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 バイオダイナミクスとは

私がロルフィング施術のベースとしている手法で、9年間の学びの途上にいます。

※私の施術はロルフィングであり、バイオダイナミクスの施術は提供していません。

※ロルフィングとバイオダイナミクスによる健全へのアプローチについて、簡単なストーリーを描いてみました。「目指すのは生命力のある体」ページをご覧ください。

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バイオダイナミクスの施術者は少なく、また商業的なお金儲けや目立つ行為を嫌います。世間に隠れて自身の成長と社会(人類)への奉仕の精神を持って施術をしています。なぜなら、それがバイオダイナミクスの施術の本質だからです。

人としてのあり方として、謙虚でなければバイオダイナミクスの施術はできない、それは、バイオダイナミクスの超繊細な施術をするための必然です。

(たとえば、100mを全力でダッシュして直後に、繊細な仏画や曼荼羅を描くようなもの、、その荒い意識と身体感覚では、超繊細な精神性を必要とされることはできません。)

そのため「本当の」バイオダイナミクスの施術者を見つけることは難しいでしょう。 (※バイオダイナミクスという名称を掲げたワークが氾濫し、本当のバイオダイナミクスとは全く別物のワークのほうが世間では目立っています。たとえば、クラニオセイクラルバイオダイナミクスは全くの別物です。)

 

バイオダイナミクスとは、医術です。

医術と言っても、日本では医師の国家資格はありませんので治療はせず、身体を「手技」により調整します。薬や手術や治療ではありません。

 

下記の「バイオダイナミクスの歴史」の記述で詳細を解説しましょう。

 

 

基本的な考え方、アプローチの仕方

病気とは、身体の歪みにより「生命の流れ(=体のリズム ※注1 )」が妨げられた時、引き起こされる。

 

身体の本来の生命の流れ(=体のリズム)が何らかの変異により、その正常な流れが妨げられた時、病変が起こる。

その流れを妨げている「歪み」を解消し、生命の流れが身体の隅々にまで浸透することで自然と病変は解消していく。

という、「手技」により身体の調整をし、身体を治す技術です。

 

 

バイオダイナミクスの歴史

バイオダイナミクスとは、オステオパシーです。それは医術であり、アメリカでは国家資格で投薬や手術も行うD.O.です。

 

 A.T.スティル博士に始まる徒手による治療です。それは、140年ほど前のアメリカで起こりました。博士は子供全てを髄膜炎により亡くし、薬や手術などの医療のあり方について、疑問をもったようです。そして、徒手による身体の調整(=身体が本来デザインされているように機能することを導くこと)で、自己治癒力が最大限に発揮され患者自身の力で回復する。そういった方向性をもちました。

 

(薬や手術により一時的に症状を抑え込んでも、解決せず、抑え込まれた病変は後に別の形で病気として現れてきてしまう。身体が本来あるべき正しい姿になれば、自然と病変は解消され、健全になる。という思想だと思います。)

 

しかし、現代のオステオパシーでは、往年のオステオパスが持っていた技術は失われ、メカニカルに形だけが残っている。その真髄である失われた技術を復活させようとしたのが「バイオダイナミクス」です。ここから先は、わたしには文字でうまく説明できそうにないので、直接会いに来てくださった方に説明させていただきます。

 

 

私にとってのバイオダイナミクス

9年間のカリキュラム、その学びの途上にいます。わたしにとってのバイオダイナミクスとは、この世を「生きていくこと」と同義です。この世界の真実、わたし自身とは何か。そういったことと関わってきます。アートでも書でも何にでも突き詰めていくと共通してくると思いますが。

 

 でも、その世界観は深く広大で、、しかもシンプル。感動と命の畏怖にひれ伏します。 ここに記した情報は、知識も体験もない方にとってわかりやすく伝えるために本当のことを語ってはいません。まずはわたしのロルフィング10シリーズを体験しにきてください。

 

 

参考情報

命の流れ(=体のリズム)とは、

たとえば、呼吸や、細胞の代謝です。

 

呼吸は肺だけで完結しているわけではありませんね、その振動は、健康であれば全身に伝わります。そのリズムが自然と身体をマッサージしています。たとえば、「ろっ骨」の動き、吸気の時の肋骨はバケツの柄を持ち上げるように持ち上がると同時に、前後左右に広がります。この動きだけでもその周辺の筋肉や筋膜、内臓や血管や神経や、、あらゆるものに動きの振動が伝わりますね。どこかが動きが伝わらなかったなら、、そこが固まり続ける。。長い時間をかけた後、そこには血流が滞ったり、細胞の代謝(=酸素や栄養素を取り入れ、二酸化炭素や毒素を排出する)が滞ったりします。すると、、病気を引き起こす。そんなことが容易に想像できますね。

