クラニオセイクラルとバイオダイナミクス


クラニオセイクラルには、様々な流派があり、歴史の中で分岐分派されてきています。クラニオセイクラルとはどちらかというとある純粋な流れから独自に枝分かれした存在です。

 

その大元の流れ、もっとも純粋な流れは『オステオパシーのバイオダイナミクス』です。

 

私はクラニオセイクラルを一通り学んできました。その後、『オステオパシーのバイオダイナミクス』を学び、その深遠な世界を旅をしています。それは、とんでもなく想像を超えた世界でした。

 

それは、いわゆるクラニオセイクラルとは全く異なり、本当の癒しが始まる領域を、、そこに辿り着いた時に経験させていただく、その世界には言葉で言い表せない『真実』がそこにはあるのです。

 

これは、私個人の歴史の中で追い求めてきたもの、、その道をみせられ、その上に今自分がいる、、その幸せを感じています。そして、この道をどこまでも歩んで行く、その覚悟の中にいます。

 

その道を辿ることは命の学びであります。たぶん、わたしは一生学び続けていくと思います。

 

それとともにあること、それはロルフィングのセッション、私のあり方にも影響を与えています。

 

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簡単に、略図的に示すと、クラニオセイクラルには「クラニオセイクラルセラピー」と「クラニオセイクラルバイオダイナミクス(※注1)」の2種類があります。

それらは「オステオパシーのバイオダイナミクス」から独自に枝分かれした存在です。そこには、全く別物といっていいほどの違いがあります。

(※注1)「クラニオセイクラルバイオダイナミクス」と、『オステオパシーのバイオダイナミクス』とは全くことなるワークです。クラニオセイクラルのバイオダイナミクスとは、オステオパシーのバイオダイナミクスを知ると、ほんの一部を切り取り、独自に解釈を与え、本当の癒しが起こる手前までしか行けない領域しか扱っていません。

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(クラニオセイクラルとは、頭蓋仙骨療法と日本語訳されるボディワークです。(英語で、頭蓋=クラニアム、仙骨=セイクラム といいます。)※医療行為ではありません。 頭蓋骨には、呼吸のように拡大と収縮を繰り返すリズムがあり、それにより頭蓋骨〜脊柱〜仙骨まで続く脳脊髄液を循環させていると考えられています。このリズムは第一次呼吸と呼ばれ、肺呼吸(=第二次呼吸と呼ばれる)よりも早い段階、受精卵の受精の瞬間から始まる命のリズムです。 そのリズムが整えられていくようにサポートしていくワークです。)

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・「クラニオセイクラルセラピー」とは、術者が機械的に骨を直接操作して骨のリズムや歪みを調整する。

・「クラニオセイクラルバイオダイナミクス」とは術者が操作するのではなく、ただ触れているだけ。受け手の内側からの自然なリズムを取り戻すのをサポートする。

・『オステオパシーのバイオダイナミクス』は、命の根源に触れる深遠なワーク。

ということになります。


徒手医学としての、伝統。

 

バイオダイナミクスとは、もともとは”徒手医学”と位置づけされる「オステオパシー」の一部です。

 

※アメリカでは医学というと、メディカル(一般の医者)とオステオパシーの2系統があります。双方ともアメリカの国家資格であり、大学で学ぶカリキュラムはほとんど共通しています。そして、アメリカのオステオパス(オステオパシーの施術者)は投薬や手術もできます。

 

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オステオパシー、、それは、140年ほど前にA.T.スティル博士というアメリカ人から始まった徒手医学でした。

手技により、命本来の力を発揮出来る状態に手助けする。治療の力は身体本来に備わったもの。施術者が治すのではない身体に内在する(或いは、偏在する)治療の力。。オステオパシーとは奉仕である。。

しかし、近年、その伝統は失われ、アメリカでも投薬や手術といったメディカルの方向性にオステオパシーは移っていったようです。本当のオステオパシー、伝統を復活させる、、本来の治療とは。


それが、バイオダイナミクスです。

 

 

