体とトラウマ、Q&A

わたしのロルフィングを受けに来られるクライアントさまにはトラウマや心についてご興味のある方が多いようです。

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いくつかわたしの個人的な見解をボディワークの観点からお話しておけたらと思います。(※わたしは心理療法はしていませんので、心理療法を受けたい方は専門家にご相談してください。)


体とトラウマ、説明しようとすると結構専門的な話になってわかりにくい。。そこで、質問されたときの出来事を参考に、会話形式でお話してみましょう。

ゴジ子さん(仮名)
体が整っていない人の瞑想はよくないって解釈したけどなんで?具体的にどういう状態の人?

 

そして、ちゃんとする(しっかりする?)には何が必要(どうなること、状態)が必要なんですかー?
ロルファー

それは、SE(ソマティックエクスペリエンス)からの観点、あるいはポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)から言っていることで〜、

ロルファー

ぼくがSEを受けていた頃は、セラピストの方によく言われていたし、実際に瞑想すると調子悪くなっていたのでね。

ロルファー

で、その仕組みは〜、、。

ロルファー

ブログやトラウマワークの解説ページでちょくちょく触れられていたと思うけど、迷走神経の仕組み。



ゴジ子さん
ふむふむ。
ゴジ子さん
めいそう神経のしくみ、ね。
ロルファー

話長くなるで。。

ロルファー

なので、簡潔に言おう!

ロルファー

簡潔に言うってムズカシイ〜。もうちょい待ってー。

 

あかん、話しながら行こう。トラウマ化する仕組みって知ってる?ポリヴェーガル理論。(多重迷走神経理論)



ゴジ子さん
ぽりべーがる理論、、
ゴジ子さん
しらにゃい。
ロルファー

にゃるほど〜。

ロルファー

スティーブン・ポージェスのPolyvagal theory.

ロルファー

・生存のために動物には3つの作戦がある「逃げる・闘う・凍りつく(死んだふり)」

ロルファー
OK?


ゴジ子さん
死んだふり、、。
ロルファー

ふむ、でその(3つの)行動を支配している神経系がある。

 

『交感神経』と『副交感神経』。神経系を興奮化させるのと、沈静化させる。

ロルファー
ここまでOK?


ゴジ子さん
うん。
ゴジ子さん
神経が、高ぶったり、落ち着いたりする、ね。
ロルファー

しかーし、ポリヴェーガル理論で大事なのは、

 

「副交感神経」には進化の過程から2つに働きが分類される。それが、『背側迷走神経』と『腹側迷走神経』。

ロルファー

・(つまり、交感神経と副交感神経の二つだけではなく)3つの神経系があるということ。

 

①腹側迷走神経、②交感神経、③背側迷走神経、



ゴジ子さん
迷走神経、、。
ゴジ子さん
なんかむかし聞いたことある気がする。
ロルファー
ここでいう副交感神経(①腹側迷走神経と③背側迷走神経)が神経系の「興奮を抑える」働きをするのね。
ロルファー

さて、ちょっと話は逸れて〜、、。3つの戦略のうち、

「逃げる/闘う」反応で生き延びた場合はトラウマ化しない。

 

しかし、「凍りつき反応」ではトラウマ化する可能性がある。

ここはOK?



ゴジ子さん
トラウマは「こころではなく、体にある」ってやつね。
ゴジ子さん
それくらいしってる。(ウソ)
ロルファー
(まじ?)それはなぜか、神経系の働きをみてみましょー。
ロルファー

逃げる/闘うモードの時、「②交感神経」のエネルギーが高まって(!)、、めっちゃ逃げるとか闘うとかします。、、そして、その行為によって神経系のエネルギーは消費され、エネルギーは身体から発散されて残りません。これOK?

ロルファー
この話、、興味ある?


