バイオエナジェティック・オステオパシー


『そもそも病気とは、目に見えないエネルギー領域の歪みによって起こり、肉体に表現されてくるもの。』

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一般的な整体やマッサージなど肉体だけしかみていないものでは、根本の解消ができない。肉体以前の見えないフィールドがまず治癒する必要があります。そして、次第に肉体に反映されてくる。エネルギー的なフィールドが先、そして、次に肉体です。バイオエナジェティック・オステオパシーは、実は肉体だけを診ているのではないのです。それ以前の3段階のフィールド、そしてその先にある生命の根源と言えるようなフィールドまでを扱います。

※『そもそも病気とは、目に見えないエネルギー領域の歪みによって起こり、肉体に表現されてくるもの。』は『真・臨床化のためのホメオパシー マテリアメディカ(上)、森井啓二著』の前書きからの抜粋です。(にゃんと定価27,500円。下巻もほしい。。)最近ホメオパシーも勉強しています。ホメオパシーは肉体に現れる症状に対する生命場のエネルギーフィールドに合うレメディを処方します。波動療法、エネルギー療法。そのフィールドの診断は、バイオエナジェティック・オステオパシーの施術者が知覚しているフィールドの2段階目にあたるものと同じフィールドだと感じています。

  • 体は3つのフィールドとその先の生命場で構成されている。

水は全てを知っている?バイオエナジェテェイック・オステオパシーの目線から見ると、水、、肉体の以前にエネルギーフィールドがあり、それを「液の体」として認識している。そこに、情報があり、液の情報が整う時、それは、肉体に反映されていく。

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バイオエナジェティック・オステオパシーの施術者は人間の体を、3段階の体とその先にある生命の根源のフィールドとして知覚し、症状ではなく原因にアプローチします。※原因は、3段階目の体とその先にある根源のフィールドとの境目にあります。肉体、2段階目、3段階目のフィールドにはそれぞれ原因から派生した症状が現れます。肉体の症状だけ消しても、原因が解消されない時また症状は戻ってきてしまいます。原因を解消するのが、治癒。バイオエナジェティック・オステオパシー。それは、コリをほぐしたり体を調整するのが目的ではなく、治癒を目指します。

 

 

  • 静けさに導かれる

全体がスティルネス(静寂)に浸り、別の世界にシフトするところから施術がはじまります。全体が日常から生命の働きの領域にシフトして帰ってくる、という導入部分の施術だけでも、そこは治癒の起こる領域に入っていますので、ある程度のリージョン(病変、歪み)の解消や回復も出来るでしょう。個別の解消の必要なリージョン(病変、歪み)はその静けさの領域に入った後に施術されていきます。

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オステオパシーのバイオダイタミクス(※)の語源の元となったのは胎生学(受精卵から胎児になって行く過程の学問)のバイオダイタミクスといわれる分野です。ドイツのブレヒシュミッド博士の唱える胎生学で一般的な遺伝子による発達とは違う考え方。

その胎生学"バイオダイタミクス"の考え方は、遺伝子により内側から生えてきたのではなく、外側からなんらかの力の働きかけがあり胎児へと発達していく、という考え方。その外側から働きかけてくる力を古いオステオパスは手の中で同じものを感じていた。研究室のなかの観察と、施術の際の手の中の感覚が一致した。

受精卵は細胞分裂して二つに、四つに・・と分裂していきますよね。そうさせる力の働きかけが、外側からやってくる。それはいったいなんなのか?春になったら花が咲く、そうさせるものと同じものが働きかけている。

BREATH OF LIFE.
神の息吹

二つになった細胞の間にはスキマがある。二つになったからスキマができたのか?それとも、はじめに隙間が潜在的にあったからそこに導かれて二つに分裂したのか?スキマには何があったのか?スティルネスがあった。

はじめにスティルネス(静寂)があった。

静寂、スティルネスと比喩されるのは、物質としてただ静かであるということではありません。日常の背景の、物質の背景にある静寂、それは音のことではなく、たとえば神社に行った時の、静けさ。スン、とした雰囲気。そこにある種の質感がありますよね、そんな感じ。