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その学びを得る機会に恵まれ、わたしはその道を歩んでいます。

 

カリキュラムは9年間に及びます。

 

 

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一見、似た手技にクラニオセイクラル・バイオダイナミクスがありますね。

しかし、クラニオセイクラルバイオダイナミクスとは、全くことなります。

 

クラニオセイクラルでは、実は本当の治療の領域にまでたどり着いていません。

最も大切な領域、、その世界観が決定的に欠落しているのです。

 

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たとえば、、クラニオセイクラルには「ゾーンA,B,C」という領域しかありませんね。

しかし、本当のバイオダイナミクスにはそれにあたる領域として、「ゾーンA,B,D」があり、その先の領域「D/S」や「HEALTH」があります。ゾーンDまではエゴ(個人)の領域で施術する領域です。ここでは本当の癒しは起こりません。

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本当の治療とは、、ゾーンDの先の領域で起こります。


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「D/S」という領域、、さらに「健全」の領域へ、、(ゾーンCはまた違う存在として存在します。)


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※クラニオセイクラル・バイオダイナミクスは、、どうやら、オステオパシーのバイオダイナミクスのカリキュラム過程を途中までしか修めていない方が、その世界観を一部だけ切り取って体系化してしまったワークのようです。。


バイオダイナミクスとはオステオパシーです。

クラニオセイクラルと混同されるので、近年バイオダイナミクスとは呼ばれず、トラディショナルオステオパシーという名称が使われているようです。


※わたしは9年間のカリキュラムの途上ですので、バイオダイナミクスという名称を使わず「クラニオセイクラルワーク」としてセッションを提供しています。

 

 

 


病変や歪みなど「問題」にフォーカスするのではなく、『健全』にアクセスします。

 

原因は悪ではなく、健全の源なのです。

 

歪みとは、痛みとは、問題とは、、健全によって作り出されたもの。

私たちを守るために。。

 

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病変や歪みなど「問題」にフォーカスするのではなく、『健全』にアクセスします。


症状として見えるもの、、問題や痛みや、、その出所はどこか?

問題の出処、、それは、「健全」への入り口です。


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問題、歪み、、それらは敵か?

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バイオダイナミクスでは、原因とは『完全な健全』、それは癒しの源、と捉えます。


原因は悪ではなく、健全の源なのです。

。。

たとえば、車に衝突されたとします。そのとき、物理学的には身体はバラバラになってしまうほどの衝撃なのだそうです。。その衝突の瞬間、、身体は、、その健全の力は、、歪みを作り出し、そこに衝突のエネルギーを集中させて吸収します。体全体としての、、生命システムを守るために。。


歪みとは、痛みとは、問題とは、、健全によって作り出されたものなのです。私たちを守るために。。


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その歪みや問題がもう必要なくなった時、、それを解放し、治療の力を導くのが施術者の仕事です。

その原因へ、、歪みを作り出した健全へ、、そこに再びつながることで、癒しを導きます。


健全への入り口を見つけるのが、我々施術家の仕事であり、
あとは内在(或いは、偏在)する健全の力がその仕事をします。


ワークについて

  • クラニオセイクラルには大きく2つの分類があります。
  • ひとつは人体を部分の集合とみなし機械の調整のように施術者が身体を調整するスタイル。つまり施術者の意図の通りに”正しい”動きに変えてやるというアプローチになります。わたしはこのやり方ではありません。
  • もうひとつは、「命の動き」といえばしっくりくるでしょうか。頭蓋骨の動きが回復していくように、その環境を整えて自己調整の力が発揮されてくるのを「待つ」というスタイルです。施術者が操作して変形させるようなアプローチではありません。 これは、一見するとまるで瞑想しているかのように静かな佇まいの中で行われます。施術者はこの佇まいの中で、生かされていること、命の源、もっとも純粋なボディワークであることを感じています。受け手の方は、深い安らぎを感じられるようなワークです。 わたしのワークのスタイルはこちらになります。
  • そして、その大元の純粋な流れ、命の深遠に触れるワーク『オステオパシーのバイオダイナミクス』。その深遠な世界を旅していく、そんな世界観を持っています。私のワークに多大な影響を与えている、人生の意味に触れるワークだと思っています。