ゴジ子さん
うん。(ウソ)
ロルファー
しかーし、凍りつき反応では、、。
ロルファー
(次のようなプロセスで、エネルギーが極限状態を超えます。)

 

逃げる/闘う反応で、、めっちゃ頑張って、、「①交感神経」が高まります。高まって、高まって、、もうめっちゃ高まります。。(必死で逃げたり戦ったりします。)

 

やばい〜、、(もう無理や、逃げきれない。。)神経系が限界に達した時、、システムをシャットダウンします。死んだふり、気絶、、します。

 

これが、凍りつき反応ですね。

ロルファー
こうなると、、痛みを感じません。脳内麻薬が出てます。気持ちい感じ。食べられても。。我いまここにあらず。
ロルファー
ここ、、ひとつのポイントですね。
ロルファー
さて、では神経系のエネルギー状態をみてみましょう〜。

 

「②交感神経」が限界まで高まって、、このままではシステムが耐えられない、、シャットダウンして麻痺させます。その、シャットダウンさせる神経系が「③背側迷走神経」なのです〜!

※この動画では死んだふり状態を麻酔で引き起こしています。(11:40から、しろくまをヘリで追いかけ、麻酔銃を打ち込みます。 13:18あたりで、しろくまが麻酔から覚める様子が撮影されています。)

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身体システムのシャットダウン

ヘリで追いかけられ、交感神経は高い活性化状態となります。その後、麻酔を打たれることでシステムはシャットダウンされます。このとき、交感神経の高い活性化は解放されないまま閉じ込められ身体システムの中で回りつづけています。

脱活性化(目覚めへの解放)

麻酔から覚める時、しろくまはしばらくの間、震え続けます。これをdischarge(脱活性化)といい、閉じ込めれれていた神経系の高い活性化を解放しているのです。 自然界の野生動物はこの脱活性化を自然と行い、神経系の活性化レベルを下げています。

(※人間は大脳が発達しているため、社会的にここは泣くべきではない、、などと解放の機会を失い脱活性化に失敗します。あるいは、麻酔など。



ゴジ子さん
③背側迷走神経が、むりやり強制終了させるのね。
ロルファー
そう。
ロルファー

ここでは、③背側迷走神経をめーっちゃ高活性化させて、高まっている②交感神経を押さえ込んでます。つまりー、「限界まで高まった②交感神経系」+「限界まで高まった③背側迷走神経」=きゃー!という神経系の限界を超えた高まり。。が体の中に閉じ込められているのです。

ロルファー
はー、話がながいな。。


ゴジ子さん
がんばれー!
ロルファー
つまり、神経系の活性化が高いと、しんどい。
ロルファー

そゆこと。

ロルファー
OK?


ゴジ子さん
(話すの飽きて来てる?・・・。)
ゴジ子さん
あきらめた?
ロルファー
まだ。
ロルファー
そこで、この図を見ておくれ。わかる?
ロルファー
神経系の活性化の状態と、どのモードにいるか。を表している。

 

①普段の安心安全の状態。(”腹側”迷走神経が優位) 
②逃げる/闘う(交感神経が優位)
③凍りつき(背側迷走神経が優位)
ロルファー
でー、日常のしんどさにこの図を当てはめてみると?
ロルファー
たとえば、その人の通常状態の神経系が②エリアの高い状態をいつもウロウロしているような神経系の「パターン」だと?

脅威にいつも対応しているような=神経系の状況にいる、、そんな神経系、、それは、イライラとか逆に落ち込みとか。。を感じている神経系の状態(たぶん)
ロルファー
②エリアと③エリアの間辺りをウロウロしてたり、、吐くとか、頭いた〜、とか。
ロルファー
一方、③の凍りつきのエリアにいるときは、ぼーっとしたり、なんか現実感がなかったり。今ここにいない。(覚えあるでしょ?)あるいは、


ゴジ子さん
①②③全部あるあるー
ロルファー
あー、疲れてきた。。ちょっとペースを落としましょう。。ちなみに、これらはおいらの解釈も入っているので、間違いあったらごめんね。


ゴジ子さん
う、、うん。
ロルファー

 で、トラウマ化されているとは?

