Rolfing ®

(ロルフィング ® )

 

 

 

体が『重力と調和』したとき何を感じているのでしょうか?体が変わり、世界が変わる。ロルフィングの10シリーズへようこそ。


春になったら花が咲く。そうさせるものは何なのかしら?

 

ロルフィングとは旅のようなもの

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何かやろうとか
手に入れようとか
理解しようとか

(すると想定の範囲でしか起こらない)

せずに

こころに
透明なものを
もってる



すると
未知と出会う
知らなかったこと
美しいこと
驚き
人生をほんとうに動かしているもの
を知る



**



聖なる道をゆくものへ

旅をしなさい
贈り物があなたを待っている
旅をしなさい
祝福があなたを待っている
旅をしなさい
母なる大地があなたを見守っている
旅をしなさい
あなたの内なる子供がはなしかけてくる
旅をしなさい
魂の喜びを感じるために
旅をしなさい
母なる地球がいかに美しくはかないかを感じるために

あなたの道をいきなさい
あなたの内なる声に従って
あなたの道をいきなさい
あなたの手の中にすべてがある
あなたの道をいきなさい
美しいものに満たされるように
あなたの道をいきなさい
その道は道なき道に新しい道を産むのだから


北川耕平



ロルフィングとは旅のようなもの。

 

 ロルフィングを知らない方へ

ロルフィングが何かを知らない方向けに、さらっと理論や他の整体などとの違いなどについて書いてみました。めんどくさい方は読み飛ばしてもらって大丈夫です!

まずはちょっと堅苦しいですが、身体の調和のはなしを少し。

ロルフィングのロゴは、、ブロックが積み重なったような構造ですが、実は違う。

ロルフィングは体の構造をそんなふうにはみていません。

 

テンセグリティーモデル

ロルフィングの体の見方は、ブロックを積み重ねたような構造にはなってはいない!(ロルフィングのロゴはブロックだけど、、実は違う。)

それは、テンセグリティーモデル。

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糸と棒で作られた構造物、見たことあるでしょうか?
あれが、テンセグリティーモデルです。
この構造では、上を下が支える構造にはなってません。
”糸の張力で全体が互いに支えられている”構造です。

人体は、ブロック構造ではなく、テンセグリティー、つまり、糸の張力で支えられている、とみます。
糸が筋膜、棒が骨、
筋膜の適度なトーンを取り戻すこと。
すると、体の構造は全体が整う。

 

重力が浮力となる

潰れた構造から、広がりを持つ構造になるとき、重力が浮力になる!

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一般のブロック構造では、上の構造物を下の構造物で支えています。重力に耐える。。構造です。しかし、テンセグリティーモデルでは張力がお互いに全体を支えている構造ですので、重力が浮力となる!

ロルフィングは重力が潰す力から浮力に転ずるセオリーを持っています。
それが、ロルフィングの『レシピ』に書かれています。

 

全体性

ロルフィングは”部分”を変えようとか治そうとはしません。

なぜなら、無駄だから。すぐ元に戻ってしまう。

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部分の問題は、表層に現れた症状に過ぎない。
その原因はどこか別にあります。症状をなんとかしても、また戻ってくるか、もしくは、別の形でどこか別の場所に現れてくる。
押さえ込んで蓋をしても、解決にはならない。
では、どうしたら原因を解消できるのか?

テンセグリティーモデルを見てみると、、体は問題の部分に負荷がかかっていると、、それは全体に波及していきます。
糸(筋膜)の張力をみてみると、どこかが過緊張になって、どこかが弛緩している。



目指すのは、
適度な張力で均質に、全体が保たれていること。
潰れたり歪んだりしていない、綺麗なテンセグリティーモデル。
それには、部分だけではなく
『全体』がくまなく施術されるよう考慮されていなければなりません。


 

レシピ

全体をくまなくあらゆるテリトリーを”順番に”施術する。

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レシピには、ロルフィングにはレシピがある。1〜10回までの各回で何をするのかが決まっている。全10回の施術で、体は重力と調和する。

  体は、ふわっと広がり、適度な張力で均質化して安定する。
重力は体を押しつぶす力ではなく、
浮力に変わる。

 

ロルフィングだからできること 

一般のマッサージや整体ではできず、ロルフィングならできるのはなぜか?