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深い深い世界に沈潜し、

その死後とも生まれる前ともいえる世界に身を浸す。

そこで呼吸し、命の力を充填するに任せる。

あとはクライアントさまの身体のシステム次第。

そこから自然と浮かび上がってくるのを待って、セッションは終了します。

。。。

次の日、何かいつもとちがう。

。。。

ロルフィングともまた違う、世界観です。

※わたしは9年間のカリキュラムの途上ですので、バイオダイナミクスという名称を使わず「クラニオセイクラルワーク」としてセッションを提供しています。


ワークのスタイル

  • 身体に触れてじっと待つというスタイルです。 触れる場所は頭だけに限りません。足や肩などに触れることもあります。

ロルフィングとの違い

  • ロルフィングではレシピに沿い身体の統合状態を高めるという一連の流れにより変化していく。その道筋があります。そして、各回ごとに身体のどこを扱うかテーマがあり、全10回で「全身」を扱うことになります。全身を扱うため、身体がニュートラルへ、リセットされていくという方向性が存在します。
  • クラニオセイクラルワークでは、その道筋はありません。身体がどうしたいのか、どう変化するのかは全て身体が決めます。セッションの方向性や流れも、そのときの身体の選択に完全に委ねられ、いわば命の力に回復の全てを任せている。その命の力に光を当てて点火される、そのキッカケとなる環境を作って待っている。そのようなワークになります。
  • ※ クラニオセイクラルワークの前にロルフィングを完結されていると、より深いワークに到達しやすくなります。身体がよりニュートラルな状態に移行しやすい、統合された状態になっているからです。

ロルフィングとクラニオセイクラル、どちらを選択するか?

  • どちらを選択するのが、よいか?それは、クライアントさま自身が「しっくりくる」方を選択されれば良いと思いますが、一つの指針として、ロルフィングの完結後、クラニオセイクラルを受けるという順番をオススメします。
  • その理由は、変化・変容の深さと、プロセスの深化、という点において、初めから目安や指針なしに進む(クラニオセイクラル)より、ロルフィングのプロセスを一旦経験した方が、深く、意味深い施術になることがよく観察されるからです。
  • ロルフィングでは、全身をくまなく扱う、という点で、いったん身体をニュートラルな状態、リセットする、という効果が得られます。クラニオセイクラルではニュートラルに入ることが、ベースとなるワークですので、そこにたどり着くための優位がロルフィング完結後の身体には備わっています。
  • そして、そこにたどり着いた身体だからこそ、全身がさらに深いニュートラルへ進み、クラニオセイクラル本来のワークがより受け入れられやすい条件が整っていることになります。

 イールドワークとの違い

  • 双方とも軽く触れて待つスタイルですが、その対象が異なります。
  • イールドワークでは、軽く触れて「変化の兆候が出てくると」その流れを阻害しないように「少し離れて待つ」というスタイルです。そのため、触れている時間は短く、身体が無意識に感じている周りの気配ともいうべき空間の認識をも利用しています。それは皮膚感覚かもしれないし、音や匂いなど身体の神経系とのやり取りです。つまり、基本的には物理的な身体が対象です。
  • クラニオセイクラルでは、同じく軽く身体に触れるだけですが、一カ所に触れる時間がイールドワークと比較すると長くなります。(イールドワークでは1カ所に触れる時間は数秒〜数十秒が一般的ですが、クラニオセイクラルでは数十秒〜20分くらいと長くなります。)このワークでは、神経系、物理的身体とのやり取りというよりはむしろ、身体の奥に流れている命の力の発揮を待つような、その形は身体の大きさに留まらずさらに広がりを持つ場の中でワークしているような、そんな体感で施術をしています。「身体ってなんだろう?」と、その質問を自身にし続けている。そんなワークです。それは何である、と断定するのが難しい世界観ですが、エネルギーワークではありません。施術者は現実世界の次元で施術をしています。

 


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