えば、自己治癒力が発現し病は治る。
南北戦争後(だったかな?)のアメリカでインフルエンザが猛威をふるい、多くの人が亡くなったが、
オステオパスによる手技による治療で多くの患者が救われた。その手技は簡単なものは、一般の方にも伝えられ、多くの方が救われた。シェイクダウンという体を揺らし、免疫力を高める(?)手技。など。


A.T.スティルの言葉にこんなものがあります。
(あら?うろ覚え、、どこで見たんだったっけ??なんかの資料でみたけど、パッと出てこないんでだいたいこんな感じ。見つけたらまた書きます〜。)

『体に秩序がある時、病変は存在できない。』

秩序とは、歪みはなく体が本来の位置にあり、
本来の機能を発揮しているさま。


手技により、薬や手術ではできない
自己治癒力により治療する。
それが、オステオパシー。


**

 

 

オステオパシーはDr.スティルによって見出された。

 

彼は自分の創造であるなどとは主張しなかった。彼は、オステオパシーは我々が生まれる以前から人類に存在している自然法則を説明する言葉だと理解するようになった。この法則を、知られているものも未知のものも、私たちはオステオパシーと呼んでいる。オステオパシー教育のゴールは、この内在する法則を感じ取る方法を手に入れ、スピリチュアルな伝統においては良心と呼ばれているこの測鉛線(※plumb-line)をよく理解することだ。良心とは、あらゆる生命体あるいは非生命体における健全な洞察から生まれた知を言う。オステオパシーはスティル以前から存在した・・・そして、私たちの求める師は、この永遠の中にいる。

 

ー p175『オステオパシー』から抜粋 ー

 

  • 本来のオステオパシー



本来のオステオパシーとは、
病変を対象にしてはいない。
健全を見ている。


A.T.スティルの言葉にこんなものがあります。

『健全を見つけなさい、病変は誰にでも見つけられる。』
『技量は、正常さ(ノーマル)を知っているかに比例する。』

悪いところ、問題点、病気の理解、
そういったものではなく、
健全の理解こそ
施術者としての技量に比例します。


。。


方向性は、
健全なのです。


問題や、病変ではなく。
個性(エゴ、感情や、思考)ではなく。


。。


そして、
A.T.スティルはこんな言葉も残していたようです。


『オステオパシーは、オステオパシーとして受肉する前から存在していた。』


つまり、オステオパシーとして体系作られて初めてできたものではなく、
それ以前から存在していた。
それは、つまり、
物事の本質に共通する、何か。
神と通じる何か。

A.T.スティルはネイティヴアメリカンの
シャーマンなどとも交流があったようです。


**

 

 

常に健全から始めよ!

 

つまりは、美を求めること。自分のいる瞬間にそれを見出す…それは患者の”内”にあるとは限らない。

あなたを落ち着かせ、喜ばせるものを見つけなさい。それが健全だ。

 

ー P170 『始まり』から抜粋 ー

 

 

  • 現代のオステオパシーの現状とは



バイオダイナミクス、この方向性。
それは、経済活動、お金儲けや名誉とは、
真逆の方向性です。

この世界には、真実があり、
大きな存在の中に
つながりの中に、あります。

それは、愛と言われます。


一般的な、現代社会とは真逆、
宣伝や広告で煽り、
金を儲ける。嘘がまかり通り、、責任も奉仕もない。

この世の中。


古いオステオパスの時代は、
愛でした。


そこには、より静かな領域につながり、
ハートのコミュニケーションの中で、
治療は行われてきました。

そこに、発現してくる
癒しの力。それは、リアルです。


。。


しかし、現代のオステパシーは、
やはりお金儲けや経済的安心を勝ち取るために、
本来の手技による治療の「本質」は失われ、
医療学校を卒業したオステオパスは全員と言っていいほど
メディカルの医師と同じ治療(薬の投与や手術)で治療をしているようでsう。
手技による治療でも、メカニカル的な理解だけでやってしまい、
その本質の癒しやハートの治療は失われてしまった。


真のオステオパシーとは?
創始者や古いオステオパスの時代に行われてきたことは?


それを、復活させようと
メカニカルではなく、
本質を教え、命の力、外側からやってくる治療の力で施術をする。
それを、教え始めたのが、ジェームスジェラスです。


彼は、相当苦労して、
人生をかけて、オステオパシーの研究、
文献をひもとき、体系を作りました。
それは、理解を得られず
避難や攻撃もたくさん受けたようです。

メカニカルではなく、よりエネルギー的な、
神やスピリットさえも含めた領域。



**
 

  • クラニオセイクラルではない!



バイオダイナミクスのカリキュラムは、
フェーズ1〜9まで、9年かかります。


少なくとも、バイオダイナミクスの施術者として
公に名乗れるのは、少なくとも7年を学び終えなければならない。



(※ここからは、いろいろなところから少しずつ聞いた話で間違いがあったらすみません。)



しかし、ある時期、
カリキュラムのフェーズ3くらいまでを学んで、
そこでやめてしまった人が、、いました。

その方が、
名前をクラニオセイクラル・バイオダイナミクスとして、
オステオパシーのバイオダイナミクスの一部を切り取って、
世に広めてしまった。


なので、今では
世界中でメジャーなのはクラニオセイクラルバイオダイナミクスの方ですね。
なので、オステオパシーではないのに、A.T.スティルや、創始者をサザランド(スティルの次の世代の古いオステオパス。オステオパスから多大な尊敬を集めている。)が出てくるんです。


(※クラニオセイクラルにも、2種類あり、

メカニカルなクラニオセイクラルと、

クラニオセイクラルバイオダイナミクスがあります。)


しかし、クラニオセイクラルバイオダイナミクスの方には、
オステオパシーの真髄がありません。
バイオダイナミクスの真髄は、失われてしまっています。
その世界観も、ほんの一部しかありません。


。。


その世界観の違いは、この著作にみられるでしょうか。
『オステオパシーを巡る旅、ジェームス ジェラス (著)』



**

 

  • オステオパシーの真髄。


それは、口伝により伝えられます。
本からは、勉強不可能です。


わたしは、それに激しく(!)同意します。
それは、空間を通して、
先生からいただく。そんな力(?)のような気がしています。


それは、借りているもの。
わたしのものではない。
いつか、必ず返さなければならないもの。(いつか死ぬからね。)
もしかしたら、次の世代に手渡すもの。


わたしは、その学びを
トム・シェーバーD.O.から受けています。

トムは、ジムが最初に先生として認めたオステオパス。
バックグラウンドには、エネルギーヒーリングなど
の世界観も持っている方で、

フェーズの度に、
この世の本当の姿を見せてくれています。


**

 

  • バイオダイナミクスの施術者は少ない。

 

 

バイオダイナミクスを学べるのは、

本来は医師など医療関係者だけです。

しかし、その真髄は全てに共通する。。

 

 

日本では、バイオダイナミクスを学べる機会は

ほとんどないため、

バイオダイナミクスの施術者はごく僅かです。

 

**


オステオパシーの真髄とは、
この世界のあらゆるものの真髄にあるものと
共通するものがあると思います。

よかったら、
読んでみてください。