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身体に対する観点が違い、
身体の統合、重力との調和を可能とする『レシピ』があるから。

いくつか身体統合のポイントを書いてみましょう。

※ただ緩めれば良いのではなく、過緊張と弛緩が調和する地点、、適度なハリを持ち全体が調和し均質であること。(きれいなテンセグリティーモデル)

※ 問題の部分を変えても、過緊張と弛緩が増えるだけで全体が調和をしない。

※全体が調和するためには、、不調和の原因が「全て」扱われるように、体のあらゆる部分、全体を施術する必要がある。

※体の全体をただ闇雲に施術しても、さらに様々な箇所で弛緩とか緊張が生まれ調和の方向にはなかなか行かない、混沌としてしまう。

※全体の調和を生み出す「理論」が必要
→ロルフィングには身体調和のための『レシピ』がある!

 

トラウマワークとピーター・リヴァイン博士

『トラウマとは、出来事そのもににはない。神経系を巡る未解放のエネルギーである。』

 体からのアプローチであるトラウマワーク(SE)の創始者はロルファーでした。

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トラウマとは出来事にはなく、体に残った衝撃のエネルギーです。
出来事を扱ってても意味はないのかもしれない?
 
最近では、心理療法の世界ではソマティックエクスペリエンス(略してSE)というトラウマワークが安全で早いと評価が高くなっているようです。
それは、心や感情、思考ではなく、体からトラウマの解消にアプローチする方法。
その創始者であるピーター・リヴァイン博士は元々ロルファーだったため、ロルフィングの業界でもSEは知られています。
※詳しくは「トラウマワーク」ページなどご覧ください。

 

直線的ではなく、全体性。

体、こころ、人間の存在とは、どうやら、、コウダカラこう、というような原因と結果が一対一の直線的な関係性にはなっていないようです。

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テンセグリティーモデルのように、どこか一箇所の負荷は、筋膜のネットワーク、糸の張力を通して全体に波及し全体で複雑に”相互に支え合って”います。
複雑、、とても人間の理論や理解で解き解せるような絡み合い方をしていません。複雑に相互につながり合っている。
それが自然界、そして人の体は人間の作り物ではなく自然界に属するもの。理論や理屈、頭での分析には限界があり間違いが起こります。
だから、キーとなるのが、理論や理屈、頭の介入の入る前の”身体感覚”を頼りにすることです。


ロルフィングを受けに来られる方の多くの方は、トラウマのリリースなどにも興味を持たれている方が多くいらっしゃるように思います。
そこで、感じることは、、みなさん考え方が直線的だな、、。コウダカラこう、というのを追い求めて、、。
たとえば、幼少期にあの出来事があったから、同じようなシチュエーションで怒りや悲しみなどの反応をしてしまう。
ほんまにそう?
そういうふうに決めて、そうアプローチしたら、そうなってしまう、かも。
では、トラウマ的な出来事、、幼少期、、2万個あるよ、いやもっと。
2万回セッション受けるの?しかもなかなか解消しない。キリがない。
はたして、人の体は、こころは、そのようになってるのか?なんか違くないですか?


テンセグリティーモデル、人の体の構造の一つのモデル。ロルフィング。
一箇所に問題がない、一箇所の問題は全体が支えている。一箇所だけで完結していない。全ては繋がっている。
あるシチュエーションを、解決しようとするのでなく、体の全体が調和した時、その問題も自然と緩和してたり、、
いつのまにか気が付かぬうちに解消してたりする。
それが
体からのアプローチ、感情や思考が介入する以前の自然界の生命としての、自己調整、自己治癒の世界。


  

わたしの願い

他の多くのボディワーカーやセラピストさん達と同じように

わたしも紆余曲折ありましたし、いろいろやってきました。そこでわかったこと、やってきたこと、、多くの間違い、真実とそれに近いもの。

そこから、世の中に役立つことがたぶんたくさんある。知っている。

ロルフィングを通して、、伝えたいことがあります。

本当のことはなかなか伝わらない、世の中に隠されて保存されている。

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絵はさらっと描いた、施術中に手の中で感じていること。

 


 ロルフィングの施術

問題の部分をなんとか直そうとするのではなく、

全体が調和したときには・・自然と気になっていたことは解消してしまっている。

というのがロルフィングの考え方。

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”背中の塊が溶けていくのと同時に、首の表面の緊張がほぐれていった。首の両サイド、リンパの辺りはいつもパンパンにはっていたところだ。そこがふかふかになった。過去20年間何をやってもダメだったのに! 首の付け根、後ろ側も驚くほど柔らかくなった。指が入るようになった!(M.T.さま①)”

