オステオパシー


オステオパシー

ロルフィングの学校を卒業後、わたしはオステオパシーのバイオエナジェティックを学んでいます。

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その世界観は生命の本質に触れるもの。バイオダイナミクスとバイオエナジェティックはオステオパシーの中でもあまり知られておらず、少数派です。9年の学びです。

 

本来は医術

わかりやすいところでは、オステオパシーのバイオダイナミクスで施術すると、逆子が95%治るという統計があるようです。

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・オステオパシーは医術です。

アメリカでは医者です。アメリカにはメディカルの(日本にもいる)医師と、オステオパスの医師がいます。双方とも手術も投薬もできるアメリカの国家資格である医師です。

メディカルの医師は薬や手術などで病気を治療する医師、オステオパシーは手技により体を整えることで病気を治療する医師、ということになります。※日本では国家資格ではなく医師ではありません。

 

歴史

失われたオステオパシーの復活、バイオダイナミクスとバイオエナジェティック。

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・オステオパシーの始まり

創始者はA.T.スティル博士、140年ほど前のアメリカです。もともとは普通のメディカルのお医者さんでしたが、子供達全員を髄膜炎で亡くし手術や投薬などのメディカルの医術に絶望しました。そして、体が整えばもともと体に備わる自然治癒力がフルに働き病は治る、という観点のオステオパシーを作り、オステオパシー医大を作りました。”オステ”とは”骨”という意味です。

・失われたオステオパシー

オステオパシーの現状は、アメリカでは手術や投薬もできるため儲からない手技による治療はほとんどなされていないようです。手技も単なるテクニックとなっていて、その背景にあった本当のオステオパシーがやっていたことは、もう現代には失われている。往年のオステオパスたちと、現代には空白の年月があり断絶があるのです。失われたオステオパシー、本当に何をやっていたのか?それを現代に復活させようとしたのが、バイオダイナミクスです。

・バイオダイナミクスとバイオエナジェティック

古い時代のオステオパスから直接学んでいた現代のオステオパスが、本当のオステオパシーを現代に復活させようと生まれたのが9年のカリキュラムであるバイオダイナミクスです。

オステオパシーのバイオダイナミクスは静かな命の世界です。静寂と美しさ、畏怖の念。創始者の方は2年ほど前に亡くなり、その後バイオダイナミクスを含め全てのオステオパシーの根幹をなすところをバイオエナジェティックとして、新たに創設されました。同じく往年のオステオパスたちから直接学び伝えられてきたものを教えている先生から学びを続けています。

 

治癒の力

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・外側から働いている我々を生かす力

バイオダイナミクスの語源は、胎生学です。胎生学(受精卵から赤ちゃんになるまでの解剖生理の学問)というと、一般に普及しているのは遺伝子により内側から外側に生えてくるように発達成長する、というもの。しかし、もうひとつマイナーな胎生学があり、それはブレヒシュミッド博士のバイオダイナミクスと呼ばれる胎生学。それは、遺伝子により生えてくるのではなく、まるで「外側からの力」が働き、受精卵が発達成長していくという。

その外側から働いた力によって発達成長が起こる、という実験室での研究と、往年のオステオパス医師が施術中に手の中で感じていた現実が一致したのです。その力は大人になった今でも働き、我々を生かしている。それが治癒の力の根源です。

 

バイオダイナミクスとバイオエナジェティック

さて、ここからが本題。バイオダイナミクスとバイオエナジェティック。

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バイオダイナミクスは自然界の観察、真摯な姿勢から、その背景にある原理原則を、、「わからないこと」をこの手の中で感知し、何も乱すことなく生命の原理に沿う医術。バイオエナジェティックはオステオパシーの世界からさらにエネルギー的な領域にまでその説明を広げた星(=根源、神秘、不思議)の世界。

 

人の本質とは何なのか?

病変、歪み、、過去の傷。それをアイデンティティとして大人は保持して手放せない。子供は?赤ちゃんは?そんなもの”自分”じゃない、と知っている。手放し、自然に帰れる。

 

人の本質が、、生命の叡智であるのなら、、それは”言葉”では表現できない。象徴的に、比喩的に、、語ることができるだけ。限定のない言葉、、。”思考”や”感情”で意味づけされる以前の”なにか”をたとえば、”透明な光”と象徴的に表現するとする。光に満たされていく。光はどこにあるのか?

 

治癒の光はどこにあるのか?それは、中心軸にながれている、と比喩的に表現するとして、それは、誰かが作り出したり直したりするものではない。既にそこにあり、決して失われたり損なわれたりすることはないもの。ただ傷や歪みにより隠れているだけ。それが、現れてくる。傷や歪みにより閉じられたり、歪められたり、、隠れている光、、でも決して損なわれていない。傷が解消され、再び現れてくる光。我々の本質。それは”ある”。

 

バイオダイナミクスとバイオエナジェティック、生命に触れる旅。

主な続きのページをまとめました。

 

生命の輝き

オステオパシーの世界観をフルフォードD.O.の著書から一部引用しています。

 

バイオダイナミクス

春になったら花が咲く、そうさせるものは何なのか?それをこの両手で知覚して施術するのがバイオダイナミクス。

 

バイオエナジェティック

生命の本質とはなにか?我々を生かす力は体の中心軸を流れている、、そこから広がっていく我々の個を超えた流れ。