 

神経系のエネルギーが「常に高い」、あるいは、「ちょっとしたきっかけで、すぐに神経系が高まってしまう」、そしてその高い活性化を「自然に解放して低いエネルギー状態に帰ってこられない」、、というパターンを持っている、といえますな。

 

(※健全な神経系とは、①エリアの安心安全モード、哺乳類として、社会生活を営める、コミュニケーション、笑顔、そんな状態にいること。あるいは、何かのきっかけで逃げる戦うモードになることは必要ですが、そこから通常の安定モードである①エリアに”自然と”帰ってこられる柔軟性を持った神経系であること。)
ロルファー
そう、では、SEでは何をするかというと、目標は。。

 

このわけのわからん神経系のパターンを徐々に変えていき、安心安全モードに自然と帰ってこられるようになること。

 

神経系が活性化しても、自動的に脱活性化し、通常モードに戻ってこられるようになること。
ロルファー
それと、この神経系を巡り続けて解放されず、体に溜まっている高エネルギーを徐々に解放していくこと。
ロルファー
このとき、SEで大切にしている原則は、少しずつ。少しずつ解放すること。大切なのは、柔軟な神経系をもつこと。いっぱい一気に解放してカタルシス(崩壊による恍惚感)を経験することではない!
ロルファー
一気に大きな解放をすると、リバウンドして余計に神経系を乱す。
ロルファー
強烈な刺激を与え続けて、叫ぶ!とか、何かを殴り続けて解放する!っていうワーク、これは逆効果。危険。

 

わかりやすいし、その場では開放感をえられるので、一般受けしてありがちだけど、、。危険、トラウマの追加になってしまう。


ゴジ子さん
一気に解放させるワーク、、。逆効果。。
ゴジ子さん
あなたも昔、それやったことあるって?
ロルファー
そうね。もうやらないね。後々調子を崩すし。
ロルファー
神経系の観点から、解説すると。。

 

トラウマを多く抱えた人、つまり、もともと高エネルギー状態だからしんどい人。カタルシスのワークでは、さらに交感神経を活性化し続けて、、振り切れるまで高エネルギー化していく。。そして、シャットダウンして、凍りつき反応の領域までいくと、、ボーとしたり、気持ちよくなったり。開放感をえたり。。脳内麻薬が出ています。
ロルファー
さて、そろそろ質問(体が十分に整っていない人が瞑想するのはよくないの?)の答えに近づきましたね〜。


ゴジ子さん
きたきたー
ロルファー
SEの、神経系の観点から見ると。
ロルファー
脱活性化(エネルギーの解放)をさせる神経系は「”腹側”迷走神経」です。安心安全モードで活性化している神経系でもあります。この”腹側”迷走神経が活動するようになっていくことはSEの目標です。。
ロルファー
しかし、背側迷走神経を活性化させることは、SE的にはNGです。

 

なぜなら?

 

トラウマ=凍りつき反応=「アクセル全開(交感神経の高活性化)+ブレーキ全開(背側迷走神経の高活性化)」

 

そのブレーキ全開にしている背側迷走神経をさらに高めるパターン⇒つまり、トラウマのパターンを強化して作り上げてしまうから。
ロルファー
(※補足)

 

”腹側”迷走神経は、徐々に健全な脱活性化を促す神経系です。背側迷走神経が急ブレーキだとすると、”腹側”迷走神経はマイルドなブレーキ。

 

背側迷走神経の急ブレーキは、神経系の活性化をさらに高めて、全開のアクセルを解放せずに無理やり急ブレーキで押さえ込んでいるため、異常な活性化状態です。

 

しかし、”腹側”迷走神経は徐々にゆっくりと神経系のエネルギーを抜いていく、健全な解放のブレーキです。


ゴジ子さん
わーーーー!!!
ロルファー
瞑想では、、?
ロルファー
背側迷走神経が活性化されるのです。

 