重力との調和

思ってもみなかったことまで変化は波及していく。

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”当初は首や肩の痛みからの解放を一番に望んでいた。でも、実際はそれ以上に大きな変化をもたらせてくれた。背中の感覚を取り戻すことで、背中のぬくもりが感じられるようになり、安心感まで得られるようになった。 私の身体はロルフィングを通じて劇的に変化した。まるで何かの呪縛から解放されていくみたいだと感じた。そして、その変化は今も続いている。(M.T.さま②)”

軽く触れるだけ、服を着たまま受けられます。瞑想のような…静かな施術です。

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”施術の空間が拡大される、、(文字通り距離があるわけですから、実際拡大されているのですが)、その、大きなものの中にいて、そこで何かが起こる。それはとても不思議でしたし、認識が変わってしまう出来事でした。(A.F.さま)”

こんな感じのセッションかも。。眠りと覚醒の間、、。

不思議なことが起こる。

深い睡眠のような、、

人間が介入できない、体の自己調整の能力。

生命の力。

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” 意識状態、変化する。薄い層に移行したような。 いつもセッションで行くようなところ。 ・・・ 徐々に、その呼吸の中から、もっと澄んだ、静かな呼吸が顕れる。 ・・・ 幅の広い(?)呼吸の奥(?)からもっとひそかで精緻な呼吸が表面に浮かび上がってきた感じ。・・・ 一人ではここには行けない、と思う。 ・・・ 体のシステム(?)が、何か、動き出した、というのか、 今、「変化している」と実感する。 ・・・ 。・・・ 層が変わった気がして、そろそろ終わりかなと思う。・・・ 最後の方で、左に少し寄っていた(??)息の通り道が、ワッと真ん中、中心に通り、抜けて、白く開ける。 明るい呼吸続く。(A.F.さま)”

ロルフィングの10シリーズ、10回の連続には意味がある。

体の構造が変化するだけでは終わらない。

人と世界の関係性、わたしたちの存在のはなし。

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”10回終えたらどんな変化がおきるだろう?? と、ワクワクしながら、受けることを決めたロルフィング。まったく生まれ変わって、何か別物になれるような期待すらあったかもしれません。 10回を終えて、別物になったか? もちろんなってはおらず(笑) そのかわり、 10回を終えるときに、自然とわいてきた感情は、「自分を愛する」ということでした。 それは、自分にとってはとても意外な感情でした。(C.M.さま)”

 

ロルフィングとは旅のようなもの。

人生のうちの一度きりの機会、

非日常への旅、変容への旅。

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”人はその人生のうちで一度は荒野の中に入り、健康的で、幾分は退屈でさえある孤絶を経験するべきだ。自分がまったくの己れ一人の身に依存していることを発見し、しかるのちに自らの真実の、隠されていた力を知るのだ。 ー ジャック・ケルアック ー”

体と心は繋がっている?

もっと大きな何かにつながっているのかもしれない。

大きな流れ、循環。そこに参加し、生きること。

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”体が解放されると精神にも大きな影響があり、今まで停滞していたある事態(個人的なこと)が、殆ど努力なしに大きく動き出すという変化があった。 こんなことがあるなら、何年か前に受けておけば人生が変わったかもと思うくらい。(M.U.さま)”

 

トンネルの出口

今いる場所から旅に出て、、プロセスを経る。変容、、。

蛹から蝶になる、、。知ってました?芋虫からサナギになるとき、サナギの中身は一旦なにも形がなくなるんですって。

ただ変化するのではなく”変容し”蝶になる。

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”以前の私はとにかく慢性的な肩や首の凝り、頭痛、だるさ、姿勢の悪さ、体の硬さ、冷えに悩まされていて、緊張感や不安は幼い子どものころから抱えていて当たり前になっていた。いつもエンジンを思いきりふかして頑張って緊張して、ぐったりと倒れ込むように眠るし、精神的にも不安定。そんな悪循環をどうにかしたくて、もう少し「大丈夫」だと思えるようになりたかった。好きだった仕事がだんだん辛くなってきてるのもなんとかしたいと思った一因だった。(Y.T.さま)”

 

