神経系とトラウマ



  • 前置き、心理セラピーとカラダ


なんでこんなに周りの刺激に弱いんだろう?
なんで、他人の感情がすぐ自分に移ってしまうのだろう?





心理セラピーや感情を扱うワークでなぜ、回復しないのか。
問題を見ていき、深く掘り下げることで、
なぜ回復しないのか。


時代の中で、
様々なワークは、
どのような変遷をたどってきたのか?


一部をご紹介しましょう。
新しい目線、別の視点をもって、
そのワークを、見てみると、、
やっぱりいいワークだと思うかもしれないし、
どうかと、疑問を持つかもしれません。


ここでは、私の体験から見た
ただ、一滴の提議です。




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トラウマを扱うとき、
注意すべきことがあります。
しかし、それは
一般のセラピーや自己探求を続けてきた人にとっては、
自己との矛盾を感じるかもしれません。

ただ、ここでは、心理や感情ではなく、
体から見たトラウマの
事実のお話、、。



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  • トラウマとは、未解放の負荷エネルギー

 

トラウマとは何か、
どのようにしてトラウマ化するか、、
それは、話が長くなるので、ここでは割愛します。(後ほど少しお話しします。)
(※こことか、こことか、ここのページを、参考にしてください。)


物理的な体、とくに神経系に特化してみてみると、
トラウマとは、体に閉じ込められた負荷エネルギーです。

 

(11:40から、しろくまをヘリで追いかけ、麻酔銃を打ち込みます。 13:18あたりで、しろくまが麻酔から覚める様子が撮影されています。)

 

簡単に言うと、こちらのしろくまくんが、
逃げ切れずに、凍りつき(ここでは麻酔)反応に至ったときに

起こった事は。。

 

それまで全力で逃げていた=神経系の活性化エネルギーがすごく高まっていた、、のが、

麻酔により、急激に身体システムが停止した=凍りつき状態(フリーズ、気絶)、、になりました。

 

このとき、さっきまで全力で活動していたエネルギーはどこにいったのか?

解放されたり、消費されたりしていません。

体の中に閉じ込められています。


麻酔から醒めるときに、(深呼吸したり、ブルブル震えたりして、、)
溜まっていた神経系の活性化エネルギーが、、

徐々に解放されていきます。。



これが、解放されずに体の中(神経系)を回り続けているとき、
トラウマ化されたということになります。
神経系には常に危機に瀕した状態を溜め込んでいます。


トラウマから回復するということは、
ひとつは、この神経系に溜まったエネルギーを解放する
ということです。
(※もう一つあり、そちらのほうがより大切です。)

 

**

 

 

  • トラウマから回復するということ、二つの要素


トラウマ化されたときに、何が大変か?というと、
2つあります。

①神経系に高負荷のエネルギーが溜まって回り続けている
・ひとつは、先のに見たように、
この未解放のエネルギーが解放されずに
ずーっとトラウマの負荷がかかり続けた日常を送ることです。
この莫大なエネルギーを消費続けている、、と考えるだけでも大変そうですよね。

②神経系が柔軟性を失い、適応力を失った(少しの刺激ですぐに危機モードにシフトしてしまう)パターンになっている。

・もうひとつが、
この負荷エネルギーのために、神経系が柔軟性を失い、
世界に対応できなくなっていることです。これも、しんどい。


神経系が柔軟性を失っているとは、
どういうことか?


健康な神経系を持ったひとは、
外界の刺激(何か物音がした!)というときに、
神経系は活性化して負荷エネルギーが高まります。しかし、
周りの状況が安全であったなら(たとえば、ドアが開いたけど、危険はなかった。など)
自然と脱活性化し、負荷エネルギーは自動的に解放され、日常に帰ってきます。



しかし、
柔軟な神経系を失っているひとは、
外界の刺激に対して、安全を確認しても
脱活性化(自動的な解放)が行われず、、神経系の負荷エネルギーがどんどん溜まっていきます。

 


活性化して負荷が高まったら、自然と脱活性化し安全な日常に帰ってくる。
それが、健全な神経系なのです。これだと、ラクです。
人とやりとりしたり、社会生活が営めるようになります。



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つまり、トラウマ化された体、神経系を回復させるためには、
2つの観点が必要です。
・溜まった負荷エネルギーを解放すること。
・活性化して負荷が高まったら、自然と脱活性化し安全な日常に帰ってくる、、柔軟な神経系を取り戻すこと。


とくに、2つ目が大切です。


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  • セラピーの、二つの鉄則


なんでこんなに周りの刺激に弱いんだろう?
なんで、他人の感情がすぐ自分に移ってしまうのだろう?