 

 

ロルフィングと共通する

長い時間をかけ、徐々に徐々に、改善し続ける、、変化はそこで終わらず、継続していく。

 

では、手技により、その動きを回復し、身体本来の機能を取り戻した時、そこには、呼吸のリズムが伝わり始めます。それにより自然と、血流や代謝が起こり始める。手技の直後に回復する部分もありますが、長い時間をかけ、徐々に徐々に、血流や代謝は改善し続ける、、変化はそこで終わらず、継続していくということです。そして、その結果は?長い時間を経過した時に、病気の起こることや身体の柔軟性には大きな差が出てくるでしょう。この考え方は、ロルフィングに共通しています。

 

 

参考情報2

真弓定夫さん、日本のお医者さんです。気になっていますがまだこの映画を見ていません。。薬や手術も必要な場合はあるでしょうが、それ以前に命の力が表現されれば、身体は健康になる。バイオダイナミクスと共通する考え方だと思います。

 

『クスリで治せるはずはないんだよ。クスリは抑えているだけ。クスリを否定しているわけではない、置いていないけども。必要な場合処方箋を書いてクスリを使っている。それよりも大事なのはクスリ使ったっていいから、そのときにそれは対処療法と言って、治療じゃないんですよ。治療をしなくちゃいけない。』

 

ミニコラム
不思議な体験、回復、命の力。。 日々のセッションで実感しています。 

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なんでだろう?理由がよくわからない。
そんな体や心、

そういうものにバイオダイナミクスは影響をあたえるのではないか、と思っています。


。。


ケミカルな環境にさらされた、こども

出産時のトラウマ、発達障害、


そういったことに、バイオダイナミクスは影響をあたえるのではないか、と思っています。


。。


不思議な体験、回復、命の力。。
日々のセッションで実感しています。

これはすごいな、この世界、この繊細な感覚世界でおこる真実の変容。
その力を、、いただいたんだな。
自分で起こせるというより、
その力をバイオダイナミクスのトレーニングを通していただいているんだな、
自分が必要以上に儲けようとか、自分が得する、とか、のためにはとても使えない、、。

そんなことを感じたりします。



バイオダイナミクスの世界

どんな思想か、体をどう見ているのか、、その世界観は美しいです。

 

 

超繊細な世界

手技により、生命の力がミッドライン(=体の中心軸)から放射されてくる。軽く触れるだけ、エネルギーワークではないが、超繊細な身体感覚で治療の力にアクセスし歪みの解消を行っています。

 

治療の力とは、体に備わったもの。施術者が治すのではない。

体に内在する(或いは、偏在する)治療の力。。オステオパシーとは奉仕である。

 

『健全』にアクセスします。

病変や歪みなど「問題」にフォーカスするのではなく、見ているものは、あなたの中にある健全です。

健全を引き出すこと。それが施術家の使命です。

 

健全は一見見えなくても、必ず(!)あります。その健全が広がっていく。それが、バイオダイナミクスの施術です。

バイオダイナミクスでは、歪みや問題にフォーカスすることはありません。もし、歪みや問題を何とかしようと頑張ってしまうと、それは、病変にエネルギーを与えてしまい、問題をより強固にしてしまいます。ここが一般的な施術家との大きな違いです。

 

 

病変とは、悪なのか?

歪みはどこからやってきたのか?どうやって作り出されたのか?

それは、健全からやってきました。そして、バイオダイナミクスの施術により、健全に帰っていく時、真の回復が起こります。

 

原因は悪ではなく、健全の源なのです。歪みとは、痛みとは、問題とは、、健全によって作り出されたもの。

私たちを守るために。。

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病変や歪みなど「問題」にフォーカスするのではなく、『健全』にアクセスします。症状として見えるもの、、問題や痛みや、、その出所はどこか?問題の出処、、それは、「健全」への入り口です。


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問題、歪み、、それらは敵か?バイオダイナミクスでは、原因とは『完全な健全』、それは癒しの源、と捉えます。原因は悪ではなく、健全の源なのです。

。。

たとえば、車に衝突されたとします。そのとき、物理学的には身体はバラバラになってしまうほどの衝撃なのだそうです。。その衝突の瞬間、、身体は、、その健全の力は、、歪みを作り出し、そこに衝突のエネルギーを集中させて吸収します。体全体としての、、生命システムを守るために。。


歪みとは、痛みとは、問題とは、、健全によって作り出されたものなのです。私たちを守るために。。


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その歪みや問題がもう必要なくなった時、、それを解放し、治療の力を導くのが施術者の仕事です。その原因へ、、歪みを作り出した健全へ、、そこに再びつながることで、もう役目を終えた歪みは崩壊していきます。


