ロルフィング®
ROLFING
and
バイオエナジェティック・オステオパシー
ロルフィング
服を着たまま受けられる。痛くない。
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ロルフィングは、ロルファー(施術者)によって全く手技が異なります。
わたしは軽く触れるだけの手法(バイオエナジェティック・オステオパシー)を使います。
どれだけマッサージを受けても、強圧で押しても、届かないところまで届く。身体の構造が整うための『作戦(レシピ)』がある。
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全体の流れ(3つのパートに分かれる)
【表層の解放】
①呼吸、②足のサポート、③前後のボリューム
【深層の解放】
④骨盤底、⑤大腰筋、⑥仙骨、⑦頭・肩首
【全体の統合】
⑧下半身、⑨上半身、⑩全体
解放で放置すると、崩壊します。”統合”されるから、元には戻らない。ロルフィングは解放で終わらず、統合を目指します。
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世にあるセラピーは、感情であれ体であれ解放したり柔らかくして終わり、というものがほとんどでしょうか。それでは、解放してできた穴を埋めるため、元に戻るしかない。あるいは、別の何かが入ってきてしまう危険があります。
解放の後(※)には、必ず統合される必要があります。統合とは、バラバラではなく、全体がひとまとまりで調和し、矛盾のない様。その姿はしなやかで美しい。
※わたしのロルフィングでは、解放の後で統合するのではなく、解放と”同時に”統合されるバイオエナジェティック・オステオパシーの手法で施術されます。
施術を受けている最中から今までにはない、表面ではなく、もっと内側の繊細な部分が解放されて行く感覚が凄かったです。セッションが進んで行くにつれ、身体の解けて行く感覚はどんどん増していきました。 長い間固結びしてしまっていた糸を、ゆっくり、そっと解いて貰っているようなイメージでしょうか…。(N.K.さま)
ロルフィング(ベーシック10シリーズ)
変化には作戦がある。
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【作戦1】表層の解放の段階。
表層の組織がぎゅーっと固いと、深層を解放しても広がれずに元に戻ってしまう。まずは、表層の解放が必要。
【作戦2】上下交互に施術される。
土台の安定と上方の柔軟性は、同時に、あるいは、順番に詰めて、解放されていく必要がある。
【作戦3】コアの目覚め。
コア(深層)の組織は、姿勢維持のための役割を担う。深層の筋肉は意図でコントロールできない、体が自然と変わっていく必要がある。だから、レシピに沿って順番に施術されていく。
(意識できないところ、コントロールできないところが変わっていく。目覚めていく。)
【作戦4】解放で放置せず、統合される。
解放で放置すると、崩壊します。”統合”されるから、元に戻らない。 次の段階にシフトする。その姿は、しなやかで美しい。
などなど、ロルフィングには身体統合のための理論があります。
当初は首や肩の痛みからの解放を一番に望んでいた。でも、実際はそれ以上に大きな変化をもたらせてくれた。背中の感覚を取り戻すことで、背中のぬくもりが感じられるようになり、安心感まで得られるようになった。私の身体はロルフィングを通じて劇的に変化した。まるで何かの呪縛から解放されていくみたいだと感じた。そして、その変化は今も続いている。(M.K.さま)
ロルフィングとは、旅のようなもの。
人生で一度きりの期間。
10回終えたらどんな変化がおきるだろう?? と、ワクワクしながら、受けることを決めたロルフィング。まったく生まれ変わって、何か別物になれるような期待すらあったかもしれません。10回を終えて、別物になったか? もちろんなってはおらず(笑) そのかわり、 10回を終えるときに、自然とわいてきた感情は、「自分を愛する」ということでした。 それは、自分にとってはとても意外な感情でした。(C.M.さま)
目の前のことをひとまず受け止め、できることなら手放してにっこり笑って、ただ変化を見守ってみよう、と思うようになりました。そう、これが私には、なかなか出来なかったのです。相手をどうにか変えてやろう、こう感じさせてみたい、自分は絶対にこうしたい、あんなふうにはなるまい……そんな強い欲望と不足感が常にあり、ちょっとしたことで落ち込み、不機嫌になって。それが、イライラすることは格段に減りました。毎日が愛おしく、子どもたちにも、光を感じるような変化が起きています。(R.F.さま)
バイオエナジェティック・オステオパシー
人間の”意図”は、何をしても混沌を生み出してしまいます。(自然界に対して人間のやっていることを見れば一目瞭然。)欲求、要求、やりたいこと…。それらエゴは自然の調和から外れた存在であり、その場は良くても、調和を乱します。だから、やりたいことを離れ、自然界の秩序に従って施術をする必要があります。自然界の秩序に完全に沿い従う時、真の治癒が始まるのではないでしょうか?
