「セッション1直前→セッション10直後 」の順番に歩き姿が再生されます。

 

  • セッション1直前

左に傾いて歩いていますね。特に左側の胸郭〜腹腔が圧迫され、骨盤の左側が固まり伸びがありません。

全体的に見ると、猫背で胸の空間を圧迫して歩いています。特に左側の空間認識(視界や音の聞こえ方など)が狭いようですね。

空間的にみると、視界が狭く、全体的に内側に向かって縮こまっている雰囲気がします。

 

  • セッション10直後

まず、印象的なのが軽やかさ、雰囲気の軽さ、広がり。

頭が自由。安定しています。左側の骨盤の固まりが解放され歩きに伸びがあります。

背骨がスーッと軽やかに伸びています。その体の中心軸から周囲に放射するように空間の広がりを感じます。

上半身は、背中の広さ、胸郭/腹腔、体の内側の空間が広がっています。呼吸が深くなっていることはまちがいないでしょう。内臓空間が広がっていますので、内臓の働きも変わっている可能性は高いと思います。

セッション1直前の動画で見られていた体の歪みがずいぶん緩和されていますね。

 

 

シリーズは完結しましたが、1〜10までの変化の積み重ねは、その後半年から1年ほどはさらに継続して変化し続けると言われています。あとは、クライアントさまご自身の身体との対話。もしかしたら、別のボディワークやセラピーと出会うかもしれません。それとも、さらなる変化を求めてロルフィングのポスト10(10回ではなく単発)セッションを受けに来られるかもしれません。ご自身で選択し、次の段階に進んでいかれることでしょう。