一方、感情。感情に支配された思考、ぐるぐる回り止まらない。その背景には自然界があり関係なく雲は流れ、空気を吸い、土を、水を、流れていく。感情(人間界)の背景には、かんけいなく流れる自然界があります。そして、さらにその背景にはスティルネスがあります。それは自然界の背景の自然界の秩序、生命の働き、超自然界、スティルネス(静寂)の世界です。

スティルネス(生命)に導かれる。

スティルネス、そこに回復の力があり、本当の自分の存在があります。思考や感情のせかいは人間界のもの、エゴの世界。その先にあるのがエゴでコントロールできない生命の世界。そこに本当のわたしがいる。

治したい、よくしたい、想いを遂げたい、、そんな人間の欲求を超えていくところ。何もできなくなった時に現れてくる治癒の世界です。

これがワタシと思っていたのは、感情や思考の領域にあるキズ、それをアイデンティティとして握りしめてきた。それは本当はわたしではなかった。透明になっていく。

スティルネスに触れる。

どうやって?受精卵が二つに分裂した、その隙間にはじめからあったもの、スティルネス(静寂)。そこにある。そのスキマは、大人になった今も、ある。我々を生かす力はまだやってきている。生きている限り、そこにある。

そのスティルネスに触れ、それを指標にリージョン(病変)を解消していくのが、オステオパシーのバイオダイタミクスでありバイオエナジェティックです。

(※余談。クラニオセイクラルのバイオダイナミクスは似てるといわれますがこのスティルネスの領域が抜け落ちてます。似てるのは、9年の学びであるオステオパシーのバイオダイタミクスから一部だけ抜き取り構成されたから。スティルネスは、オステオパシーのバイオダイタミクスやバイオエナジェティックに限らずあらゆるところにあります。神社にもあるし、ほかの分野、舞踏や料理や掃除や、、エゴを捨てていくと、人間のやりたいことではなくその背景にある神秘、スティルネスを尊重して突き詰めていくと、全ては同じだと思います。それを特に講座のコースの中心でともにあり、常にそこから外れることなくそこのみで学び施術しているのがバイオエナジェティック・オステオパシーです。クラニオセイクラルももちろんいいけど、生命の本質の世界、スティルネスから始めて常に共にあるバイオエナジェティックは違うものとして施術者を探してみてくださいむちゃ少ないですけど。。)

スティルネス、それは体のいくつかの場所にあります。そのひとつが横軸。いくつかの横軸に触れ、そこにあるスティルネスに触れます。それが簡易版のセッションとしてメニューに追加した『横軸セッション』です。

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この手法はわたしのロルフィング(ベーシック10シリーズ)で使われています。軽く触れるだけ、痛くない。服を着たまま受けられます。

 

 バイオエナジェティック・オステオパシー

人間の”意図”は、何をしても混沌を生み出してしまいます。(自然界に対して人間のやっていることを見れば一目瞭然。)欲求、要求、やりたいこと…。それらエゴは自然の調和から外れた存在であり、その場は良くても、調和を乱します。だから、やりたいことを離れ、自然界の秩序に従って施術をする必要があります。自然界の秩序に完全に沿い従う時、真の治癒が始まるのではないでしょうか?

オステオパシーとは、アメリカ発祥の医術。手技で治療する手術も投薬もできる医師です。(※日本では医師ではありません。)創始者のA.T.スティル博士は医師でしたが、手術や投薬での治療に絶望し、手技による治療を創始しました。体が整えば、治癒力を最大限に発揮し自己治癒する。バイオエナジェティックは、その中でも最も繊細な施術、微細な領域まで含めた施術です。

 

 

静かに軽く触れるだけ。バイオエナジェティック・オステオパシーの施術。

 

軽く触れるだけで体の自己調整能力、自己治癒力の現れを待っている‥。すると自然に整ってくる。体に備わる自然の治癒力による施術です。(なんのこっちゃ?というあまり世にない類の施術かもしれません。)

 