この一つの答えは、
神経系の観点から見ると
上記のように、神経系の柔軟性にあると、いえます。


神経系の柔軟性を取り戻すこと、
これが、体から見た回復のキーとなるでしょう。


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さて、このとき
どうやって
トラウマから回復するのか、神経系から見た観点をご紹介しましょう。


これは、多くの心理セラピーの(神経系から見ると)間違えた、
考え方を説明することになります。




鉄則として、2つあげましょう。
・悪いところ(問題点、感情など)を掘り下げていかないこと!!!
・解放は、徐々に少しずつ。少しであるほど効果が有る。



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  • トラウマと回復の、関係性と性質


トラウマのモデルについて。

なにか出来事があり、トラウマを受けたとき、
このような図解で説明されることがあります。

 

 

・トラウマの渦が出来たとき、必ず、それに対応する回復の渦が出来る。


ここでは、黒(赤)色がトラウマの渦、
青色が、回復の渦。とします。



一般的に、心理セラピーや感情のワークは、
黒色のトラウマの渦、問題点や、感情を
感じさせようとします。
トラウマの渦に深く深く引き込まれていきます。
ここには、リソース(回復のための力)がなく
回復はありません。どんどん、深みに入っていく。


しかし、この方向性を続けていくと、
感極まって、泣いたり、、ときには叫んだり、します。
これを解放だ!と、見られたりするようですが、
完全に間違いです。

 

 

(※涙について、

このように活性化が高まり崩壊するときに泣く涙はNGですが、

静かに流れ、落ち着く方向に向かう涙は、ただしい解放のサインです。)


これは、何が起こっているかというと、
神経系は、活性化を高め負荷エネルギー(本来は解放したい)はどんどん溜まっていきます。
あるとき、限界値、許容範囲を超えたとき、システムは崩壊して停止します。
そのとき、脳内麻薬が出たり、ホヤーッと現実感を失ったり、
平和を感じたりするかもしれません、しかし、


これは、許容を超え耐性を超えた、システムの崩壊です。
負荷エネルギーは余計に溜まり、より悪い状況です。

通常システムは、活性化して脱活性化することで健康を保ちますが、
脱活性化のない状況で、どんどん活性化状態を高めていく。。
神経系はより柔軟性を失います。


先に挙げた2つのトラウマからの解放の要点2つともが
失われています。
(・溜まった負荷エネルギーを解放すること。
・活性化して負荷が高まったら、自然と脱活性化し安全な日常に帰ってくる、、柔軟な神経系を取り戻すこと。)



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  • 体からのアプローチ


では、体へのアプローチによるトラウマワークでは
どのようなアプローチをするのでしょうか?

ここではSE(ソマティックエクスペリエンス)を
見てみましょう。

 


2つの要点をあげましょうか。
・問題(トラウマ)に取り掛かる前に、リソース(回復の力)を育てる。
・問題を直視し過ぎないこと。ほんの少しだけみる。少しだけの解放を促す。少しだけ(!)。


図の右の黒い人で表したように、
問題を直視すると、一気に深いトラウマにまで到達してしまい
許容範囲のない人は、何かが噴出してきたり
余計にトラウマ化されてしまう危険があります。


SEでは、左の緑の人で表したように
回復の渦と、トラウマの渦を行ったり来たりし、
(赤色と青色の渦の間で、解放が起こります。)
徐々に少しずつ少しずつ何度もセッションを重ねて
少しの解放を行い、青色の回復の渦を強化し、
少しずつトラウマを掘り下げていきます。
かなり、少しずつ注意して。。




ですので、
トークセラピーなどで感情や問題をどんどん深掘りさせていくワークを見聞きすると
こわい!と思います。



**



さて、しかし!
これは、神経系の観点だけから見た
原理原則であって、これが全てだとは、
私は思っていません。


。。


とくに、人間の体の全体を、
物理的な体を含めた、
もっと精妙な命の法則をもった
世界観では、SEの神経系だけのお話は
当てはまりません。


。。


なので、
それぞれのワークには、
この神経系の領域以外の領域で、
なんらかの癒しが起こっていることは、ありうると思います。



ただ、このSEの観点は、
物理的な体を持った存在である
我々の、回復の過程には、知っておくと良いと思います。



神経系だけではなく、

体の全体からみたトラウマののお話は

またこんど。

 

  
 


  • 再トラウマ化を防ぎ、回復へ向かう方法


トラウマを抱え、
それを解決する。



この現象を、
神経系のエネルギーのやりとりとしてみると。。



**

・トラウマ化の段階



先の記事の、しろくまくん。
動画がありましたね。

 

(11:40から、しろくまをヘリで追いかけ、麻酔銃を打ち込みます。 13:18あたりで、しろくまが麻酔から覚める様子が撮影されています。)

 