(SE的には”腹側”迷走神経を強化していきたいのに。)
ロルファー
。。というのが、「神経系」から見たお話。

 

しかし、僕は神経系が人間の全てだとは思っていなくって、これだけが原則とは思っていません。
ロルファー
神経系とかSEの領域しか知らない人は、もっと他に癒しの力があることを考慮してないしね。


ゴジ子さん
呼吸法で、腹側迷走神経は活性化される?
ロルファー
呼吸は腹側迷走神経支配だねえ。されると思うよ。けど、SEはこれだけではなくって、いいものが多ければいいっていう考え方でもなくってね。。実際にやってみて、シンドイようならやめとくのがいいかな。。
ロルファー
あー、まだいっぱいいいたいことあるけど、ちょっと疲れてきた〜。


ゴジ子さん
しんどいとは例えばどういう状態を言ってるの?
ロルファー
(あとで言う。)
ロルファー
瞑想でもポイントは、「今ここにいること」。

 

妄想や思考や感情にはいって行ってしまう(今ここにいない、現実に、周りに気づいていない状態)ようなら、それは違う方向に行っているかも。

 

トラウマの渦に入って行ってしまい、ぼーっとしたり、痛みが出たり、苦しくなったり。しんどいっていうのはそういうこと。あとは、瞑想終わりで現実の生活がしんどくなったり。
ロルファー
(※補足)

 

目をつむると、外の世界と切り離されやすくなり、自分の内側に引き込まれやすくなる、、つまり、トラウマを多く抱えた人はトラウマの渦に巻き込まれやすくなる。なので、体が十分に整っていない人は目をつむって集中する類のワークは要注意ですね。

 

やばいな〜、とか、どこかに行ってしまって現実の感覚が薄くなってしまっていたら、目を開けて周りを見回す、などの対処が必要です。

 

しかし、気づいたときには深いトラウマの渦に巻き込まれてしまっている、ということが少なからず起こり得るので、すぐにしんどくなりがちな方は体を整えることをまず考えてみるのがいいかもしれませんね。
ロルファー
けど、もう一回言うけど、このSEの原理が全てではないと思ってます〜。


ゴジ子さん
ふーん。
ロルファー
もう一個質問があったね。

 

>そしてちゃんとする(しっかりする?)には何が必要(どうなること、状態)と考えてるのですかー?
ロルファー
それは、体が本来の機能を取り戻していること。健康であること。たとえば、ロルフィングで身体の構造が整ったり、施術で本来の機能、命の力が表現されていたり。
ロルファー
こころをなんとかしようというより、体が整えば、、。というのが、僕の体験です。

※もちろん、ボディワークは心理療法を目的としていないですので、精神疾患のあるかたは医師の許可が必要ですし、治療はできません。あくまで体が整うこと、を目的にしたものです。




ゴジ子さん
SEあんまり興味ないの?あらそうなの。
ロルファー
SEに最近興味がなくなってきてるのは、

 

SEは体の中でも神経系しか見てないし、 体の現実の全体から見ると、ほんの一部、 しかも治癒力の観点から見ると、かなり表層しか扱っていない限定的なもの。という感じがする。

 

ただし、この3次元の現実世界では役に立つと思うけど。 癒しという世界では、かなり限定的。という感想です。

 

SEで”10”の変化がやっと起こるとき、施術では”10000”の変化が深いところから根本的に起こる。そんな感じがする。
ロルファー
身体構造が整うので、 グラウンディングするし、圧縮されていた体が広がるので、呼吸や代謝が変わり、、 それにつれて、心の有り様も変わっていく。というのが一般的に見られる。

使っている手技は、身体の本来ある機能、 命のリズムや身体の力が現れてくるような、施術。


ロルファー
あと最後にひとつ言うとしたら、これは完全に個人的な感想なのだけれど、、。

『人の全体を扱う、とは?』ということが、何らかのセッションをするときにはテーマになってくると思います。

なにか、常識とか、偏見、思い込み、、そういったところを全部外せたら。。何が起こるのでしょうか?人とは一体何なのでしょうか?