体の構造、テンセグリティーモデル

人はブロックを積み重ねた構造ではなく、張力でバランスしている。

体が整ってくると変化は全身に伝わる。

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”○セッション5
・ふと感じた、いや気付いたのは、もしかして顔が少し変わったかもしれないということ。期待があるからそう見ているのか…でも重力のなすがままの状態ではなくなった?と思うのだ。どうだろう。。。でも筋膜がバランスして張力が発揮されると顔のたるみが解消されるのは想定の範囲なのだから気のせいではないのかも。理論上、ではなく実際に、というところが信じられない嬉しさ。理論上ではすごいってこと世の中たくさんあるけど、自分の身をもって恩恵に預かったことって果たして…というのがこれまでだったのではないか。
○セッション5_3日後
うーん、やはり顔がリフトアップしてる!これは間違いない。笑っちゃうほど!(R.Y.さま)”

 

他のボディワークとの違い

何かを変えようとはしない。誰にもあなたを変えていい権利はない。

自然な姿、本来の姿はあなたの内にある。

施術者はそれが現れてくるのを静かに待つだけ。

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”体感としては、「体が息づいた」ということ。上手く言葉にできるかわかりませんが、体は、「全体」であったこと。ここでは、全体としてみてもらった、という思いがあります。 それは、他のボディワークと大きく違うところではないかと思います。

そのことを実感する機会がありました。 10シリーズ中は他のボディーワークを受けることは控えていましたが、10シリーズを終えてから2か月後、年末の帰省中に疲れが溜まって腰に痛みが出たため、急遽、以前通ったことのあるボディーワーカーの方に診ていただいたのです。 施術を受けてみて驚きました。以前は心地良いと思っていたはずの施術なのに、10シリーズを経た体にはあまりにも衝撃が大きい、というか、「骨格を調整」してもらいながら、「そんな大きな変化を一度に“作り出す”のか」という驚き。「体」は診てもらっているのですが、なにかが置き去りにされたような感覚が残りました。

これまで、私自身その時々で色々なボディーワークに助けられてきたと思っているし、それぞれに良さがあるのだと思います。 ただ、ロルフィング10シリーズの後でそれらを受けて感じたのは「扱う領域が違う」ということでした。 体(人間)をどのように捉えているかということの違いでしょうか。 他のボディーワークを受けたことで、あらためてロルフィングのセッション中、いかに自分が大切に、丁寧に扱われていたか、ということがわかったような気がします。「自分が」と書くと語弊があるかもしれません。それは、私個人というものを超えたところで、ということです。 尊厳、という言葉で表されるようなもの。あのように「尊重される」場が存在するということ。そのことを、とても有難く、嬉しく思い返しています。(A.F.さま)”

 

重力がセラピスト

施術が終わっても、日常を過ごすうちに重力により体は変化していきます。

ロルフィングでは「重力がセラピスト」だといわれる所以です。

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” 最終セッションを受けた後も変化は続いている。背中の塊はもうほとんど感じない。首の側面奥の大きな筋肉と、肩上部の筋肉は、セッション9の後もまだ固いままだったが、これが柔らかくなった! ふっかふかになってる!  仙骨と骨盤、股関節周辺の調整はまだ続いている。ふとした時に、パキッとか、ポキッとかなるし、伸ばしたりひねったりしたい衝動が自然に出てくるので、その時はその衝動に従うようにしている。もともと右側の股関節がずれやすい悩みがあったのだが、最終セッション後に初めて左足の股関節がずれた。変化の過程の一反応だと思ってそのまま経過をみていたら、2~3日で違和感はなくなった。仙骨と骨盤、股関節周辺は今も変化の途上にあるが、前より確実に安定してきたのを感じている。  そのほかでは、生理痛が楽になった。セッションを受ける前は、頭痛、腰痛、倦怠感がきつかったのだが、今では頭痛と腰痛はほとんどなくなり、倦怠感もだいぶ緩和された。(M.T.さま)”

 

本来の美しい姿が現れる。

変容のプロセス、、重荷を下ろし、傷を手放す。

本当のものは既に持っていた。隠れていた美が浮かび上がる。

それがロルフィングの10回の意味深いところかな。

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"目の前のことをひとまず受け止め、できることなら手放してにっこり笑って、ただ変化を見守ってみよう、と思うようになりました。そう、これが私には、なかなか出来なかったのです。相手をどうにか変えてやろう、こう感じさせてみたい、自分は絶対にこうしたい、あんなふうにはなるまい……そんな強い欲望と不足感が常にあり、ちょっとしたことで落ち込み、不機嫌になって。 それが、イライラすることは格段に減りました。毎日が愛おしく、子どもたちにも、光を感じるような変化が起きています。(R.F.さま)"

 