健全への入り口を見つけるのが、我々施術家の仕事であり、
あとは内在(或いは、偏在)する健全の力がその仕事をします。

 

本当の治癒の起こる領域

癒しの起こる領域というのがあります。それは、覚醒と眠りの間のような場所です。D/Sと呼ばれる何もない領域。そこにシフトし、様々な体の調整が起こります。静かで繊細な施術となります。

 

バイオダイナミクスには体の現実、それにあたる領域として、「ゾーンA,B,D」があり、その先の領域「D/S」や「HEALTH」があります。ゾーンDまではエゴ(個人)の領域で施術する領域です。ここでは本当の癒しは起こりません。本当の治療とは、、ゾーンDの先の領域で起こります。「D/S」という領域、、さらに「健全」の領域へ、、(ゾーンCはまた違う存在として存在します。)※バイオダイナミクスとはオステオパシーです。クラニオセイクラルと混同されるので、近年バイオダイナミクスとは呼ばれず、トラディショナルオステオパシーという名称が使われているようです。

 

 

私のロルフィングとバイオダイナミクス

受け手を尊重し、その体を形作る真の力(=生命力、健全)にアクセスすることで、受け手の本来の「自然な姿」に向かっていく。わたしの施術の在り方です。バイオダイナミクスが私のロルフィングには欠かせません。

 

一般的に、多くの施術者は受け手の体を、「理想の型」通りに直そうとか、正そうとかしがちです。ロルフィングも一見正しい姿があってそれに当てはめていくような施術をする方が多いようですが、本当はそうではありません。体には命の法則が流れており、施術者の思想を超えた生命の意志があなたを形づくっています。

 

 

ミニコラム
バイオダイナミクス、その世界観とは

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健全を探しなさい、病変(歪み)は誰にでも見つけられる。
(健全こそが治療のキーである。病変にエネルギーを与えない。)

病変、その出どころは何処か?
(フォルクラム(健全への入り口)を探しなさい。)

スティルネス(静寂)とともにいなさい。
(健全が広がってゆく、、呼吸が広がってゆく。)

癒しのプロセスは既にそこにあり、進んでいる。
(傷ついたら、自然と傷口がふさがっていくように、体に自然と備わっている力。どんなにひどく見えようとも、ゆっくり、しずかに、かすかに。。)

治療家は既に起きている治療のプロセスに参加させてもらう。
(治療家が治療を起こすのではない)

内側からの光を遮らない、透明な手で。。
(施術者の手から何かを注ぎ込んだり囲い込むのではなく、受け手の中心から生命力が放射し通り抜けていくように。)


既にある治癒の力

治療の力とは、受け手の中にすでに起こっています。施術者はそこに参加させてもらうのです。

 

何か出来事が起き、、病変が作られたとき、、その瞬間から、体のシステムの中では治療のプロセスが始まります。 『体は常に健全に向かい続けるようにできている。』 施術者がクライアントさまと出会った時、既に治療のプロセスは進んでいます。どんなにひどく見えようとも、かすかであろうとも、、生きているということは、その背景で健全が働いているということ。

 

 

透明な手

透明な手が必要です。それは、受け手の治癒の力を妨げない手です。

 

施術者が新しく治療を引き起こしたりすることは、できません。もし、施術者が何らかの「意図」を入れてしまうと、受け手の体はその介入に対してリアクションをしなければなりません。それは、本来進むべき治療の方向と異なるため、負担となります。必要なのは、既にある治療の力がその方向のまま健全とつながり増大していくことです。治療の力を妨げない透明な手が必要です。

 

 

体の方が百万倍賢い

生命は長い年月をかけて進化をしてきました。体には数百万年の叡智があります。施術者の意図などとうてい及ばない知性です。

 

施術者は体についての知識を勉強します。解剖学や生理学など。それは、役に立ちますが、その知識や理屈を実際の施術では当てはめてはなりません。体の治癒の力に沿うこと、既にそこにある治療の力を邪魔しないことが大前提です。体の声を聞き、より高次(=体)の知性に従う。そんなイメージです。たとえば、解剖学や生理学など、必要な知識は、こちらが当てはめに行くのではなく、ふと、その瞬間に呼び覚まされる、そんな感覚です。

 

 

参考情報

量子の世界(二重スリットの実験)では、観察者の態度や、見方によって、実験結果が変わってしまう。ボディワークの世界では当たり前のことですが、どうやって身体を見ているのか。。

 

意図を入れると体はリアクションをしなければならない。体の治療の力に沿うためには、施術者は透明な存在である必要があります。

 

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