全力で逃げていて、麻酔で凍りつく、、。
そして、
麻酔から醒めるときの
震えや深呼吸、、で、負荷エネルギーを解放して、
日常に帰ってきました。


その、負荷エネルギーを解放できなかったなら、
そのエネルギーを抱えたまま、日々を生きていくことになります。
これは、しんどい。
トラウマ化された。


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・トラウマセラピーへの耐性



その負荷エネルギーを
セラピーなどによって解放する、
そこで、見極めなければならないのは、
その方はどのくらいの負荷に耐えられる
神経系を持っているか。


つまり、どのくらいの
しんどさに耐えられるのか。



です。





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・器(神経系の耐性/適応力)を育てる



トラウマを扱うには、
その感覚や感情、痛みや出来事に対して、
いま、ここに自分を保っていることが必要です。


扱うトラウマが、その人の今の身体システムにとって
大きすぎる時、
圧倒されてしまいます。

神経系は、負荷エネルギーを解放する「脱活性化」に至ることができず、
さらに活性化が高まり、、泣いたり、、叫んだり、圧倒されるような感情が出てきたりします。
さらに、さらに、刺激を与え続けると、やがて、、。
その場から乖離する、
さらに高い負荷エネルギー状態である凍りつき状態に至ります。

なので、
扱うトラウマ(悪い事)は、十分に小さいことが必要不可欠です。


扱えるトラウマは、
その人の神経系の許容範囲によります。
その許容範囲を器として表すと、、。

器が大きければ大きいほど、
その中に入る、つまり、扱えるトラウマに耐性を持っているという事。

その器(神経系の柔軟性)が小さいうちは、
十分に小さなトラウマを扱う必要がある。

十分に小さなトラウマを扱う事で、
何をしているのかというと、
ほんの少しだけの、エネルギーの解放と
ほんの少しだけの、脱活性化のパターンの学習です。

(パターンとは、、柔軟性を欠いた神経系とは、少しの刺激で一気に活性化が高まってしまう状態です。すぐ泣くとか、すぐいっぱいいっぱいになってしまう。とか。そのすぐに乱れる神経系のパターンを少しずつ変えていく、つまり、活性化が高まっても、脱活性化するような新しいパターンを体で覚えていく、というプロセスです。時間がかかります。少しずつ、少しずつ。わたしは、2年半かかって、すこし回復した。あとは、ボディワーク、ロルフィングやバイオダイナミクスで回復してきました。)

外界からの刺激ですぐに圧倒されてしまう神経系から、
より柔軟に適応できる対応力のある神経系、
つまり、より大きな器になるように、器を育てている。


※一気に解放させたり、問題を掘り下げすぎると、
余計に神経系は乱れ、トラウマは追加されていきます。
器を壊してしまうのです。

嫌な感覚や問題点(トラウマ)を見るという事は
どれほど注意が必要か、
わかるでしょうか。


**


・いいところだけ、見ていてもトラウマ化される


悪いところ(トラウマ)を掘り下げすぎると、
再トラウマ化されてしまうといいました。


では、いいところだけ見ればいいのか、
というと、それでもトラウマの渦に引き込まれてしまう危険性があります。


先の記事で書きましたこちらの図、
黒(赤)い渦のトラウマを掘り下げると、どこまでも強いトラウマに引き込まれていきます。
同じように、
青い渦(回復の力、リソース)を掘り下げていくと、、どうなるか。

こちらもどんどん強い刺激、活性化して渦が深まります。
すると、ある時点で、
ひゅいっと、逆の渦に移ってしまう。という現象が起こります。

(それほどトラウマの渦が引き込む力は強いのです。)

 


つまり、
どんどんいい感覚を追ってそれを強めていくと、
あるとき、
急に逆の嫌な感覚(トラウマ)の渦に移行するのです。
それは、表層の浅い感覚ではなく、すでに青い渦を伝って深層にまで潜ってしまったレベルの
トラウマの感覚に、です。


トラウマに、
圧倒される。


なので、
SE(ソマティックエクスペリエンス)など
トラウマセラピーでは、
良い感覚にフォーカスし続けるという事も、しません。


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・トラウマの解放は、振り子で起こる


悪い感覚(トラウマ)も良い感覚(リソース)も
焦点を当てすぎると、再トラウマ化されてしまう。
とすれば、どうすれば安全にトラウマを解放できるのか。


その方法は、
振り子です。


その方法は、
良い感覚(リソース)を感じて、十分に器が育った時
ほんの少しだけ、悪い感覚(トラウマ)を感じる。

すると、トラウマの渦に引き込まれる事なく、
リソースの渦に帰ってくる事ができます。

 

(ここで扱うトラウマが大きすぎると、リソースの渦に帰ってこられずに、

トラウマの渦に引き込まれ深く入り込んでしまいます。)