そこを扱うとき、、

たとえば、最近SEの友人とお話をしていて、あるSEのクラスで『愛』ってなんですか?という質問に対して、講師の方はこう答えたらしいです。「神経系に渦巻く未解放の高エネルギー、、それが渦巻いて高いトラウマ化状態にあるような人は、現実感を失っている。愛とか、愛って何?というような、抽象的な話にすぐに移ってしまうというのは、高い活性化状態にあるトラウマ化された人に多い。」あるいは、ここでは言いませんが、別の話題で人の性質には人食いの性質が誰にでもある、など。。

(※ここでSEの世界からみた「愛」とは、ボディワークの世界から見ると、、本当の「愛」ではなく感情の「愛情」の話をしています。それは、愛ではない、そこには癒しはありません。感情では癒しはない。)

もちろん、クラスの流れはこれだけではないでしょうし、人づてに聞いているので、その場の空気もわかっていませんが、そう、、人とは何か?そのときの見方、焦点の当て方、何かそれではつまらない、、そして、そうじゃない。ということをボディワークの世界、バイオダイナミクスの世界で、見てきた私からは、その世界にはもう戻れないな。SEのトレーニングは途中で休止していましたが、これ以上はもう十分だな、と思いました。

※SEのセッションでも、トラウマの凍りつきから解放され、この世に生き帰ってくる、美しい瞬間があるそうです。

(SEの知識は、深いボディのセッションになってくると、邪魔になってきます。深い領域では、体の原理原則は変わってきます。たとえば、通常レベルの世界で通用するニュートン力学と極小の世界で働く原理の量子力学のように。まったく通用しなくなってくる。)

光の当て方が違う、どことつながって人と対面しているのかが違う、、。ひととは、、。想像もできなかったような、あるいは、空想の世界だと思っていたようなことが、現実の超繊細なボディワークの世界には表現されてきます。あなたが知らないこと、、。

それは、もうただのワークではなく、私にとっては生き方です。
ロルファー
『愛って何?』
『この世で生き難い、、。』

そういった人たち。
トラウマ化された高エネルギーの人?

ロルフィングやバイオダイナミクスの世界観では、僕はこう思っています。

『とても繊細な方たち、この世に癒しをもたらせることのできる力を秘めた人たち。』

たしかに、この三次元の世界で生きていくためには、神経系など「体」の癒しが必要でしょう。そこの解放や統合が、次の段階にいくためには必要です。

その先に行く、あるいは、その過程で、あなたには癒しが行われ、たくさんの学びがあり、、そして、癒し手として再びこの世に立てるようになる。

癒し手と言っても、
それはボディワークに限らず、もしかしたらアート系かもしれないし、、SEなのかもしれない、いろいろあると思います。

この世の成り立ちって、何だろう?

ただ、この三次元の世界が広がっているだけ?として、真実とは何だろう?と彷徨ってきましたが、

どうやら、この世界は多次元のようです。

より繊細な世界が、日々の生活と並行して存在する。ニュートン力学の背景に量子力学があるように。

繊細な方たちは、より薄い世界とのつながりが強く、この三次元の荒い世界はツライ。うまく振る舞えないし、刺激が強すぎる。疲弊してしまう。。

しかし、自らのトラウマを癒し、この世界で立てるようになっていく、、そのつながりの中で、世界の真実を、この世界に現していける。人を癒し、自らも癒され不思議な世界を探求していく。

抽象的、比喩的ですが。。そんな気がするんです。

わたしたちの本質とは?トラウマがどうことか、傷がどうのとかではない、、それ自体は本質の光を遮っている歪みでしかない。その歪みにフォーカスしても遮るものが拡大していくだけ。本質の光が現れてくること、それが、ボディワークのアプローチです。静けさ、、そこに光があります。