オステオパシーとは、アメリカ発祥の医術。手技で治療する手術も投薬もできる医師です。(※日本では医師ではありません。)創始者のA.T.スティル博士は医師でしたが、手術や投薬での治療に絶望し、手技による治療を創始しました。体が整えば、治癒力を最大限に発揮し自己治癒する。バイオエナジェティックは、その中でも最も繊細な施術、微細な領域まで含めた施術です。
わたしのロルフィングは『バイオエナジェティック・オステオパシー』の手法で施術されます。
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ロルフィングとは、”手技”のことではありません。『レシピ』に沿って全10回の施術を積み重ね、体が重力と調和していくこと。つまり、身体統合のための『プログラム』のことです。
各回のレシピの内容を達成できれば、手技は何でもいいのです。( ロルフィングの学校卒業後もそれぞれのロルファー(施術者)は学びを続けていますので、手技は多様です。)
わたしはバイオエナジェティック・オステオパシー(9年のカリキュラム)の学びを9年続けています。その手法を用いているので、軽く触れるだけ。服を着たまま受けられる。痛くない。静かな施術です。
世にあるセラピーのうち、問題(=歪み、病変など)を治そうとするのがほとんどすべての手法でしょう。しかし、バイオエナジェティック・オステオパシーは問題にフォーカスしても原因はみつからないと考えます。
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問題を見つけ、それをなんとかしようとする時、余計に問題は拡大し混沌としていきます。たとえその時は良いように見えても。わかりにくい話かもしれませんが、比喩的に説明すると、問題は問題そのものを見ることによって解消することはできません。問題の出所=問題の原因=問題を作ったもの、を見つけなければならない。それには問題そのものに着目していては、そもそも検討ハズレなのです。
例えばこんなファンタジーを。カラダが(物理的であれ感情的であれ)衝撃を受けた時、その衝撃が全体に波及し身体システムが崩壊してしまわないように、生命の叡智(=健全、体に備わる治癒の力)はそのエネルギーを一点に凝縮し、保持し、そこに配置します。それが、病変、歪み、問題。問題は、そこに配置され、全体を守っている。全体のバランスを保っている。これはいい/悪いという人間の判断や想いで、それを取り外してしまったら?崩壊します。生命の叡智の世界に、人間の意図は持ち込んではならない。
全体の癒しが進み、その問題の役割がもう終わった時、それは取り外されることができる。解消と同時に、健全=体に備わる治癒の力によって満たされていきます。
どうやるか?問題を問題として見つめても、原因はそこにはない。原因は?それを作ったもの。それは、健全=生命の叡智、が作った。見つけるのは、生命の叡智、健全です。それは、”静けさ”の性質を持っています。混沌(問題)の中に、静けさ(健全)を見つける。そこに、解消の力があります。
それが、バイオエナジェティック・オステオパシー。人間には何もできない。施術者は何者でもない。ただ、健全を見つけ、それと共にいる。そのとき、生命の治癒の方向が見せられ、それに従う。すると、治癒が起こる。奇跡だって起こり得る。それが、人の体のシステムなのだから。
代謝がひとつのキーとなります。代謝とは滋養を与え、老廃物を排出する。体のエネルギーを高め、質感をクリアに清浄に保つ。
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たとえば、都会のゴミゴミした雰囲気の場と、神社や清浄な土地との比較で、身体感覚的に感じられるように、人にもそのフィールドがあります。それは代謝を感覚的に捉えているもの(空気の流れ水の流れ、のように、)なのかもしれません。
カラダの液的フィールド(代謝)が澱んでいたり、本来の場所からずれてしまっていては本来の体の機能を十分に発揮できません。
どうやら、その代謝の淀み、体の液的フィールドの淀みは体だけではなく気持ちとも連動しているようです。液的フィールドが透明に、キレイになっていく。それはあなたの存在の仕方が変わるということ。あなたの感じる世界が変わってくる。
静かに軽く触れるだけ、バイオエナジェティック・オステオパシーの施術。
セッションが始まってまもなく、足先から胸のあたりまで、一本の線が通る瞬間があったことを覚えています。毎回似たようなことが起きるのですが、毎回驚くし、不思議で、ほんのりと嬉しい感覚です。その後は眠ったり目覚めたり、意識があったりなかったり。 (R.F.さま)
日常から離れ、静けさに入っていく。
セッションの最中は深く寝ていて、あまり記憶がありません。ある時は、岡田さんが触られている足から、あたたかな緑の波が打ち寄せてくるようなイメージを受けました。またある時は青くて静謐な深い水の中に沈んでいくように、眠っていました。のちに旅行で柿田川湧水(写真)に行き、ああ、こんな感じだった、とイメージと現実が一致した気がしました。 (N.Y.さま)
”健全”とは、生命力、我々に備わる治癒力につながるもの。それは、”静けさ”の性質を持ちます。
混沌の中に”静けさ”を見つける。
ロルフィングは姿勢だけでなく、私と娘(9歳)の関わりにも何等か の影響を及ぼしたようです。・・・このロルフィングでの体験も同じ。答えなどない。ただ、身体が求める本来の有り方に自然に収まっていくのだろう。すべて、そのプロセスなのだろうか。(M.Y.さま)
体の液的フィールド(代謝)が混沌から透明に変化していく。
”わたし”の感じる世界が変わる。
8-10回目で、身体感覚がずいぶん変わった。朝起きた瞬間から夜まで、「大丈夫」だった。ショックなことがあっても、家族と喧嘩をしても、忙しくて夜更かししても、身体も気持ちも大丈夫だった。よく眠りよく食べ、頭をあまり使わなくなった。不安がないってこんなに楽なのか。特に最後2回の施術後の体感は信じられないくらいパワフルだった。「地に足がつく」「宇宙の一部」ってこういうことなんだ、と身体で実感できたのは一生の宝になる気がする。 (Y.T.さま)
10回のロルフィングコースを受けている間、いろいろと不思議なことが起きたのだけど、一番印象深いのは、目が開けられないくらい明るい光がさーっと身体を包み込んで、澄んだ空気を感じられたことだった。・・・「世界はなんてきれいなんだろう」と思えた。(Y.T.さま)
セッションを終えてしばらく後、散歩の途中、空地のねこじゃらしの群れが、吹いているか吹いていないかわからないくらいの風に揺れていて、岡田さんのセッションはこんなふうだったな、と思う。(A.F.さま)
ロルフィングの10シリーズは、旅のようなもの。