変化は波及する

10シリーズの出発地点と到達地点、体は変化する。

変化とともに起こること。

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”いつのまにか自分に自信をなくしてしまっていた、自分がたよりなくてしかたなかったのだと、整ってきた今なら分かる。苦しい渦中のときよりよく分かる。今だって人生における色々がなくなった訳では無い。けれど渦中の私に“よしよし”ってな感覚を今は持てる。余裕か。それがうれしい。まず体が楽になること、そしてものごとの見方がちょっと変わること(岡田さんが教えてくるわけではない)それによって、自分の力がまた帰ってきたような感じがする。手のしびれはもうない。ロルフィングはセッション終了後も変化が続くことも特徴だというから、まだまだこれからが楽しみだ。(R.Y.さま)”

 


まだお話しできないこと

出発地点にいてはまだ到達地点のことはわからない、理解できない。

だから、まだお話ししても伝わらない、ことがたくさんあります。

やること、ふるまい、いきること。すべての基準点、中心軸が変わってくる。

そのお話は、10シリーズの完結近くになるでしょう。

 

 ロルフィング® の効果

ロルフィングによる変化の記録、歩き方の比較

胸の体内空間の広がり、周囲の空間への広がり、頭の自由さ。上下にスーッと伸びている、重力が身体の中心軸を通り抜けている。バランスの良さと清々しさ。画像からそんな雰囲気を感じ取れるでしょうか?(左図:ロルフィング開始前、右図:ロルフィング完結後)

歩き方と姿勢

その姿勢は、歩きかたは、その人生のあり方を表している。

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体だけではなくその周囲の空間の印象まで変わる、ロルフィングを受けた方の一つの特徴です。
雰囲気が変わり、
顔立ちも変わります。

その方の周りの空間が緩やかに落ち着き、周りにいる人にも伝わっていく。

 


自然な変化

変えよう!と思ってもなかなか変わらない。意識して姿勢を正しても、気を抜くとすぐ戻る。しかし、ベーシック10シリーズでカラダが変わると、自然と、、姿勢も変わる。呼吸も変わる、、。

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無理をしたり意識したりして変えるのではなく、自然と変わるということ。

手術のインパクトからの回復

こちらの方は赤ちゃんの頃にお腹を手術しています。その手術痕による筋膜の引っ張りにより、体に左右差がありましたが10回の施術でほぼ均等にシフトしてきました。

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・ロルフィングの特徴でもある筋膜について、

筋膜は筋肉だけではなく体のあらゆる部位を分ける膜組織です。膜は体のそれぞれの各臓器や血管は筋膜に包まれ、お互いが摩擦なく滑らかに動くように滑らかさを与えています。

しかし手術では膜や体の層のことを考慮せず全て一緒くたに縫い合わせてしまう。すると筋膜に癒着が起こり、それは全身に波及しています。筋膜の滑らかさを取り戻すと、すべてがまた正しい本来の位置に戻ることができる。

骨盤の歪みが消え、上半身の左右バランスが整った。

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中心線(白色)を引いてみると、骨盤の水平性(黄色)が現れてくるとともに、上半身の左右差(緑線)がなくなった。上半身が楽に骨盤に乗るようになったので、左右の面積が均等(青線、赤線)になってきた。

※詳しくは「変化の記録写真」ページをご覧ください。

変化の記録写真、完結後4ヶ月の変化

※実際のセッションでは、服を着たまま受けられます

10シリーズ完結後、何もせずに4ヶ月経ったときの写真を追加しました。何もしていないのに変化が継続していく様が見て取れるでしょうか?

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”変わってる実感は(完結からの4ヶ月間は)全くなくて、体重も変わっていなかったので、写真を見てしゅっと上に上がってるみたいに見えてびっくりしました。(M.K.さま)”

身体構造が整う、、。

しかし

カラダにはそれ以上のことがある

よくある質問

  • セッションの間隔について、どのくらいのペースで受けるのがいいの? 