図の緑色の∞のルートですね。

これが、その方法です。
このとき、何が起こるかと言いますと、
トラウマの渦から、
リソースの渦に帰ってくる時、
その転換点で、小さな解放が起こるのです。


トラウマを扱えるまで、
十分に器が育った時、できることです。


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これが、物理的な体、神経系から見たトラウマの扱い方です。


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・感情や思考や想いから、体に残るトラウマの解放はできない



上記のように、トラウマとは、
体に溜まった未解放の負荷エネルギーだとすると、

感情や思考を掘り下げて、その感覚を味わおうとか、過去に起こった現象理解しようとかする
ということは、
危険であり、解放は起こらない、

ボヤーッとしたり、泣き出したり
解放された、と思っている時は、
実は、余計に負荷がかかり、再トラウマ化され
システムが乖離(凍りつき反応。いま、ここにいない。)している、ことが多くあるようです。



**


では、どうしたらいいのか
SE(ソマティックエクスペリエンス)を学んでみたり、
SEのセッションを受けてみて、どんな違いがあるのかを感じてみるのもいいかもしれません。
が、SEのセッションを受けてみても、ほんの少しずつしか解放しませんので、
よくわからない、かもしれませんが。。


本がいくつか出ているようですね。
わたしが学んでいた頃出ていた2冊はもう絶版でして、
こちらの2冊は読んだ事ないですが。

『身体に閉じ込められたトラウマ:ソマティック・エクスペリエンシングによる最新のトラウマ・ケア』ピーター・A・ラヴィーン (著),
『「今ここ」神経系エクササイズ 「はるちゃんのおにぎり」を読むと、他人の批判が気にならなくなる。』浅井咲子 (著)



**


ただし、体の全体、命の原則はここに全てが収まるわけではありません。
神経系に特化した、SEの原則だけが全てではない。と、思っています。
その話は、またいずれ。


  • なぜ感情や思考ではなく、感覚なのか?


感情や思考ではなく、
感覚、身体感覚を扱う、
つまり、体を扱う。

そのわけは、、。


**



まずは、こういう
考え方をしています。

。。

 

 

  • 脳の構成


第一層目。
感覚器官があり、現実を感じる。
身体感覚がある。

第二層目。
感情。

第三層目。
思考。


このように、脳は構成され、
情報は下層から上層に向かって流れていく。
脳の情報処理の流れ。
(たぶん、合っている。)


つまり、

思考がある時、必ず、感情がある。
感情がある時、必ず、身体感覚がある。


**


思考や感情があるとき、
その元となっている
身体感覚が、必ず、存在する。


その大元を
扱う事が、必要。

いくら感情や思考へ
アプローチしても
元となる、感覚を扱わなければ、
根本解決はない。


という、
神経系から見た
感情や思考の見方。


身体感覚、つまり、
体を扱わなければ。



**



感覚、つまり、体。
体、つまり、神経系。

としたとき、
神経系と

感情や思考との関連は?


**

  • 神経系の3つのモード

動物には3つの神経系のモードがあります。

 


・安全モード
(日常、安心、安全、社会生活を営む、人とのやりとり、自由なコミュニケーション。神経系は落ち着き、活性化は低い。負荷エネルギーは低い。)

 


・逃走/闘争モード
(危機と対面した時、逃げる/闘う。神経系は、興奮し、活性化する。エネルギーは拡大していく。)

 


・凍りつきモード
(死んだふり。逃げる/闘う反応で、敵から生き延びる事ができなかったとき、最後の手段として、死んだふりをする。凍りつき反応、気絶、フリーズ。この状態は、逃げる/闘う事で神経系をめぐるエネルギーが拡大し、許容範囲の上限値を超えると、いきなりシャットダウンする。振り切れた状態。活性化のエネルギーは、超高い!カチカチまたは弛緩して死んだようになっているが、神経系のエネルギーはありえないほど高い状態。)


**

  • 3つのモードが与える、感情や思考への影響


危機的状況(逃走/闘争モード)や、
解離状態(凍りつきモード)、、

それに対して
落ち着いた状態(安全モード)。


このそれぞれの

神経系の状態と、
思考や感情の関連は
どうなるでしょうか?

そう、思考や感情は、
感覚、体、神経系の状態と

連動していると
思いませんか?


たぶん。
 

活性化が高く、逃走/闘争モードのとき

不安、イライラ、悲しい、怒り。

 

活性化が超高く、凍りつきモードのとき

ぼーっとして、人とやりとりできない。

うまく話せない。

頭が熱くて、現実感がない。

生きている感覚がない。

寝ても寝ても寝ている。ただ、動けない。

 


体(神経系)を扱う事、
それが、
根本の解決への道になる
可能性の理由は、
ここにもあります。