バイオエナジェティックの補足:体からフィールドまで、全体がいま必要とされる部分の深い解消が起こりつつ、フィールドが違和感や引っ掛かりがなくなり全体がひとまとまりに呼吸するように、均質に整っていく施術になると思います。(ある程度全体のフィールドが整うまで、それにともなった部分の解消が進みます。初めの段階ではおおまかな解消が起こります。※3〜5回の施術で全体が初めの段階の調和に至ると思います。その後はさらに詳細な次の段階に進みます。 )

 

  • 軽く触れるだけ、服を着たまま受けられる。痛くない。

わたしのロルフィングは『バイオエナジェティック・オステオパシー』の手法で施術されます。

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ロルフィングとは、”手技”のことではありません。『レシピ』に沿って全10回の施術を積み重ね、体が重力と調和していくこと。つまり、身体統合のための『プログラム』のことです。

各回のレシピの内容を達成できれば、手技は何でもいいのです。( ロルフィングの学校卒業後もそれぞれのロルファー(施術者)は学びを続けていますので、手技は多様です。)

わたしはバイオエナジェティック・オステオパシー(9年のカリキュラム)の学びを9年続けています。その手法を用いているので、軽く触れるだけ。服を着たまま受けられる。痛くない。静かな施術です。

 

  • 問題ではなく、健全を見つける。

世にあるセラピーのうち、問題(=歪み、病変など)を治そうとするのがほとんどすべての手法でしょう。しかし、バイオエナジェティック・オステオパシーは問題にフォーカスしても原因はみつからないと考えます。

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問題を見つけ、それをなんとかしようとする時、余計に問題は拡大し混沌としていきます。たとえその時は良いように見えても。わかりにくい話かもしれませんが、比喩的に説明すると、問題は問題そのものを見ることによって解消することはできません。問題の出所=問題の原因=問題を作ったもの、を見つけなければならない。それには問題そのものに着目していては、そもそも検討ハズレなのです。

例えばこんなファンタジーを。カラダが(物理的であれ感情的であれ)衝撃を受けた時、その衝撃が全体に波及し身体システムが崩壊してしまわないように、生命の叡智(=健全、体に備わる治癒の力)はそのエネルギーを一点に凝縮し、保持し、そこに配置します。それが、病変、歪み、問題。問題は、そこに配置され、全体を守っている。全体のバランスを保っている。これはいい/悪いという人間の判断や想いで、それを取り外してしまったら?崩壊します。生命の叡智の世界に、人間の意図は持ち込んではならない。

全体の癒しが進み、その問題の役割がもう終わった時、それは取り外されることができる。解消と同時に、健全=体に備わる治癒の力によって満たされていきます。

どうやるか?問題を問題として見つめても、原因はそこにはない。原因は?それを作ったもの。それは、健全=生命の叡智、が作った。見つけるのは、生命の叡智、健全です。それは、”静けさ”の性質を持っています。混沌(問題)の中に、静けさ(健全)を見つける。そこに、解消の力があります。

それが、バイオエナジェティック・オステオパシー。人間には何もできない。施術者は何者でもない。ただ、健全を見つけ、それと共にいる。そのとき、生命の治癒の方向が見せられ、それに従う。すると、治癒が起こる。奇跡だって起こり得る。それが、人の体のシステムなのだから。

 

  • 代謝(流れ)がキレイになる。洗われる。

代謝がひとつのキーとなります。代謝とは滋養を与え、老廃物を排出する。体のエネルギーを高め、質感をクリアに清浄に保つ。

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たとえば、都会のゴミゴミした雰囲気の場と、神社や清浄な土地との比較で、身体感覚的に感じられるように、人にもそのフィールドがあります。それは代謝を感覚的に捉えているもの(空気の流れ水の流れ、のように、)なのかもしれません。

カラダの液的フィールド(代謝)が澱んでいたり、本来の場所からずれてしまっていては本来の体の機能を十分に発揮できません。

どうやら、その代謝の淀み、体の液的フィールドの淀みは体だけではなく気持ちとも連動しているようです。液的フィールドが透明に、キレイになっていく。それはあなたの存在の仕方が変わるということ。あなたの感じる世界が変わってくる。