とくに決まりはありませんが、一般的には、1週間(または2週間)に一度くらいのペースという方が多いです。遠方の方など1ヶ月に一度という方もいらっしゃいます。

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ロルフィングはセッション後の日常でも体が変化していきます。都合により半年以上空いた方もいらっしゃいましたがとてもいい感じで変化していらっしゃいました。

 

※少なくとも3日は空けた方が良い

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ただし、少なくとも3日間は期間を空けた方がいいです。施術は受けて終わり、ではなく、日常でも変化のプロセスは続きます。構造的な面では、新たな体の状態で日常を過ごすことで、重力の影響を受け体はさらにバランスを変えていきます。ロルフィングでは「重力がセラピスト」と言われる所以です。そして、代謝などつまりが取れ流れが出てくると滋養と解毒のプロセスが始まります。そういった体の治癒力の面では、少なくとも3日間は体の自己調整の力による変化は続いていくといわれます。

 

※期間による効果の差

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効果の差については、とくに期間が空いたからといって効果が落ちるということはないように思いますが、できるなら初めは1週間に一度くらいのペースで通い、ご自身のペースがわかってくると2週に一度くらいのペースに変えてみる、というような形がいいかと思います。

もちろん、月に一度くらいのペースでも効果が落ちると言うことはないと思います(遠方の方など月一で施術していても、とてもいい感じで変化していっています。

 

※コミットできる期間

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ただ、施術者として、週1〜2週に1度くらいのペースがいいのでは、という理由ですが、それはロルフィングは全10回で完結するシリーズである、ということです。その最大の特徴は、その期間は人生の中で一度きり。そして、それは「変容のための特別な期間となる」ということです。まるで、トンネルの入り口へ、、プロセスを辿り、、出口に到達する。という、、これまで知られていなかった「世間から隔絶された不思議の場所」、というイメージです。

ご自身を見つめる、気づきを得る、学びを得る、ということに興味があり、ロルフィングのこの特別な期間があるのだとしたら、その間は、ここに参加する、という意志をもち、コミットする。週に1〜2週に1度くらいのペースがロルフィングに集中できる、という意味で環境を作りやすいかと思います。もちろん個人差がありますので、月一度でも意志があるのならよいかと思います。(遠方の方は、既に遠方から通うという時点でコミットされているので、月一度程度でも十分環境が作られている気がします。)

 

  • 他のマッサージなどを受けているけど、ロルフィングの期間中は受けない方がいいの?

もちろん、必要なものは受けていただいても大丈夫です。これまで問題があるとは思ったことはないです。

 

※ただし施術の方向性が違う場合がある

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ただし、わたしのロルフィングの特徴は、自己治癒力を促す、体に備わった力が発揮されるように待つ、というスタイルですので、他で受けるマッサージなどが体を矯正したり、何かを入れ込んで変えようとするタイプのものですと、逆方向になります。

わたしの施術の方向性は、体が過去に受けた外力や感情的な衝撃など作られた歪みが、体の自己調整の力で、必要なことが自然と起こり、今出ていくことができる歪みの衝撃が自然と出ていくのを待つという方向性です。他のマッサージなどが外力などを体に入れて矯正している場合は、その外力も出ていく方向になると思います。

 

※コミットできる施術

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あと、施術の期間の話と重複しますが、ロルフィングの10回完結の期間にコミットする、という意味では必要な施術やセラピーは受けていただき、必要のない施術でしたら受けない方がいいかと思います。※痛みの治療など、ほかの施術やセラピーが必要な場合は、ご自身で判断してください。

 

バイオエナジェティック・オステオパシー

ライフスレトニングディジーズ(生命の危機をもたらす病)を救うもの。ただのマッサージやリラクゼーションとは違い、生命を救う手法がオステオパシーだよ、と習います。それは9年の学びです。

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ロルフィングは1ヶ月半〜2ヶ月くらいのトレーニングを3回受けて卒業します。わたしはアメリカのボルダーに2回とブラジルに1回のロルフィングのトレーニング卒業後、新たに医術の本来であるオステオパシーのバイオダイナミクスとバイオエナジェティックの学びに入りました。9年間の学びです。

 

バイオダイナミクスは自然界の観察、真摯な姿勢から、その背景にある原理原則を、、「わからないこと」をこの手の中で感知し、何も乱すことなく生命の原理に沿う医術。

 

本来は医術

わかりやすいところでは、オステオパシーのバイオダイナミクスで施術すると、逆子が95%治るという統計があるようです。

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・オステオパシーは医術です。

アメリカでは医者です。アメリカにはメディカルの(日本にもいる)医師と、オステオパスの医師がいます。双方とも手術も投薬もできるアメリカの国家資格である医師です。

オステオパシーは手技により体を整えることで病気を治療する医師、メディカルの医師は薬や手術などで病気を治療する医師、ということになります。※日本では国家資格ではなく医師ではありません。

 

