例えば、肩こりをほぐすことを考えてみましょう。

身体のあらゆる部分は重力下でバランスをとるためにお互いの位置を補い合っています。どこがが右にずれれば、必ずどこかが左にずれなければ倒れてしまいます。変化が維持されるためには一部分ではなく全体を考慮する必要があります。

 

例えば肩が凝っているとき、身体は重力下でバランスをとっています。そのときの肩は、もしかしたら足首の位置を補いバランスするためにそこに位置しているかもしれません。凝っている肩をほぐし、その部分だけの位置が変わるとき、もともと対になってバランスをとっていた足首が元のままならどうなるでしょう?

 

重力下で日常生活を送るとき、身体はバランスを取ろうとベストを尽くします。考慮されなかった足首のバランスを補うために、再び肩は元のバランスに戻らざるを得ないでしょう。

 

ロルフィングでは特定の部分だけを扱うのではなく、複雑に補い合っている部分が重力下でバランスされるように、「全身」をバランスよく全10回のセッションに分けて扱っていきます。