わたしのワーク
わたしのワークについて、他のロルフィングや世の中の一般的な施術と違う点、どのような姿勢で施術と向き合っているのかを書いてみます。
ロルフィング
わたしのロルフィングでは、バイオエナジェティック・オステオパシーの手法(軽く触れるだけ)で施術されます。
↓ つづきを見る
バイオエナジェティック・オステオパシーの手法で施術するため、下記のような特徴があります。
軽く触れるだけです。静かな瞑想のような施術です。
↓ つづきを見る
※一般的なロルフィングでは、服を脱ぎ素肌を強圧の持続圧でスライドさせる筋膜リリースの手法がとられます。しかし、少数派ですが服を着たまま軽く触れるだけの手法を使うロルファー(施術者)もいます。
わたしの施術ではバイオエナジェティック・オステオパシーを使うため、服を着たまま受けられます。軽く触れるだけですので痛くはありません。
ノーズワークとは鼻腔内の広がりについて施術するワークです。わたしはバイオエナジェティック・オステオパシーの手法を使いますので、頭を軽く触れるだけで施術できます。鼻の穴に指を入れたりはしません。
↓ つづきを見る
ロルフィングのセッション7はテーマは頭蓋です。頭蓋骨は一つの骨でできているわけではなく、23個の複数の骨が繋ぎ合わさって形作られています。頭蓋骨も呼吸をするようにそれぞれの骨には拡張と収縮のリズムを持つ動きがあります。この頭蓋骨のリズムが圧縮されていると様々な不調をもたらしますので、ロルフィングのレシピによると、セッション7では、この圧縮を広げるという目的があります。
※一般的なロルフィングの手法(筋膜リリースの手法)では、鼻の穴に直接指を入れて圧により押し広げる、という手法が取られますが、
わたしはバイオエナジェティック・オステオパシーの手法を使いますので、直接鼻の穴の内部に触れる必要はなく、頭に軽く触れるだけで施術できます。
バイオエナジェティック・オステオパシー
わたしの全ての施術(ロルフィング、植物療法なども含めて)はバイオエナジェティック・オステオパシーの世界観に則っています。わたしの生き方も含めて、その原理原則は、わたしの施術を導いてくれています。
自然界を真摯に観察すると、そこには原理原則があります。自然界の秩序。自然界の背景にあり、それを司るもの。その自然界の法則に完全に従う手法です。人(施術者)の意図により、体を変えたりしない。体も自然界のもの。自然界の法則に完全に従い施術する。人間のやりたいことや意図はその場は良くても必ず混沌をもたらす。人の意図で邪魔しないこと。自然界に従う。すると、体は治る(整う)ようにできている。
↓ つづきを見る
たとえば、川の流れ。水は低いところに流れる。自然界に直線はなく、必ず蛇行曲線を描く。仮に、川の流れを人間の思い通りに変えて直線にするとすると?一見便利になり、その場は良いかもしれないが、、やがて様々な原因不明の矛盾がでてくる。泥やアクがたまり、流れが詰まる。淀み異臭がする。大雨で大洪水が起こる。山〜海までの流域の大地の呼吸が絶たれる。木々が枯れる。緑が消え、生き物がいなくなる。などなど、、。人間がつくった不自然な直線の流れを、自然に倣い蛇行曲線を描くようにすると?自然と回復する。淀みが消え、清流が取り戻される。生き物がやってくる。緑が増える。誰がそれをやったのか?それは、自然界が働きをした。蛇行曲線をつくるだけで、水の『流れ』が生まれる。あとは、自然界が続きをやる。自然界の秩序のままに、何も乱さない時、自然と回復が起こる。そのように、この世界はできている。
変化の方向性
ベーシック10シリーズやその後の施術で継続して通ってきてくださっている方、その多くは(ほとんど全員だと思いますが)以前の自分と比べると全然違う、、。全然?、、これこれこういうことが?という具体的なモノより、、そもそもの”わたし”のあり方、関わり方、自身と、他者と。それらがちがう。どう違うか?、、生き方が違う、何を大切にし、何をみているのか?向き合い方が違う。何にかつて思考が縛られていて、いまはどのように日々を生きているのか?それが、自然と変わってくる。
なぜ、そんなことが起きるのだろうか?
そして、この先も変わっていく。そこには、方向性がある。方向性?たとえば、わたしがバイオエナジェティック・オステオパシーのカリキュラムで学んだ植物療法の世界では、植物は天と地をつなぐ存在。無機物から有機物を作り出す唯一の存在。他者に奉仕し、成長したいと願っている。より高次の存在と関わり、光に向かって進んでいく。エゴはなく決してダークな方向にはいかない。そのように、自然に内在する〇〇は、光に向かって進んでいくようにできている。オステオパシーは、バイオエナジェティック・オステオパシーは決して(人間の)意図を使わない。施術者は意図を使えない、治そうとできない、よくしようとか、助けようとかできない。なぜなら、人間の力の及ばない、決してその秘密はわからない理解できない生命の治癒の世界の話だから。それは、自然界に(我々の体も含め)内在し常に働いている。春になったら花が咲く、そうさせるものはなんなのか?そのような、”働き”がすでに、常に、ある。それに沿う、従うことが、バイオエナジェティック・オステオパシーの施術者です。
そう、そのように、自然界には(我々の体も自然界のもの。意図でコントロールができない。自然界のリズムで働いている。)内在する力、進むべき方向性をすでに持っている。光に向かって進むように、同じ光に向かって進む力が体には流れていてそれが治癒を導いている。それと同じ力は、我々を導いている。成長、この世界でのあり方。みな光に向かって進んでいく。そのように、体の進む方向、我々の進む方向は、意図(エゴ)によって歪められることから少しずつ離れていくと、ある特定の方向を目指して進んでいるかのように、みな変化していく。