歴史

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・オステオパシーの始まり

創始者はA.T.スティル博士、140年ほど前のアメリカです。もともとは普通のメディカルのお医者さんでしたが、子供達全員を髄膜炎で亡くし手術や投薬などのメディカルの医術に絶望しました。そして、体が整えばもともと体に備わる自然治癒力がフルに働き病は治る、という観点のオステオパシーを作り、オステオパシー医大を作りました。”オステ”とは”骨”という意味です。

・失われたオステオパシー

オステオパシーの現状は、アメリカでは手術や投薬もできるため儲からない手技による治療はほとんどなされていないようです。手技も単なるテクニックとなっていて、その背景にあった本当のオステオパシーがやっていたことは、もう現代には失われている。往年のオステオパスたちと、現代には空白の年月があり断絶があるのです。失われたオステオパシー、本当に何をやっていたのか?それを現代に復活させようとしたのが、バイオダイナミクスです。

・バイオダイナミクスとバイオエナジェティック

古い時代のオステオパスから直接学んでいた現代のオステオパスが、本当のオステオパシーを現代に復活させようと生まれたのが9年のカリキュラムであるバイオダイナミクスです。

オステオパシーのバイオダイナミクスは静かな命の世界です。静寂と美しさ、畏怖の念。創始者の方は2年ほど前に亡くなり、その後バイオダイナミクスを含め全てのオステオパシーの根幹をなすところをバイオエナジェティックとして、新たに創設されました。同じく往年のオステオパスたちから直接学び伝えられてきたものを教えている先生から学びを続けています。

 

治癒の力

春になったら花が咲く。そうさせるものは何なのか?

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・外側から働いている我々を生かす力

バイオダイナミクスの語源は、胎生学です。胎生学(受精卵から赤ちゃんになるまでの解剖生理の学問)というと、一般に普及しているのは遺伝子により内側から外側に生えてくるように発達成長する、というもの。しかし、もうひとつマイナーな胎生学があり、それはブレヒシュミッド博士のバイオダイナミクスと呼ばれる胎生学。それは、遺伝子により生えてくるのではなく、まるで「外側からの力」が働き、受精卵が発達成長していくという。

その外側から働いた力によって発達成長が起こる、という実験室での研究と、往年のオステオパス医師が施術中に手の中で感じていた現実が一致したのです。その力は大人になった今でも働き、我々を生かしている。それが治癒の力の根源です。

 

原因に到達する

バイオエナジェティックでは、構造だけにかかわらず、その深層、、あらゆる側面を含め、、その原因に至ることができる。

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ロルフィングでは”テンセグリティーモデル”が示すように、全体をくまなく扱うことで原因を扱うことができる。しかも全体を扱いながらも混沌とせずに調和をもたらす、それを可能にしているのがレシピの存在でした。つまり、ロルフィングは身体の全体を隈なく扱えることで、原因を全て含めて扱うことをしています。しかし、それは、”構造”という側面においてのみ。

ところで、ロルフィングではなぜ、”全身を隈なく”扱わないと原因を含めることができないのか?それは、症状に対する原因を突き止めることなんて、、人間技ではとてもできない。膨大な要因があるから。しかし、バイオエナジェティックなら、、その原因にまで到達することができる。

バイオエナジェティックでは、構造という物理的な原因だけではなく、、言葉ではうまく表現ができないような、、全てを含む原因に到達することができる。それが、オステオパシーの本来の姿は”医術”であるという所以かもしれません。

 

わたしのロルフィング

わたしのロルフィングの施術はオステオパシーのバイオダイナミクスとバイオエナジェティックの手法です。

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ロルフィングとは10回完結の施術です。しかし、手技には決まりがありません。ロルフィングとは手技のことではないのです。(ちょっと混乱しました?)ロルフィングとは、全10回の施術を「レシピ」に従い施術します。レシピには各回の内容があらかじめ決められており、その目的を各回ごとに達成していきます。その10回の目標を達成すると、体が重力と調和するという”プログラム”のことなのです。ですので、その各回の目標を達成するための手段(手技)は何でもいいのです。ですので、ロルファー(施術者)によりロルフィングの手技は全く違います。

※一般的なロルフィングは、学校で習う手技が「強圧の持続圧」で筋膜を伸ばしていくやり方ですので、服を脱がねばならず、痛い!ということで有名です。

※少数派ですが、軽く触れるだけで変化を促すことのできる手技を使うロルファー(施術者)もいます。なぜそれほどまでの違いがあるかといいますと、ロルフィングの卒業後もロルファーはそれぞれ個人で学びを続けています。その学ぶ手技を取り入れて各回の目標を達成しているため、これほどまでに手技に違いがあるのです。

※軽く触れるだけでも様々な手法がありますが、わたしは施術者が体を変えようとするのではない、体の自己調整が自分を調整していくような手法を使っています。誰にもあなたを変える権利はない。誰かに変えられるのではなく、体が自ら調整する。体の本来の姿、自然な変化を促します。※服を着たまま受けられます。

 

人生に一度きりの機会

あと何度桜を見られるだろうか?ふと、おもったんだけど、今年は桜が早かった。用事で覚えてる3月29日は満開、公園で桜見てたら子供たちがキックボードで突っ込んできたなあ。。28日、彼は最後の桜観られたんじゃないかなあ、と。

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ロルフィングが人生を見つめること、人生のうちの一度きりの機会、だとしたら。
バイオエナジェティックは生命の本質に触れるもの、
それは、我々を本来の姿に返すもの。
端的にいうと、それは”浄化”かもしれない。

と、思った。
Merry Christmas Mr. Lawrence / Ryuichi Sakamoto - From Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022を聴きながら。


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おかしなこと、
あってはならないこと
から、



汚れから、
恐れから、



本来の姿に帰っていくのなら、
それは、
浄化。



わたしたちのワークは
そういうもののような気がする。


 

 

では、『どこか』でお会いしましょう。

 

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この世の中は無理、限界。20歳前後の2年間ほど引きこもり、世界は終わった。唯一の出口、海外へ。初めての海外。死ぬかも?3年間をバックパッカーで過ごす。神戸から新鑑真号、上海〜アフリカの希望峰まで。日本の窮屈さ、監視されてるかのような身動きのできなさどんよりとした空気、世界は全然違った。体とこころとスピリット。ひとは理論と理解と社会に限定された存在ではない、とくにインド、チベットでの出会い。もうわたしは大丈夫。帰国後、都内のクイックマッサージで働く、ほぐれないほぐしてもすぐに戻る、本当の体の理論はなに?二度目の海外、アメリカへ。ネイティブアメリカンのウォークに参加、アルカトラズ島〜ワシントンD.C.まで1ヶ月以上かけ歩くという祈りのウォーク、そこでロルフィングと出会う。理論があり、体が統合され、元に戻らない。人としての全体、存在とは?アメリカのウォークを離脱して再度チベットへ。カイラスへ向かう。標高5,500mの峠を含む巡礼の道。途上、腸チフスになる。1ヶ月以上ほとんど食べられず体の中身が全て出て行った。無防備。この世から身を守る鉄壁の防御、体の緊張が失われた弛緩、そして世界はさらに刺激が厳しくなった。そこから再度、新たに回復への道を歩み始めることになる。長い年月。帰国後、ロルフィングの10シリーズを受ける。当時は強圧の持続圧、服を脱がねばならず、痛い!受け手の体を術者が変形させ、体の構造を作っていく手法には疑問を持つ。この時、2007年。2008年にロルフィングの京都トレーニングがあるという。申し込む、、1年半でロルファーになれる、キャンセルする。果たして、1年半後認定されロルファーですよと言われて何ができる?人として何もできないのではないか?京都をキャンセルし、ロルフィングの本部であるアメリカ、2008年UNIT1、ボルダーへ。約1〜2ヶ月のトレーニングを3回受ける必要がある。2009年UNIT2ボルダー、2010年UNIT3&ムーブメントをブラジルへ。条件付きの不合格。理由が人とのコミュニケーションができないから。講師にトラウマワーク(ソマティックエクスペリエンス略してSE)を受けることを勧められる。身動きできない、派遣で働きながら、その他はうずくまって過ごす。2年半後、少し外に出られるようになる。トラウマワーク(SE)はやめて、ロルフィングのワークショップに参加し出す。軽く触れるだけのワーク。元々強圧の持続圧で変形させるロルフィングには抵抗があった。人は誰かに変えられる?そんな権利は施術者にはない。勉強するとは同時に施術を受けること、SEより格段に良くなっていく。さらに1年半後、条件をクリアし、2014年ロルファーとして認定される。UNIT1参加から6年半ほどかかった。そして、2016年からオステオパシーのバイオダイナミクス、バイオエナジェティックを学ぶ。9年の学び。これこそわたしが求めてきたもの、生命の本質。エゴ、理論、理屈、やりたいこと、想い、それらを全て捨てたところにある生命の本質。バイオエナジェティックを使って、ロルフィングの施術をしています。